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遙かなる時空の中で 夢浮橋(通常版) サンタクロースっているんでしょうか? トーマの心臓 (小学館文庫)




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 w*k
兄アニ^^ MarvelousAQL Inc.さんの
ウェブカレ二次創作ガイドライン
により、画像引用
並びに、現在創作中です

 - * - 

*TFC

古川登志夫さんを応援しています♪
 『あるがまま』という生き方に共感
 してしまった人(私=193)による、
 きまぐれ〜なところです。

   では、早速・・・
   肩の力を抜いて、ひと休み♪
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    | 2020.02.06 Thursday | - | - |

    // N // 200
    22:53
    // フィーリング tomoni aru kokoro //

    ミケールの町は、
    広大な敷地を持つインターグレ・ミケールの創設に伴って出来た町だ。

    開発当時の当地は、
    荒野の周囲に小さな森が点在し、流れる川は水量も少なく。
    鉄道が敷かれたばかりの荒野には、駅も無い。
    あるままの自然をたたえ、
    人間とは無縁の野生動物たちの楽園だった。

    *
    どこかで、小鳥達の囀りがした。
    チュンチュンと仲間の鳥と話したかと思うと、
    頭を下げ、起用に嘴で地面を突いた。
    忙しなくその動作を繰り返していた。

     ――きっと、朝の食事をしているのだろう…

    カサッ カサッ
    と落ち葉を踏む音に、
    驚いた鳥達はおしゃべりを止め、羽ばたいて散っていった。


    微かにその音色が聴こえてくる。
    朝一番の静かな時間帯には、学生たちの姿も無く、
    彼らが立ち入る事も滅多と無い校舎の外れ。
    陽の光を浴びて、ヴァイオリン一艇を構えたシルエットが浮かぶ。
    一幅の絵を切り取った様な姿に、
    もし聴く者があれば、足を止めたであろう。

    その調べは、しっとりと朝の情景に溶け込んでいった。


    **
    カットナルとミッシェルは、まだ部屋に居た。
    と言っても、寮で同室なのだから、
    朝起きて直ぐなので、当然なのかもしれないが。

    彼らの今一番の関心事は、
    目下のフェスティバル出場の為の曲の練習具合だった。
    ふたりで、曲の解釈やら表現やら構成やら
    いろいろと話はしていたけれど、
    それぞれの進み具合や音の重なりは、想像では補う事は不可能で。
    そろそろ、次のアクションを起こすには遅くない時期でもあった。

    「ミラ、すすんでる?」
    カットナルは、寛いでいたベッドから跳ね起きた。
    「僕なりには、ね。――言葉だけでは、何ともいえないから、
    一度、手合わせしてもらえるかな。」
    カットナルは、ある程度の練習を終えないうちは、
    そんな言葉すら発する事は無い。
    その様子から、ミッシェルは次の段階に進めると踏んだ。
    「ルイス先生の練習室使えるから。君は、いつ空いてる?」
    「それは、有難い。練習室取るの大変だから。
    君のスケジュールは、どうなってる?」

    日々の練習に困らないようにと、ルイスの口添えであった。
    直ぐにでも合わせたい、――ふたりの心は決まった。

    *
    彼らは、準備を整えて部屋を出て、
    学内の通い慣れた道を歩いていた。

    「前もって、連絡入れなくてもいいの?」
    カットナルの事は信じているけれど、ミッシェルは少々心配だった。
    「大丈夫。毎日通わせて頂いてるから。
    行かない方が、どうしたんだ?と聞かれてしまうくらいだよ。」
    そう言いながら、カットナルは楽器ケースを持つ手に力を込めた。


    目的の部屋が近づくにつれ、
    聴き覚えのある曲調だと、ふたりは思った。
     ――まさかね?
    と、ふたりは顔を見合わせ、再び歩き出したが、
    その音量は、歩を進める毎に、大きくよく響いてきた。

    靴の下で枯葉を踏む音が、ノイズとなってしまうのが残念に思っている
    うちに、目的の場所に着き、戸口で立ち止まった。

    それは、ルイスの部屋から聞こえてくるものだった。
    突然、ヴァイオリンの音が途切れた。

    「やあ、今日はふたりかい?」
    ルイスは、入り口から顔を覗かせた。

    ルイスは、楽器を置いて、室内を整え始めた。
    カットナルはケースから楽器を取り出しながら、聞いた。
    「先程の…」
    「君達の演目、ちょっとさらっていたんだ。
    私だったら、どうなるかと思ってね。」
    「はあ。」
    「ひとりで演るのも良いけど、――
    パートナーが居ると違うものになるしね――
    私も君達みたいに、彼と演りたい気持ちになってしまった。」
    「そうですね。
    フィーリングが一番合うパートナーがあればこそ、ですね。」

    --------------
    <ツブや記>
    『演る』…本来なら『演じる』と書くべきですけど、
         『やる』とルビを打ってくださると有難いです。
     *

    ルイスのパートナーは、コンコルドなわけですが(笑)
    こうして書いていて、しまったかな?と思えるの。
    どうして、この2つの楽器を組ませたんだろう?

    だってさ、だってさ、コルダ3プレーしてて、
    『吹奏』クインテットとか『弦楽』カルテットとか、いいな〜〜♪
    音の質が揃うのが心地いいですもの♪

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      | 2010.04.13 Tuesday |   ・// N // | - |

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        | 2020.02.06 Thursday | - | - |