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遙かなる時空の中で 夢浮橋(通常版) サンタクロースっているんでしょうか? トーマの心臓 (小学館文庫)




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 w*k
兄アニ^^ MarvelousAQL Inc.さんの
ウェブカレ二次創作ガイドライン
により、画像引用
並びに、現在創作中です

 - * - 

*TFC

古川登志夫さんを応援しています♪
 『あるがまま』という生き方に共感
 してしまった人(私=193)による、
 きまぐれ〜なところです。

   では、早速・・・
   肩の力を抜いて、ひと休み♪
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    | 2020.02.06 Thursday | - | - |

    // N // 240
    00:03
    // 訪問者 houmon sya //

    ドンドン、と入り口で音がたった。
    こんな時間に誰だろう
    と、リビングに居たダニエルは、窓の外を見た。

    「こんにちは。シュクールさん。何の御用かしら?」
    「こんにちは。ダニエル。久し振りだね。」
    いつもコンタクト無しで現れるハインリヒに
    訝しい顔を向け、少し思案して、ドアを大きく開いた。
    「中へどうぞ。」

    嫌われているな
    と、ハインツは感じつつ、素知らぬ振りをする。
    「今日は、君の顔を見に来ただけだよ。」
    「本当に、それだけですか?」
    「そうだよ。他に何か理由が必要かい?」

    *
    ガチャ、パタン。
    「ただいま、ダ……」
    「やあ、お帰り。パトリシア。」
    「シュクール様!?」
    「ハインツで良い。こちらでは、そう呼ぶが良い。」
    「しかし…」
    「その代わりに私は、パッドと呼ばせて貰おう。
    勿論、公共の場でのことだが。――良いだろう?」


    「今日は、どの様なご用向きなのですか?」
    ハインリヒは、両掌を上に向けてほんの少し挙げた。
    「ふたりして同じ様な事を。――
    私はただ、君達がどうしているのかと思って、訪ねてみただけだ。
    仕事があったついでで、申し訳無いが。」
    それは紛れも無く、ハインリヒのあるがままの気持ちであったのだが。

    「わざわざお運びくださるとは――」
    パドンは、失礼の無い程度に収めようとした
    が、ダニエルはボソッと言葉を漏らす。
    「来なくていいのに。」
    「ダニエル様!その口の聞き方は、失礼ですよ。」
    パドンは、厳しい目をダニエルに向けた。
    咄嗟にハインリヒは、ふたりを見比べた。
    「構わん。いつまでも巣の中に篭っているわけにもいかんだろう、
    男なんだから。頼もしいよ。」
    「はあ…」

    **
    「――で息子は、女王様のサロンに呼ばれるようになってね。
    最年少で、一流の紳士に与えられる“サー・グランデ”を頂いた
    ものだから、周りが放って置いてくれない。何だか騒がしくてね。…」
    「ただの自慢話なら、他でやってもらえないでしょうか。」
    「世間話だよ、ただの。それでね、娘は拗ねちゃって、
    君は来ない、兄は不在。いつもこんな顔してね。」
    ハインリヒは、頬を膨らませて、泣きそうな顔をした。

    ダニエルは、自分のした事を思い起こし、一瞬気が咎めた
    が、彼のペースに飲まれまいと抵抗した。
    「イヤミですか。」
    「いや、ありのまま伝えているだけだよ。
    女の子なんだから、いつも笑顔で居て欲しいんだよ。
    君が戻って来てくれると有難いと思うのは、こちらの勝手であって、
    君には君の考えがあるんだろう?
    ――だから、ただ話しているんだよ。
    お茶を頂いているんだから、何か話さないとね。
    退屈じゃないか。――
    このお茶は、いいね。パトリシア。これはどこで手に入れたの?」

    「この辺りは、朝市が立つんですよ、海辺の方は。
    時々、珍しいものを持ってくる商人が居まして、
    ハズレかアタリかは、分かりませんけど、買ってみるんです。
    ――これは、お気に入りのテーストなんですよ。」
    パドンは、にっこりと笑った。
    「君、ストック持ってない?家の奥様は、こういうの好きなんだよ。」
    「奥様がですか?今あるのはこの一缶だけですが、差し上げますよ。」

    「それは、有難い。――今度からは、何か持ってくるよ。」
    ハインリヒは、嬉しいとばかりに言った。
    「来なくていいです。」
    ダニエルは、より不機嫌になった。
    「素直じゃないね。反抗期かな?」
    ハインリヒは、ハハハと笑った。


    --------------
    <ツブや記>
    (ほんとに来なくていいです。)
    ダニエルは嫌だった、彼が来るとフランちゃんを思い出すから。
    なのにこうして彼はやってくるのだ。

    (何を企んでいる?)
    ハインツほどの人が、唯来るとは本当に思えない訳で、
    ダニエルのみならず、パドンも、ジュリアスを警戒してます。

    *
    8章は、これで終わりです。
    ダニエル君に喰われてしまった?主人公は、いずこに?(笑)
    左の人が、もうNとは呼べないのじゃないかと言ってきますが、
    それは話の流れですから、
    ゴーインに引き戻させていただく予定。(笑)

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      | 2010.08.06 Friday |   ・// N // | - |

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        | 2020.02.06 Thursday | - | - |