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遙かなる時空の中で 夢浮橋(通常版) サンタクロースっているんでしょうか? トーマの心臓 (小学館文庫)




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 w*k
兄アニ^^ MarvelousAQL Inc.さんの
ウェブカレ二次創作ガイドライン
により、画像引用
並びに、現在創作中です

 - * - 

*TFC

古川登志夫さんを応援しています♪
 『あるがまま』という生き方に共感
 してしまった人(私=193)による、
 きまぐれ〜なところです。

   では、早速・・・
   肩の力を抜いて、ひと休み♪
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    | 2020.02.06 Thursday | - | - |

    // N // 229
    00:05
    // 期待を込めて kitai wo komete //

    「オズワルド。ちゃんと勉強して、
    パパみたいに立派な大人になって頂戴ね。」
    「ママ、どうしたの急に?」

    オズワルドは、学校から帰って、リビングで寛いでいた。

    「エドガーのホテルに、凄い人が来てるのよ。
    何で有名なのかは、知らないけど。――
    物腰が柔らかくって、センスも良くて…
    私達も、ああ有りたいわ。」

    ジェシカは、話し好きで、この辺りでは有名だった。

    「見てきたの?」
    ジェシカは、身を乗り出して、話した。
    「分かる?ママ、見てきちゃった。やっぱり気になるんだもの。
    奥様も綺麗な方だったのよ。」
    うっとりと、遠くを見るような目をした。

    このまま放って置くと、いつまでも話は止まらない
    とばかりに、オズワルドは言葉を探した。

    「ママ……わかったから、落ち着いて。
    もうすぐダニエルが来るから、何か用意して欲しいんだ。」
    「あの子、また来るの?
    ちょっと待ってて、ママおめかしてくるから。」

    何処かに飛んでいっていた意識が、戻って来た様だ。
    おまけに、目が輝いている。
    そして、ジェシカは奥の部屋へ歩いていった。
    それを見送り、オズワルドはやれやれと息をついた。


    *
    パタン、と玄関の扉が大きく音を立てた。
    革靴特有の音が、コツコツを響いてきた。

    「オズワルド、ママは?」
    その男は、室内を見回すと、息子に目を止めた。
    「奥の部屋に居るよ、パパ。」
    「そうか、分かった。」
    エドワードは、行きかけた足を止めた。

    「お客様かな?はじめまして、オズワルドの父です。――
    君は、話に聞くダニエル君かな?」
    「はい。はじめまして、シュバルツさん。ダニエル・ゴードンです。」
    「いつも息子によくしてくれて、有難う。ごゆっくり。
    私は急いでいるので、また。」

    ダニエルの返事を聞くと、
    エドワードは、さっさと奥へ入っていった。
    それを視界に入れながら、ダニエルは言った。

    「君のパパは、忙しい人だね。」
    「いつも、あんな感じ。
    昼に帰ってくるの、めったにないもん。」
    「そっか。何してる人?」
    「ホテルで働いている。」
    「ミューズレイの?」
    「うん。『ミッデツァイト』って知ってる?」
    「知ってるよ。あの一番大きなホテルだよね。」

    ダニエルには、心当たりがあった。
    (パドンと週末に泊まったホテルだ。
     何処に目があるか分からない。気をつけないと。)

    そんな彼の気持ちに気づくわけは無く、
    オズワルドは、自慢のホテルの話が
    少しでもできて、満面の笑みを浮かべていた。

    **
    (ゴードンだって?…まさかね。)
    聞き覚えの有る家名に、回廊を歩きながら、
    エドワードは浮かんだ考えを打ち消した。

    「ジェシー。今夜はパーティだ。君も来るといい。」
    「ヴィップ・パーティかしら?」
    「ああ。君は、直接来てくれ。
    私は、必要なものを取りに来ただけだから。」
    ジェシカは、エドワードの手からメモを受け取った。
    「ホテル主催ですか。珍しいこと。」

    「先方様は、休養の為のご宿泊なんだが、
    ――ご家族揃われては、初めてだから、――
    これからの事も考えて、手を打つ事にしたんだ。
    君の心配には及ばない。お得意様だから。」
    「貴方、笑ってらっしゃるの?珍しいわ、本当に。」
    「細かい事は言わずに、頼むよ。奥様。」

    話している間もエドワードは手を動かしていた。
    (これで良し。)
    パーティの下準備は、従業員に任せている。
    持ち出す荷物に、漏れは無い。
    そして、部屋を出掛けて、足を止め、振り返った。

    「そうだ。オズワルドの友達だが――
    どんな形でもいいから、繋がっておけ。」
    「どうしてですの?
    子供の事は、子供に任せるのが、一番ですのに。」
    ジェシカは、不審な顔をした。
    「いいから。――分かってくれるね。」

    --------------
    <ツブや記>
    どんなことに、期待を込めたのか?
    オズワルドのファミリー、一人一人違うようです。

    *
    一章辺り、30話括り――
    ってほんと適当なんですけど、
    その辺りを、目標にしていたり。(笑)

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      | 2010.07.03 Saturday |   ・// N // | - |

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        | 2020.02.06 Thursday | - | - |