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遙かなる時空の中で 夢浮橋(通常版) サンタクロースっているんでしょうか? トーマの心臓 (小学館文庫)




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 w*k
兄アニ^^ MarvelousAQL Inc.さんの
ウェブカレ二次創作ガイドライン
により、画像引用
並びに、現在創作中です

 - * - 

*TFC

古川登志夫さんを応援しています♪
 『あるがまま』という生き方に共感
 してしまった人(私=193)による、
 きまぐれ〜なところです。

   では、早速・・・
   肩の力を抜いて、ひと休み♪
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    | 2020.02.06 Thursday | - | - |

    // N // 218
    00:07
    // 公開授業 koukai jyugyou  //

    学校に着くと、既に他の学生や親達は顔を揃えていた。

    「よ、ゴードン。」
    「遅かったな。」
    「何だ?その格好?」
    「結婚式でもあるのか?」

    ラフな格好をした人々。
    見慣れた顔、
    ――シング、キューレ、ワイス、イザヤ――
    職場の面々に、パドンは声を掛けられた。

    「何で、ここに?」
    パドンの言葉に、一同が顔を見合わせた。
    「俺達にも、子供くらい居るわな。」
    ワイスが笑い飛ばした。

    「ミシュル、そちらは?」
    「ジェシカ、居たのか?
    こいつは、俺たちの仕事仲間さ。よろしくな。」
    「あ、ゴードンです。――入学式の時、お目にかかりましたね。
    ――よろしくお願いします。」
    「シュバルツです。――何処かで会ったと思ってたのよ。――
    こちらこそ、よろしくね。」


    *
    腕を引っ張られて、パドンは振り向いた。
    そこには、ダニエルの顔が。
    「パパ、これ、持ってて。」
    バックを手渡すと、さっさとダニエルは、校舎に消えた。
    「ダニエル。待ちなさい!」
    とすぐに、パドンが声を上げたが、
    振り返らず駆けて行ったのだった。

    手荷物にしては大き過ぎるそのバック。
    気になったパドンは、中を覗いた。
    (これは、私の…)
    それは、パドンの服と靴だった。
    しかも、それは、掃除用に使っている物で、
    どんなに汚れても、気にならない物。
    (参ったな…)

    「ちゃんと用意してたんじゃないか。」
    「早く着替えて来いよ。」
    その姿を見ていた同僚に勧められたが、
    個人的には、そうもいかない。

    「今日の親子競技、楽しんでくださいね。」
    困っているところへ、ミュラーが声を掛けてきた。
    パドンの反応は、良くない。
    「どうされました?ゴードンさん。」
    「あの、更衣できる場所はないでしょうか?」


    **
    パドンは、着替えを済ますとすぐ、校庭に出た。
    「おーい、ゴードン!こっちだ!」
    ワイスが、キョロキョロしているパドンに声を張り上げた。
    「遅いぞ。」
    息を切らして来たパドンに、小声で言った。
    「はぁはぁ…す、すみません。」

    「ダニエル君、良かったね。間に合ったみたいよ。」
    ミュラーは、パドンに目線を向けた。
    「ゴードンさん、並んでくださいますか。」
    「はい。」

    行こうとするパドンの肩をワイスが引き止めた。
    「お前さん、油断するな。ジェシカは、走るの速いぞ。」
    ワイスの忠告に、パドンは頷いた。

    *
    「位置に着いてください。」
    「すみません。お待たせして。」
    「不戦勝でも、良かったわよ。」
    戦意を露にする、シュバルツ夫人。

    「ダニエル、無理しないで。」
    パドンは、耳元で小さく言った。
    ダニエルは、微笑み返した。
    「向こうに見える木を、ターンして戻るんだよ。パパ。」
    「はい。了解。」

    スタートの合図で、一斉に走り出した。
    ワイスの言葉通り、見事な距離差で、
    オズワルド親子の圧勝だった。

    本当は、全力疾走したかった。
    でも、もしも…息が切れてしまったら、
    多くの人の迷惑になる。
    それだけは避けないと、と思った。
    決して速く走れなかったけれど、
    手を繋いで走る事が、こんなにも楽しい気分にさせた。
    それだけで、ダニエルは満足だった。

    走り終えたダニエルの息は、少し上がっていた。
    「ミュラー先生、すみません。後は、見学させてください。」

    涼しい木陰で、ふたり寄り添って座った。
    「ダニエル。もたれていいよ。」
    「うん。」

    校庭では、他の親子達は、
    リレーをしたり、体操をしたりして、
    其々に惜しみなく声援を送った。

    「一緒に走ってくれて、ありがとう。パパ。」
    ふと発せられた声に、
    パドンはダニエルの肩をそっと抱いた。


    --------------
    <ツブや記>
    気合を入れすぎたパドンに、冷静なダニエル。
    という対照的な事を狙っては、いません。決して(笑)

    自分的には、新密度を上げていって欲しい。
    って想ってます。
    ♪らぶらぶふらっしゅ〜♪かけちゃおか?(笑)

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      | 2010.05.30 Sunday |   ・// N // | - |

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        | 2020.02.06 Thursday | - | - |