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遙かなる時空の中で 夢浮橋(通常版) サンタクロースっているんでしょうか? トーマの心臓 (小学館文庫)




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 w*k
兄アニ^^ MarvelousAQL Inc.さんの
ウェブカレ二次創作ガイドライン
により、画像引用
並びに、現在創作中です

 - * - 

*TFC

古川登志夫さんを応援しています♪
 『あるがまま』という生き方に共感
 してしまった人(私=193)による、
 きまぐれ〜なところです。

   では、早速・・・
   肩の力を抜いて、ひと休み♪
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    | 2020.02.06 Thursday | - | - |

    // N // 264
    00:02
    // お帰りなさい okaerinasai //

    「アルベルト様、お帰りなさいまし。」
    モーガン駅プラットホームには、
    運転手のレオナルドが待機していた。

    「出迎え。ありがとう。」
    「お荷物は、これでよろしいでしょうか。」
    「ああ、そうだね。後は、頼む。」
    「はい、承知しました。」

    「クリスティーヌ様、お車にどうぞ。」
    「ありがとうございます。」
    エスコートしていたアルベルトの手を離し、
    後部シートに入った。
    「アルベルト様は、こちらからどうぞ。」
    反対側からアルベルトが乗車すると、
    すぐにレオナルドが、ドアを閉めた。

    レオナルドは車に乗り込むとすぐに、
    エンジンを掛けた。
    「アルベルト様。これから、どの様になさいますか?」
    「まず、彼女をお送りして。」
    「はい。では、リッチモンド様のお邸に向かいます。」


    **
    「クリス、お帰りなさい。」
    「ただいま、ママ。」
    クリスティーヌは、母の胸に飛び込み、
    セフィレーナは、娘を包み込んだ。

    「アルベルト様。よろしければ、お茶でもいかが?」
    「トーマス様は、ご在宅ですか?」
    「残念ながら、出掛けているわ。
    トマスのことは、お気になさらなくてよろしいのに。」
    「いいえ、それはいけません。一度戻って出直します。
    せっかくのお誘いをお断りしてすみません。」

    「レオナルドさん。いつもありがとうございます。
    お嬢様のお荷物、預かります。こちらへ。」

    「クリス。荷物は、これで全部だった?」
    「うん。ニコ、ありがとう。送っていただいて助かったわ。」
    「そう、お役に立てたなら良かった。
    ではまた。すぐに連絡入れるよ。」
    「うん。待ってる。」

    「セフィレーナ様。
    トーマス様は、どちらにお出掛けですか?」
    「それは、……今日は、どこだったかしら?」
    「ママ。パパは、居るんじゃない?」
    「また、ご連絡くださるかしら。アルベルト様。」
    「はい。では、失礼します。」

     ブロロロ・・・


    **
    トントントン、クリスは階段を上っていった。
    コンコンコン、ガチャ。

    「パパ、やっぱり居るんじゃない。」
    「何だ?クリス帰ったのか。
    今、私は重要な書類を作っているところだ。
    話なら、後にし…」
    「どうして?私とは、話せないってって言うの?」

    「お姫様、愛しているよ。
    だけど、パパは執務中だ。仕事なんだよ。」
    「ママに、嘘を付かせるなんて……」
    「悪かった。
    クリスが帰って来る日だからと予定は空けていたんだ。
    が、早朝、今取り組んでいるプロジェクト・チームから
    催促されて急いでいるんだ。
    ――こんなのは、言い訳にしかならないか。
    アルベルト君は、まだ居るのか?」
    「帰ったわ。一度お邸に戻るって。また連絡が来るわ。」

    「そうか。それならば、この仕事を終わらせないと、
    パパは会えない。」
    「ふ―ん。……お邪魔して、申し訳ありません。」
    そう言って、クリスティーヌは退出した。

    「クリス……。年頃の娘は、難しいな。」

    **
    トーマスは、もどかしく思っていた。

    娘の機嫌を損ねてしまった後の食卓は、
    他愛無い会話にさえも花は咲かない。
    気まずい雰囲気のまま、――

    「あなた。娘の将来の事、考えて対処してくださらない
    と私も困りますわ。」
    「判っている。
    考えているからこそ、甘やかしてはならない。
    男は女を守るものだ。守られてどうする。」
    「まあ、お堅い事。彼は…」
    「ママ、いいのよ。私の事で喧嘩しないで。」

    「私は、娘の幸せを願っている。
    本来なら、婿を取りたかった。」
    「今更それをおっしゃっても、あなた。」
    「悪い。セレナ。クリス。
    私は、アルベルト君の――いや、すまない。」

    「パパ、ごめんなさい。私のほうが、先に
    ニコルのこと好きになってしまったから。
    ――だから、お願い……」


    --------------
    <ツブや記>

    登場人物>>
     アルベルト・シュクール … 愛称、ニコル
     クリスティーヌ・リッチモンド … 愛称、クリス
     セフィレーナ・リッチモンド … 愛称、セレナ
     トーマス・リッチモンド … 愛称、トマス
     レオナルド … シュクール家運転手
     ソフィア … リッチモンド家メイド長

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      | 2011.01.21 Friday |   ・// N // | comments(0) |

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        | 2020.02.06 Thursday | - | - |
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