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遙かなる時空の中で 夢浮橋(通常版) サンタクロースっているんでしょうか? トーマの心臓 (小学館文庫)




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 w*k
兄アニ^^ MarvelousAQL Inc.さんの
ウェブカレ二次創作ガイドライン
により、画像引用
並びに、現在創作中です

 - * - 

*TFC

古川登志夫さんを応援しています♪
 『あるがまま』という生き方に共感
 してしまった人(私=193)による、
 きまぐれ〜なところです。

   では、早速・・・
   肩の力を抜いて、ひと休み♪
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    | 2020.02.06 Thursday | - | - |

    // N // 214
    22:46
    // 思い出し笑い omoidasi warai //

    1.
    「一体、どうしたっていうんだい?」
    突然クスクスと笑い出したクリスティーヌに、
    アルベルトは目を丸くした。

    「だって…」
    「だって、何?」
    アルベルトは、クリスティーヌの瞳を真剣な眼差しで見た。
    「……貴方って、変わらないんですもの。」

    「それって、私が鈍いという事?」
    「そうよ。」
    クリスティーヌは、飾り無く言った。
    「あのフェスティバルの時もそうだったじゃない?」


    *
    そう、まだ共に生きる事に
    共感が持てなかった、青い日々…

    ふたりは、同じように手を取り合って、…

    2.
    **
     君は、不機嫌そうに目を瞑った。
     僕は、君の気持ちの一欠片も酌めていなかった。

     僕は、朝からの変更で多忙であり、トリオを優先させた。
     彼女は、朝から僕の為に…
      いや、僕と少しでも過ごす為に、協力していた。

     ―― それくらいは、仕方ない ――
      と思い込む努力もしてくれたようだ。

         だから――

    「開演まで、時間があったでしょう?」
    「ああ。」
    「私は、貴方の傍に居たから、てっきり
    お声を掛けてくださる、と思っていました。
    ――それが、目もくれず、何処かに行って
    ――すぐ、お帰りになるかと、期待をしていましたが、
    戻られたのは、随分後でした。」

     君は、ただ淡々と話す。
      まるで、激しい感情を悟られまい、とするように。
     僕は、君の想いを、ただ受け止める、しかない。

     仲間と何かをするのは、当たり前過ぎて、
      それが、悪だとは、今まで思った事が無い。
     僕は、奉仕の精神を忘れない
      ようにも、教育されていた。
       それが、彼女を悲しませる事に繋がる
        とは、微塵も、疑った事も無かった。
     
         それと――

    「閉演後すぐに、私は、控え室に向かいました。
    今日の演奏は素晴らしかったです、と一番にお伝えしたかった。
    でも、開け放たれたドアから見えた光景には、目を疑いました。
    先に、貴方は他の方からの花束を受け取り、
    満面の笑みを浮かべ、他の女性を見つめていた。
    ――ショックでした。
    今日一日の私は、何だったのだろう?とさえ、想えて。」

     君は、バカンス前から心が揺らぎやすかったのに。
     こんなことまで、言わせて仕舞った自分が
      情けなくて、許せなくて。

     彼女の目は、薄っすらと涙色に染まりだした、

    「ごめん、クリス。……」

     そう言うのが精一杯で、もう後は言葉にならなかった。

     僕は、ギュッと彼女の身体を包み込んだ。

    3.
    **
    アルベルトは、クリスティーヌの顔を盗み見た。
    彼女は、直ぐに気づいた。

    「ニコ。」
    クリスティーヌは、彼に微笑んだ。
    「また、恥ずかしい出来事を思い出してしまったよ。クリス。」
    「そうね。私も同じだわ。――
    その後、義母様に厳重注意されてしまったもの。」

    「まさか、父上だけでなく、母上も来てるとは知らなかったから。
    私もね。叱られたよ。――婚約者に何て想いさせるんだと。――
    ああ、見られていたのかなあ。本当にお人が悪い。」
    アルベルトの表情が歪んだ。
    それを見て、またクリスティーヌがクスクスと笑う。

    「ほんと、――フランもそうだけど――
    君も、変なところで笑うんだね。」
    「私達、気が合いますもの。
    今頃、フランソワーズ達は、どうして居るのでしょうね?」
    「彼を、尻に敷いているかもしれないよ。」
    「まさか。」

    --------------
    <ツブや記>
    2.は、N213の時間的な続き。
    1.3.は、数年後のつもり。
    その頃には、ふたりの時間も増えている、ハズ(笑)

    *
    昔話的にしたのは、
    少しミケールを離れようと思ったので。
    次は、タイムダウン〜♪(笑)

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      | 2010.05.17 Monday |   ・// N // | - |

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        | 2020.02.06 Thursday | - | - |