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遙かなる時空の中で 夢浮橋(通常版) サンタクロースっているんでしょうか? トーマの心臓 (小学館文庫)




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 w*k
兄アニ^^ MarvelousAQL Inc.さんの
ウェブカレ二次創作ガイドライン
により、画像引用
並びに、現在創作中です

 - * - 

*TFC

古川登志夫さんを応援しています♪
 『あるがまま』という生き方に共感
 してしまった人(私=193)による、
 きまぐれ〜なところです。

   では、早速・・・
   肩の力を抜いて、ひと休み♪
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    | 2020.02.06 Thursday | - | - |

    // N // 274
    21:10
    // 赴任 funin //

    レークノースウッドの城に戻れなかったのは、
    心残りだけれど、自分の選んだ道であるから仕方がない。
    列車に揺られながら、そんなことをふと想う。
    フランソワーズは、また退屈な日々を送っているのだろうか?
    そうでなければいいのだが。
    妹の従者然としていたダニエルとは、うまくやっているのだろうか?
    それとも、東の果てイーストシルバーバレイに彼は戻ったのか?
    気になることの幾つかを残したまま、
    移り変わる車窓の景色をぼんやりと眺めていた。

     *

    世間では、ヴァカンスを楽しむ人もいる。
    そんなシーズンのさなか――

    1週間と経たぬうちに、アルベルトはミケールに戻った。
    プラットホームに降り立って、改札を抜ける。
    学生ではないということを除けば、何一つ変わらない街。
    駅から延びる真っ直ぐな道を、トランクを引きながら歩く。
    夏の日差しはジリジリと暑く、
    きっちりとネクタイを結んだシャツの下はジワリと汗ばむ。

    **
    インターグレ・ミケールの校門には、警備員が配置されていて、
    学校関係者以外の者の出入りには、厳しいチェック体制である。
    アルベルトが門に近づいているのが、
    見えるとすぐに呼び止められた。

    「シュクールさん、許可証を提示ください。」
    アルベルトが内ポケットから取り出した入校許可証の内容を、
    警備員が目を通して確認し、スタンプを押した。
    「許可証のご提示有難うございます。
    あとの手続きは、事務局でお願いします。」

     *

    「失礼します。シュクールですが、フィーリンガードさんは…」
    「こんにちは、シュクールさん。奥にどうぞ。」
    すぐに声が掛かる。
    閑散とした事務局、フィーリンガードの姿。

    「シュクールさん、トランクは重いでしょうけど、
    学舎内では、引き摺らないでくださいね。」
    後に続くアルベルトは、慌てて荷物を持ち上げた。
    「詳しいお話の前に、理事会館に参りましょう。」

    事務局の裏手からの通路は、人目につきにくい。
    誰の目にも留まらずに、インターグレの最奥に辿り着く。

    「こちらの部屋を使いましょうか。」
    小さな応接室に入って、すすめられる席に着く。

     *

    「早速ですが、シュクールさん。仕事の話をしましょう。
    籍は、事務局預かりとします。あなたの会社からの申し出で、
    しばらくは事務研修という形で、仕事を手伝ってもらうことに
    なります。局内での研修は、専ら私の担当ですから、何でも
    聞いてください。私不在の時には、事務局長にわかるように
    しておきますから。
    ではまず、館内の案内を済ませましょうか。」


    案内の途中で、アルベルトの荷物を一室に収めさせ、
    学生が足を踏み入れられない建物の中をくまなく回り、
    最後に、アルベルトを部屋に送り届ける。
    「部屋の鍵は、長期間の外出時には事務局に預けてください。
    今日は荷解きやらがあるでしょうから、
    仕事の一切は、明日から始めることにします。
    始業時間5分前には、事務局にいらしてくださいね。」

    「はい、承知しました。フィーリンガードさん、
    お頼みしていた住居の件ですが、どうなっていますでしょうか?」
    「周辺地域にも働きかけていますが。この時期でしょう、
    既に来期にやって来る学生達に殆ど紹介済みで。
    最後の心当りに当たってみようかと思っています。
    週末に返事をしますね。」
    「お世話掛けてすみません。よろしくお願いします。」

    フィーリンガードの心当りは、分からないけれど。
    今ある状況で最善を尽くすしかないアルベルトであった。


    --------------
    <ツブや記>
     私の書き留められるところまで、
     あとしばらく、進めていきたいと思ってます。
     

    登場人物>>
     アルベルト・シュクール … 愛称アル、ニコ
     ラファエル・フィーリンガード
     警備員

    -----------------
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      | 2011.06.05 Sunday |   ・// N // | comments(0) |

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        | 2020.02.06 Thursday | - | - |
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