↓↓↓ * ただ今応援中!!
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930   
<< September 2020 >>


遙かなる時空の中で 夢浮橋(通常版) サンタクロースっているんでしょうか? トーマの心臓 (小学館文庫)




qrcode





 w*k
兄アニ^^ MarvelousAQL Inc.さんの
ウェブカレ二次創作ガイドライン
により、画像引用
並びに、現在創作中です

 - * - 

*TFC

古川登志夫さんを応援しています♪
 『あるがまま』という生き方に共感
 してしまった人(私=193)による、
 きまぐれ〜なところです。

   では、早速・・・
   肩の力を抜いて、ひと休み♪
<< 今更ながら注目! | main | ピース11 ・陽だまり・ >>

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています


0
    | 2020.02.06 Thursday | - | - |

    ピース10 ・切ない・
    23:03
    (・呼び名・の続き)

    「先行ってて、俺忘れ物したから。」
    ユウに背を向け、玄関に入る。

    「マモル? どうしたの?」
    ドアの音を聞きつけた母が出てきた。
    「…ぁ、忘れ物…」
    自分の部屋に入ったら、涙が出てきた。
    切ないこころをどうしても止められなかった。

    しばらくして、母がノックをした。
    「マモル、入るわね。」
    そのまま、ドアが開く。
    母の顔が見れない。
    そっと額に手を当てて言った。
    「あれ、熱が有るわね。」
    俺は、首を振る。
    「今日は、学校休まないと。」
    そう言って、受話器を取った。

    「もう、落ち着いたかな?」
    母は、辛抱強く待った。
    「ちゃんと説明してね。母をタダの嘘つきにしないでよ。」
    が、言いたいことはハッキリ言う、いつもどうり。
    「突然…」
    今朝の出来事を話す。
    「そっか、そっか。」
    ひとしきり話し終わったら、気持ちが治まってきた。

    「で、それでいいの?」
    「決めちゃったのは、ユウ本人だから…」
    「ほんとに?」
    「…、はぁ〜」
    「ユウちゃんがそう決めたからって、関係ないんじゃない?」
    「もういいよ。」
    「…ふ〜ん。」
    訝しい目つきで、こっちを見る母。
    「マイッタ、参りました、母上殿。」
    「でしょう?」
    「俺は、これからもユウのことは『ユウ』って呼びたいです。」
    「では、見守りましょう。」
    ホッとしたのは、母も同じようだった。

    「では病人、今日はちゃんと休んで、気が向いたら自習すべし!」
    そっと、鏡を手渡す。
    覗くと、冴えない俺の顔。
    こんな顔、誰にも見られたくない。
    この人が母親で、ほんと良かった。
    0
      | 2008.08.09 Saturday |   ・彼と私。 | - |

      スポンサーサイト

      0
        | 2020.02.06 Thursday | - | - |