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遙かなる時空の中で 夢浮橋(通常版) サンタクロースっているんでしょうか? トーマの心臓 (小学館文庫)




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 w*k
兄アニ^^ MarvelousAQL Inc.さんの
ウェブカレ二次創作ガイドライン
により、画像引用
並びに、現在創作中です

 - * - 

*TFC

古川登志夫さんを応援しています♪
 『あるがまま』という生き方に共感
 してしまった人(私=193)による、
 きまぐれ〜なところです。

   では、早速・・・
   肩の力を抜いて、ひと休み♪
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    | 2020.02.06 Thursday | - | - |

    // N // 278
    00:02
    // 仲間 nakama //

    「あれ?あそこに居るの、シュクール君じゃないか?」
    「朝っぱらから、寝ぼけているのか、コンコルド?」
    「あれに見えるは、フィーリンガード女史だよね。」
    「ああ、間違いなく。」
    「その後ろ…」

    「おはようございます、おふたかた。」
    フィーリンガードは、微笑んだ。
    「おはようございます、先生方。」
    それに、アルベルトも続く。
    「おはようございます。君、戻ってきたの?」とコンコルド。
    「おはようございます。休暇なのか?」とルイス。

    「いえ、今度事務を手伝って頂くんですのよ。
    派遣研修みたいなものかしら。」
    「そうですか。」
    「はい。これからもシュクールさんをよろしくお願いしますね。」
    「勿論です。同じミケールで学んだ仲間ですから。」

    これからは、学生の頃のような自分で居てはいけない。
    そう自分に言い聞かせていた、アルベルトは、
    仲間と言われた事で、緊張が少し解れる思いがした。

    同じ研究室のチームとしてではなく、
    今度は、インターグレ・ミケールの一員として――

     *

    「シュクール君。スエンセン教授とは、もう会ったの?」
    「いえ、まだです。
    事務方の仕事は、初めてのことばかりなので、余裕が無くって。」
    「そう。慣れるまで大変なんだろうけど。今日もいらっしゃる
    はずだから、研究室に顔を出しておくといいよ。」
    「はい、そうします。」


    「楽器は?」
    ルイスは、変わらない仕草で、構える。
    そこに、ヴァイオリンが存在するかのように。
    アルベルトは、その誘いを嬉しく思いつつも、
    やはり自分の置かれている現状を分かっていた。
    「今は、仕事が優先ですから…」
    「頑張るのも結構だけど、息抜きも必要だよ。
    頃合いを見て、私の所へもおいで。女史にも伝えておくから。」

    「女史?誰ですか?」
    「フィーリンガードさんの事だよ。
    仲間内では、皆そう呼んでいる。」
    「そうですか。知りませんでした。」

    **

    「戻ってくるのが遅いわよ。」
    「すみません。」

    「時間厳守は、絶対だと思って。
    事務が遅れると、校内の予定に関わることだってあるし、
    覚えてもらわなければならない事は、山ほどあるのですから。」

    フィーリンガードは、仕事に関してかなり厳しかった。
    学生時代に、人当たりの良いところばかり見て来たので、
    そのギャップにまだ慣れないところもある。

    だが、のんびり屋の自分にとっては、
    ビシビシとしごかれる方が、よそ見をする隙も与えられず、
    迷うことなく先に進めそうであった。

    「はい、よろしくお願いします。」
    「解ったら、これをお願いしようかしら。」

    ここへ来て初めて、フィーリンガードの多忙さを知った。
    局長をはじめ事務局員、教授陣のサポートを日常的にこなし、
    自分の面倒までみせられて、休む間もなく働きづめ。
    その彼女を少しでも助けられるのならと、
    彼女でなくても出来る簡単な用事は、受け持つ事を買って出た。

     *

    毎日同じ時間に、局員達は席を立つ。
    その音を聴いて――

    「もう、こんな時間?――悪いけど、何かお願いできるかしら?」
    「今日は、紅茶ですか?珈琲ですか?」
    「任せるわ。」

    局員達は、皆アフターヌーンティを楽しんでいるというのに、
    彼女だけは、事務局に居残る。
    責任者の局長ですら、もうこの場に居ない。

    「どうぞ。」
    「有難う、助かるわ。移動はできないけど、貴方も如何?」
    「はい、そのつもりです。」


    「校長。今良いですか?」
    「局長、今は誰も居なくってよ。」
    しまったと言わんばかりの顔の事務局長。
    「貴方も如何?」

    「フィーリンガードさんは、影のボスですよ。
    私なんか居なくったって、ここは動いていきますからね。」
    「そうなのですか?」
    「局長達が、もっとしっかりされれば、私も楽ですのよ。」
    「ああ……私は、出掛ける用事がありますので、
    失礼させて頂きますね。」

    「……逃げたわね。」
    慌てて出て行った局長を見送りながら、
    クスッと笑うフィーリンガード。
    その反応に、どういう態度を取るべきか
    まだ分からないアルベルト。
    「ええっと、お茶が冷めてしまいますよ。」
    「温かいうちに頂くのが、美味しいわね。」

    --------------
    <ツブや記>
     

    登場人物>>
     アルベルト・シュクール
     ラファエル・フィーリンガード
     ロマリオ・コンコルド
     アントニオ・ルイス

     事務局長
     事務局員
    -----------------
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      | 2011.07.02 Saturday |   ・// N // | comments(0) |

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        | 2020.02.06 Thursday | - | - |
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