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遙かなる時空の中で 夢浮橋(通常版) サンタクロースっているんでしょうか? トーマの心臓 (小学館文庫)




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 w*k
兄アニ^^ MarvelousAQL Inc.さんの
ウェブカレ二次創作ガイドライン
により、画像引用
並びに、現在創作中です

 - * - 

*TFC

古川登志夫さんを応援しています♪
 『あるがまま』という生き方に共感
 してしまった人(私=193)による、
 きまぐれ〜なところです。

   では、早速・・・
   肩の力を抜いて、ひと休み♪
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    | 2020.02.06 Thursday | - | - |

    // N // 258
    00:07
    // 研究は未だレールの上
              kenkyu ha imada re-ru no ue //


    「研究成果のレポートを、まとめ始めましょうか。」
    一同は、研究チームの長スエンセンに注目した。
    「そうですね。
    シュクール君の卒業よりも早く、完成させなければなりませんね。」
    ルイスが言った。


    「あと1年程の予定ですが…」
    「それ位あれば、何とか形になるでしょう。」
    「卒論代わりっていったところだね。」
    アルベルトの言葉を、コンコルドとルイスが継いだ。

    卒論と言われ、アルベルトは困った顔をした。
    自分にとっての題材は、他に考えていたから。

    「これ、君達、そうではない。
    スポンサーにわかる形を作っておく必要性があるのでね。
    申し訳無いが。シュクール君の卒業テーマは、
    別のものを上げてくれると有難いが。」
    スエンセンに対して、コンコルドは遠慮しなかった。
    「そんなのは、おかしいんじゃないでしょうか。
    もともとテーマは、彼のものでしたよ。
    私達は、スポンサーといえども、
    彼の権利を侵すことなど、させたくありません。」
    「私も、同意見です。
    スポンサーが居ると知ったのは、随分後でしたから。」
    ルイスまでもかと、スエンセンは息を漏らす。
    「困るね。君達ときたら。――ならば、いかに対処する?」

    「そうですね。――
    研究成果を、何かの形で見ていただかなければなりませんね。」
    「絶対、何が何でもレポートでなければ、という訳でもないのでしょう?」
    ルイス、コンコルドは、スエンセンを見た。
    「まあ、色々な形式があると考える。ことに音楽というものは、
    生き物であるから。どんな経路を辿ったとしても、
    最終的には、何がしかの報告は必要不可欠であるから。
    形の無いもので、終わらせる訳には、いかないよ。」


    **
    「少しよろしいですか?
    研究成果を挙げるには、まだ検証できていない事柄が残っています。
    これまでは、研究者自らの想定、確認、作業でした。私達の耳に
    どう響いているか、どう感じているかという問い掛けであったと思います。しかし、それのみで良い報告へ結びつくとは考えられない。
    今までの行為は、私達チームの検証過程であって。
    万人(ばんにん)が同じように感じ、捉えられるものなのか、どうなのか
    は調査できていないのではないでしょうか。」

    「では、どのように進めていくのかね?」
    スエンセンは、アルベルトに問うた。
    「万人と言っても、全ての人達に聞くことは可能ではありません。
    私達が対応できる範囲で、協力者が必要です。
    できる限り多数の意見――例えば、私達の考える音を聴いてもらい、
    どのように感じるのか、アンケートします。その結果を持ち帰り、
    究極まで深めていく。このような繰り返しも必要かと思われます。」

    「悪くは無いが。中身は、どうするのかね?」
    「それは、チームで考えましょう。最も人を集めるのに適しているのは、
    以前教授が行ったコンサート形式でしょうか。コンサートであれば、
    皆演奏に耳を傾けやすいですし。アンケートが必要であれば、
    曲と曲の間にその時間を設ければ回収漏れも減らす事が可能でしょう。」
    「ただ曲を聞かせる訳にはいかない。楽器の持つ、
    それぞれの個性を存分に味あわせる内容である事も必要だ。
    ソロに対してアンサンブルというのも有りだと考えるよ。」
    ルイス、コンコルドの意見を、スエンセンは受け、
    「進行と見せ方を考えていく必要があるね。――他にはないかね?」

    「先程までの話は、中間過程みたいなものにすぎませんから、
    最終はレポートで区切りをつけたいですね。
    私達の糧にもなりますし、目に見える形で残すのは有意義でしょう。」

    「ではまず、『聴衆の意見を取り入れる』という方向で良いかね。」


    --------------
    <ツブや記>
     かの地に移動の予定でしたが、ちょっと寄り道。
     最近、楽器あまり出てこないから。(笑)

    登場人物>>
     アルベルト・シュクール … 学生 研究員
     アントニオ・ルイス … 教員 研究員
     ロマリオ・コンコルド … 教員 研究員
     ジュリアーノ・スエンセン … 教員 研究室長

    -----------------
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      | 2010.11.21 Sunday |   ・// N // | comments(0) |

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        | 2020.02.06 Thursday | - | - |
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