「w*k創作」 side-015 走るのに理由なんていらない
>> はじめに、ご注意事項。
・自分的に、やんちゃ設定ありの方向で少し続けます。
・特定の表現を好まれない方は、
読まないで、回れ右で、よろしゅう<(_ _)>
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集合場所は、港の桟橋。
その中で、最も目につきにくい9番倉庫。
正規の手続きを踏んで、間借りしている。
倉庫付近では、音を立てないでくれ
という大家の言いつけは、メンバーに厳守させ。
ベッドタウンでは、必要以上の音を立てずに
車やバイクを走らせる集団だった。
その静かに走る集団は、
黒い服を身に纏い、より不気味に、
圧倒的な闇の支配者であるが如く、
その姿を、周辺のヤツらにも見せつけていた。
絡んでくる他の息がった爆ヤ(バクヤ)は、
その場の走りで打ちのめし、
以後どんな事にも口出しさせない。
静かなる圧力は、名を持たない集団だった
サイレント・ウルフの持ち味でもあった。
* *
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