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遙かなる時空の中で 夢浮橋(通常版) サンタクロースっているんでしょうか? トーマの心臓 (小学館文庫)




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 w*k
兄アニ^^ MarvelousAQL Inc.さんの
ウェブカレ二次創作ガイドライン
により、画像引用
並びに、現在創作中です

 - * - 

*TFC

古川登志夫さんを応援しています♪
 『あるがまま』という生き方に共感
 してしまった人(私=193)による、
 きまぐれ〜なところです。

   では、早速・・・
   肩の力を抜いて、ひと休み♪
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    | 2020.02.06 Thursday | - | - |

    // N // 263
    00:01
    // どうしてるのかな? dousiterunokana? //

    ミケール駅構内に停車中の列車に
    ふたりは乗り込もうとしていた。

    「これで最後?」
    まとめて置いておいた荷物の番をしていた
    クリスティーヌに聞いた。
    「うん。カートに積み残しはないわ。」
    「じゃ、コンパートメントに行こうか。」


    アルベルトの一人旅は、
    出来るだけ贅沢をしないと心に決めていた。
    でも、大切な人と同行するのならば、
    旅の安全のために、個室を用意した。
    誰の目にも気兼ねせずに移動できることも有難い。

    *
    「何か、飲む?」
    「今は、いいわ。ふたりだけの旅なんて、初めてね。」
    「そうだね。この前は、フランも一緒だったね。
    ん?どうかしたの?」
    「寂しかったわ。
    フランソワーズったら、先に帰っちゃうんですもの。」
    「ごめんね。僕の我侭に付き合わせて。」
    「ううん。私もニコといたかったから。」
    「ありがとう。クリス。」

    彼は、彼女の手の甲にキスをした。
    彼女は、車窓に目をやった。

    「ミケールの森も後になったね。」
    「外の景色を見ていたら、南へ行きたい気分になるわ。」
    「君は、ロックシティに行きたかったの?」
    「そうじゃないけど、習慣よ、癖みたいなもの。
    父が自然を好んだからかしら。週末になるとね、
    否応無しに連れて行かれるの。――街中より、住み慣れた
    のかもしれない。それが、普通になっちゃって。」
    「そうなんだ。僕もロックシティは好きだよ。
    君と出合った地でもあるし、
    叔父もいるし、慣れ親しんだ人達もいる。」

    「叔父様は、お元気かしら?」
    「きっと、元気だよ。」


    **
    くしゅん。

    「ん?なんだ?」
    「アレク、風邪か?」
    「ボブ、心配に及ばん。
    アレクは、そんな柔な身体じゃないやなぁ。」
    「人を野獣みたいな言い方しやがって。くそ親父が。」

    下ろしたフォレストの看板を手に持ったままアレクは抗議した。
    そんな憎まれ口が吐けるのも、心を許した相手であるからだ。

    「そうそう、寝込まれても困る。」
    「当たり前だ。親父やボブがいるんだ。休んでいられるかって。
    俺がいなきゃふたりは何も出来ないもんな。」
    「馬鹿言え、俺はそんな子供にした覚えは無い。きりきり働け。」
    「親父、キツイよ。まったく。」

    ははは、と笑いあう。

    「ところで、坊主は元気か?」
    「元気なんじゃないか。何も言ってこないけど。」

    「だから、養子にしとけって言っただろ。気になってるくせに。」
    「何言ってるんだよ。
    アイツには親がいるし、もう婚約者だっているんだから。
    その話は、なしだって。忘れちまったのか?」
    「忘れちゃいない。俺の手で、幸せにしてやりたかったと思ってな。
    帰って来たらいいのに。お前さんひとりじゃ、つまらないし。」
    「何がつまらない、だよ。」
    「ああ、つまらん。我が息子に嫁もいないとは。」
    「勝手に嘆くなよ。俺は、ひとりがいいの。」


    --------------
    <ツブや記>

    登場人物>
     アルベルト・シュクール
     クリスティーヌ・リッチモンド

     アレク
     親父
     ボブ

    -----------------
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      | 2011.01.16 Sunday |   ・// N // | comments(0) |

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        | 2020.02.06 Thursday | - | - |
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