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遙かなる時空の中で 夢浮橋(通常版) サンタクロースっているんでしょうか? トーマの心臓 (小学館文庫)




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 w*k
兄アニ^^ MarvelousAQL Inc.さんの
ウェブカレ二次創作ガイドライン
により、画像引用
並びに、現在創作中です

 - * - 

*TFC

古川登志夫さんを応援しています♪
 『あるがまま』という生き方に共感
 してしまった人(私=193)による、
 きまぐれ〜なところです。

   では、早速・・・
   肩の力を抜いて、ひと休み♪
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    | 2020.02.06 Thursday | - | - |

    「創作」KEY-ゴードン- *Key number 3*
    00:02
     クラウディアを送り届けた後、執務室に向かった。
     天井の高い回廊には、何処からか風が流れ込み、
     辺りの空気を何度か冷たく下げている。
     締め切られた窓の外は、残雪が僅かばかりある。

    ジュリアス(春にはまだ遠い……)

     そう思ったのも束の間である。
     今日片づけるべき仕事は、まだ残っている。
     長い廊下を、足早に横切って目的の執務室の前に来た。

    ジュリアス「ジュリアスです。入ります。」

     通例通り、ノックの後、名乗って、
     中に入ると、大きな机に座するカティスの姿があった。

    ジュリアス「父上。今日、マティスおじ様が来られたようですね。」

     カティスは、書類から視線を息子に向けた。

    カティス 「耳が早いな。ちょうど良いところに来た。
      準備が整い次第、クラウディア姫を迎えることになった。」
    ジュリアス「時期早尚なのでは?姫は、11か12ですよ。」

     ゴードン家とコネチカット家は、元は主従の関係のみであったが、
     いつの頃からかの固い協力関係を結び続ける上で、
     縁戚関係にあり、相互に血を分け合う事になって久しい。
     現にジュリアスの父カティスとおじのマティスは双子の兄弟。
     近親婚の続く両家の血は、かなり濃い。
     
    カティス 「13ともなれば成人だ。気に病むこともない。
      ポーラが病床についてしまったらしい。元々病弱であった
      からな。やつも手が回らんのだろう。察してやってくれ。」
    ジュリアス「おば様は、ご病気だったのですか?」

     カティスは、少し間を置いた。

    カティス 「病名はつかないが。生まれてより疲労しやすい
      体質でな。体調を完全に崩してしまったらしい。」
    ジュリアス「それは、また……。」

     ジュリアスが、おば達を気遣う言葉を選ぶより早く、
     カティスは続けた。

    カティス 「マティスは、早いのは承知の上だ。
      あやつは、対外的な仕事が多く、城主として
      やる事が減らないのだから、たとえ自身の子でも
      子供の面倒をみるのに割ける時間も少ない。
      子のために割ける人員もおらぬ。
      その恥も忍んで、やってきたのだ。
      自身の勝手は重々感じておろう。」


    **
     定められた椅子に座し、難しい表情を浮かべた主人の横に、
     執事のモーリスは佇んでいた。
     空気が揺れる、そう感じたその瞬間主人に注目した。

    ジュリアス「モーリス。クラウディア姫が入城することになった。
      早ければ、次の月になるかもしれない。」
    モーリス 「そうでございますか。クラウディア姫が。
      それはそれは、若様お目出度き事。では、
      お姫様のお部屋を用意しなくてはなりませんね。」
    ジュリアス「それと、僕達の部屋もね。続き部屋の空きはあるか?」
    モーリス 「確認致しましょう。」
    ジュリアス「そうしてくれ。あと、父上か母上からこの話が
      来たら、内装の相談も進めてね。」
    モーリス 「承知、致しました。」

     モーリスが出て行くのを確かめて、ひとつ息を吐いた。
     ジュリアスは、決められた事とはいえ、心配していた。

    ジュリアス(クラウディア。何かおかしくないか?……影響か?
      だとしても、どうする事もできない。ままよ。私のすべき
      事は、定めのままでしかない。彼女にしてやれる事は、
      そう多くないだろう。が、あの幼稚さは頂けない。
      大切に守ってやらなければならないけれど………。)


     ぶるぶるっと身が震え、咄嗟に外を眺め見る。
     窓の外は、また雪が散らつきだした。
     春近しといえど――

     
    ------------
    つぶやき>
     N番外編です。
     ダニエルくんの事書きたいと想って、
     書き始めたら親の代に 遡ることに。(笑)

    登場人物>
     ジュリアス・ゴードン
     カティス・ゴードン … ジュリアスの父
     モーリス … ゴードン家執事

    -------------
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      | 2011.05.06 Friday |   ・NSS KEY-ゴードン- | comments(0) |

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        | 2020.02.06 Thursday | - | - |
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