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遙かなる時空の中で 夢浮橋(通常版) サンタクロースっているんでしょうか? トーマの心臓 (小学館文庫)




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 w*k
兄アニ^^ MarvelousAQL Inc.さんの
ウェブカレ二次創作ガイドライン
により、画像引用
並びに、現在創作中です

 - * - 

*TFC

古川登志夫さんを応援しています♪
 『あるがまま』という生き方に共感
 してしまった人(私=193)による、
 きまぐれ〜なところです。

   では、早速・・・
   肩の力を抜いて、ひと休み♪
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    | 2020.02.06 Thursday | - | - |

    // N // 207
    22:39
    // 僅かなズレ wazukana zure //

    1. 

    「ちょっと、待て!今のところ、おかしくない?」
    「そうか?」
    アルベルトに、カットナルが返した。
    「タイミングずれてるよ。」
    そうだそうだと、ミッシェルが頷いた。

    「悪い。もう一度頼む。」
    カールの頼みも虚しく、
    どうしてもタイミングが合わない。

    「カール…体調でも悪いの?」
    ミッシェルに続けて、アルベルトが言った。
    「休憩する?
    朝からずっとだから、リフレッシュしたほうがいい。」
    「カール、アルベルト。悪いけど、
    僕は明日にするよ。レポート残ってるから。」


    *
    「カール。何か気懸かりな事でもあるの?」
    アルベルトの真っ直ぐな視線に、カットナルは。
    「…わかるか?」
    アルベルトは、視線を外さない事で答えた。
    「解釈や音質の問題じゃなさそうだね。」

    カットナルは、おずおずと前置きをした。
    「――多分、こんな事彼女の兄である君に話しちゃダメなんだろうけど。
    僕は、フランソワーズに一目惚れでさ。アタックしたいけど…はぁ〜」
    アルベルトは、目を妙な事でも聞いたかという様に細めた。
    「兄としては、困ったことだよ、カール。
    僕の家は、まだ王権の流れを色濃く残しているからね。
    ましてや君の……ふぅ〜本気なのかい?」
    アルベルトは、言い掛けた言葉を、吐く息と共に引っ込めた。

    「本気も本気。大本気♪」
    「カール、言いにくい事だけど、はっきり言うよ。
    ――父が、OKを出さない限り無理かもしれない。」
    「何故?」
    「何れにせよ。フランもそう信じているから。
    ――仮にOKだったとしても、君の自由は奪われるだろう。
    それを覚悟出来るなら――
    でも、友である君に、あまり勧めたくない話かもね。」
    「何だよ。僕と兄弟になるのは、嫌だって事か?」
    「そうじゃない。シュクール家と関わったら、
    人の都合が異常だから、苦労する。それでも…いい?」
    「何だよそれ?わからない、何の話だ?」

    「ごめん。家の事は、詳しく話せない内容だから。――
    目の前の事も出来ないようなら、妹は君に見向きもしないだろうね。」
    「わかったよ。今は、フェスティバルに集中する。」

    **
    2.

    「ダニエル様、失礼します。」
    応えが無いので、マリアは入室した。
    まだカーテンが開け放たれていない部屋は薄暗かった。
    ベッドで見ると、こんもりと盛り上がった形があった。
    部屋主は、まだ眠っていた。

    「ダニエル様、まだお休みですか?」
    今再び、マリアは声を掛けた。
    ケットの形が少し変わった。身体を横にしたのだろう。
    「もうちょっと寝かせて、パドン。僕はまだ眠いんだ。」
    そう答えたダニエルは、寝ぼけていた頭の中で
    おかしいと感じ、身を起こした。

    「マ、マリアさん?すみません。僕…」
    「お気になさらないで。私こそ、すみません。勝手に入ってしまって。
    夕べも遅くまで起きてらしたでしょう。勉強熱心もよろしいですが、
    たまに身体も休められたほうがいいですよ。」
    マリアの穏やかな想いが伝わってくる。
    家族から向けられる言葉よりも、身に沁みた。
    「…はい。」

    「ご食事は、どうされますか?」
    「まだ、いいです。起き抜けなので。」
    「ダニエル様の分も用意してありますので。もし私がキッチンにいなくても、わかるところに置いてありますから。お召し上がりください。」
    「はい。いつも、有難うございます。」

    マリアは、部屋から出ようとして、足を止めて振り返った。
    「そうそう、旦那様からの伝言をお伝えするの忘れていました。
    今夜、お客様がお見えになるので、
    ダニエル様もご一緒くださいますようにと。」
    「お誘い有難うございます。――マリアさん、僕はやめておきます。
    今日一日は、休んでおきますから。すみません。
    ――教授によろしくお伝えください。」
    「はい。では、ダニエル様の料理は、その時分に
    お部屋にお持ち致します。では、失礼します。」

    *
     だめだな、僕は。すぐに身体が疲れてしまうんだから。
     これこそ、変わって欲しいくらいなのに。

    ・・・ご自分の身体は、ご自身がよくお分かりでしょう・・・

     主治医の言葉が、浮かんで消えた。
     ちぇっ、つまらないことばかり言う。本当に…

    ダニエルは、またベッドに横になった。

    **
    ミッドナイトブルーの曇りなき空に、
    星が輝き、冴え冴えと月が照り映えていた。

    ダニエルが目覚めると、
    ・・・続きのお部屋に、夕食の支度してあります・・・
    そんなメモが、サイドテーブルに置かれていた。

    ダニエルが机に向かった頃、
    ふとフルートやヴァイオリンの音が響き渡りだした。

     どこまでも、音楽好きな人たちだなぁ。

    その音は、階下から聴こえて来た。

    --------------
    <ツブや記>
      なんかしらんけど、おかしいなぁ?
      って思う事無い?
      なんか、どっか…でも、なんやろ?
      みたいなトコです。

        解ってくれはる?
        いや、そうやなくて…

      そんなやり取りって、ズレとる。
      そうやんな、どこかブレてるんよ。

     ――悩み多きお年頃であります。(笑)

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      | 2010.04.29 Thursday |   ・// N // | - |

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        | 2020.02.06 Thursday | - | - |