>> はじめに、ご注意事項。
・自分的に、やんちゃ設定ありの方向で少し続けます。
・特定の表現を好まれない方は、
読まないで、回れ右で、よろしゅう<(_ _)>
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>>015の続き
ブルブル、ブルブル、……
その振動に不快感を覚えて、胸元を探る。
左ポケットに納まっていたのは、携帯だった。
普段であれば、枕元に有るはずのもので――
ぼんやりとした思考の中から、
まず目を開ける。
キー操作で、OFFにした目覚ましが恨めしい。
(学校に行かなきゃ。)
と、起き上がる
が、狭い空間によって、その動きは拘束される。
「もう起きるのか?」
眠そうな声が、右から聴こえる。
「良浩?」
「なんだよ。」
「どうして、今、車の中なんだよ。」
「お前が起きないから、付き合って
野宿してやったんだよ、有難く思え。」
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