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遙かなる時空の中で 夢浮橋(通常版) サンタクロースっているんでしょうか? トーマの心臓 (小学館文庫)




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 w*k
兄アニ^^ MarvelousAQL Inc.さんの
ウェブカレ二次創作ガイドライン
により、画像引用
並びに、現在創作中です

 - * - 

*TFC

古川登志夫さんを応援しています♪
 『あるがまま』という生き方に共感
 してしまった人(私=193)による、
 きまぐれ〜なところです。

   では、早速・・・
   肩の力を抜いて、ひと休み♪
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    | 2020.02.06 Thursday | - | - |

    // N // 213
    22:33
    // 怒ってるの? okotteruno ? //

    「教授、ご一緒してよろしいですか?」
    クリスティーヌは、講堂を後に歩き出したスエンセンに言った。
    「いいのかい?――
    彼は、まだ残っているようだったが――リッチモンド君。」
    クリスティーヌは頷いて、スエンセンと共に歩き出した。

    アルベルトが花束を貰って、皆に微笑んでいる。
    その輪に入るタイミングを、クリスティーヌは逸してしまった。
    楽屋で渡すはずだった花束も、まだ小脇に抱えたままである。
    スエンセンは、ちらとクリスティーヌの様子を窺って、
    さり気無く付け加えた。

    「舞台でも渡してくれても構わなかったんだよ。」
    それは、演奏者の去り際によくある習慣であったのだが。
    「いえ、それは出来ません、今は。」
    「そうかい。難しいのだね?」
    好いてる人の為にしている事とはいえ、
    辛そうにしているのが、スエンセンには気になった。

    *
    研究室の鍵を開けると、
    直ぐに、スエンセンは彼女を部屋に伴った。

    「そこにお掛けなさい。――時間は、あるでしょう?――
    すぐにお茶を淹れるからね。」


    クリスティーヌは、花束の包みを剥いで
    手頃な花器に、それを生け、
    スエンセンの練習室のサイドテーブルに置いた。

    ピアノに視線を落とした。
    普段ここで弾いている人も、今は居ない。
    カバーを上げ、音も立てずに鍵盤を撫でた。
    そして、
    クリスティーヌは、ひとつ溜息を漏らした。

    その様子を、スエンセンはさり気無く気遣っていた。
    あと少しで、砂時計の砂が落ちる…

    **
    「――ご馳走様でした。…」
    クリスティーヌが、お茶の礼を言って立ちかけた時、
    ノックの音がして、ドアが開いた。
    「教授、戻りました。後、ルイス先生が残ってらっしゃいます。」

    「お帰り、シュクール君。最後まで、悪かったね。
    彼女にも大変お世話になってしまったよ。」
    スエンセンに、クリスティーヌは微笑んだ。
    「では、私はこれで失礼致します。」
    「ああ、ありがとう。リッチモンド君。また、次のレッスンでね。」
    クリスティーヌは、アルベルトに目もくれず出て行った。

    「シュクール君、何ぼやっとしているんだい。
    彼女を放っておくのかい?」
    スエンセンの言葉に、アルベルトは我に返った。

    *
    アルベルトは、コートを手にし、
    クリスティーヌの後を追った。

    視線を感じたアルベルトが、話し掛けようとしたら、
    クリスティーヌが、ぷいと身を翻して、
    スエンセンの研修室から、出て行ってしまったからだ。


    「待って!クリス、どうしたの?」
    アルベルトは、クリスティーヌの腕をつかんだ。
    「一日お疲れ様でした。……では、御機嫌よう。」
    クリスティーヌは、振り向かない。
    アルベルトは、彼女の正面に回って、両手を取った。
    「アルベルト様。あの、離してください。」
    二人で居る時とは違う言葉遣いに、
    アルベルトは、心の距離を感じた。
    「クリス、ごめんね?……これから挽回できない?」
    クリスティーヌは、首を振った。

    「クリス。ちゃんと僕の目を見て。」
    アルベルトは、クリスティーヌの目を覗き込んだ。
    彼女の瞳は、揺れていた。
    「一体、どうしたっていうの?」

    --------------
    <ツブや記>
    乙女こころと…
    いろいろありますよね?(多分;;

    祭り(フェスティバル)が、終わった。
    その達成感を書く方が、良かったかもしれないけど。
    こっちのペアも平安、と言うわけにはいかないようでした;;

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      | 2010.05.14 Friday |   ・// N // | - |

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        | 2020.02.06 Thursday | - | - |