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遙かなる時空の中で 夢浮橋(通常版) サンタクロースっているんでしょうか? トーマの心臓 (小学館文庫)




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 w*k
兄アニ^^ MarvelousAQL Inc.さんの
ウェブカレ二次創作ガイドライン
により、画像引用
並びに、現在創作中です

 - * - 

*TFC

古川登志夫さんを応援しています♪
 『あるがまま』という生き方に共感
 してしまった人(私=193)による、
 きまぐれ〜なところです。

   では、早速・・・
   肩の力を抜いて、ひと休み♪
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    | 2020.02.06 Thursday | - | - |

    // N // 223
    00:04
    // お帰り okaeri //

    「お帰りなさい。…パパ?」
    すぐに反応が無くて、ダニエルはパドンを窺い見た。
    「ただいま。ダニエル。すぐ支度するからね。」
    「パパ。先に荷物を置いた方がいいよ。」
    帰ったそのままで、キッチンに入ろうとする
    パドンは、自分の手元を見た。
    「ああ、そうだね。」
    「僕、手伝うよ。その方が早いだろ?」

    そう言って、ダニエルはエプロンを手渡し、
    自分もエプロンを着けた。


    *
    「もう殆ど出来ていたから、驚いたよ。」
    「難しい事は、出来ないけど。――良かった、帰って来てくれて。」
    「ありが……誰が、帰らないと?」
    言うのは、ほぼ同時だった。

    「僕が我侭だから、愛想つかされたんじゃないかなって。」
    「誰が、そんな事想うものですか。帰りが遅くなって、悪かったと…」
    「謝らないで、パパ。これだけやってくれている君が居るのに、
    僕には、まだまだわからない事があって。
    この生活を続けるのは、もう無理じゃないかって。
    もうこれ以上望むのは、いけない事かもしれないって。
    心の何処かで思わずにはいられない。だから……」

    「何を言っているんです。
    男が一旦、口にした事は守る。当たり前の事です。
    家の一大事で止む無くという事であれば、仕様がありませんが。
    ダニエルは、男でしょう。私も役割は、必ず果たしますから――
    貴方が帰る、と決心されたのであれば、従いますが…」
    「本当に?このままで、居ていいんだね?」
    「勿論ですとも。」

    涙が溢れても不思議じゃないくらいパドンは喜びを感じた。
    こんなにも、自分の事を思慮してくださる主人がいる。
    と…


    **
    「お帰り。遅かったね。」

    アレクセイは、家の前で揺れた影に目をやった。
    「!……何で居る?」
    鋭い視線を、ハインリヒに向けた。
    「君が待っていると思うと、嬉しくてね。
    仕事を切り上げて、すぐに来たよ。」
    「ば…馬鹿じゃねぇの。」
    「宿、取ってないんだ。泊めてくれる?」
    「……………入れよ。」

    玄関戸を開けて、中に入り、明かりを点した。

    「変だよな。やっぱり。」
    アレクセイは、ハインリヒをジロジロと見た。
    「何が、どうだって?」
    「嘘付いてるだろ。――トランクは、何処だ?
    ホテルに置いて来ただろ。いつもの所にあるんだろ。」
    鋭い指摘をされて、ハインツは、
    「ああ。まあ、重いから。フロントに預けてきたさ。――
    荷物の心配なんて必要ないじゃないか。
    男同士なんだし。大した事じゃない。」

    「じゃ、何だって言うんだよ?」
    「良いじゃないか。親友なんだから。」
    「良い訳ない。――君は、すぐ話を逸らす。――
    それに、親しき仲にも礼儀ありじゃないのか。お偉いさん。」

    最後の一言で、ハインツの顔から笑みが消えた。

    「俺は、決して偉い訳じゃない。仕事量が、増えただけだ。
    俺の自由に出来る時間くらい、やりたい事をやらせろよ。
    俺は、アレクに会いたい――その一心で、ここに…」
    「もういい。それ以上言うな。俺が悪かったよ。口が過ぎた。――
    先輩、俺、もう寝るわ。後は、好きにして。おやすみ。」

    アレクは、階段を上り始めた。

    「おい、もう少し、付き合えよ。」
    「ダメだ。もう眠い。」
    アレクは、手を振り、2階に上った。

    *
    窓から微かな日差しを受けて、
    アレクセイは身体を起こした。
    ロックシティの森は、普段から薄暗い。
    長年の感で、僅かな光の量の差でも、
    今日の天気も判るようになっていた。

    (今日は、晴れそうだ。
     それに、寝起きも最高だ。あ、良い匂い…
     !おかしい!――
     窓の開閉は、してないハズで……。
     それに、家が隣接しているわけでもなく…。)

    アレクセイは、慌てて階下を目指した。
    そこには、見慣れない光景が…

    「…ハインツ!?」
    「やあ、おはよう。良く眠れたかい?」

    --------------
    <ツブや記>
     (お帰り…てか、来て欲しくなかったんだけど…)
     それは、心の動揺を知られたくない相手だから。
     素直に成れない自分に苦笑を浮かべるしかない。
     (あんた、目ざといし…)
     余計な一言で、自分の首を絞める
     のも賢い選択とは、決して言えない。
     (あんた、趣味悪いんだよ。)
     アレクは、ひとりごちた。

    *
    N215を始めた時の展開から、微妙に変わった
    けど、まっいいか(笑)
    アレク出したくなったし・・……(-。-) ボソッ

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      | 2010.06.13 Sunday |   ・// N // | - |

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        | 2020.02.06 Thursday | - | - |