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遙かなる時空の中で 夢浮橋(通常版) サンタクロースっているんでしょうか? トーマの心臓 (小学館文庫)




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 w*k
兄アニ^^ MarvelousAQL Inc.さんの
ウェブカレ二次創作ガイドライン
により、画像引用
並びに、現在創作中です

 - * - 

*TFC

古川登志夫さんを応援しています♪
 『あるがまま』という生き方に共感
 してしまった人(私=193)による、
 きまぐれ〜なところです。

   では、早速・・・
   肩の力を抜いて、ひと休み♪
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    | 2020.02.06 Thursday | - | - |

    // N // 196
    21:17
    // 図書館にて tosyokan nite //

    最近入り浸っているのは、学内の図書館。

    専門機関というだけあって、国内発行図書は全て入手可能な
    インターグレ・ミケールの蔵書は、豊富である。
    館内は、整然としており、
    学生や職員なら、貸し出し可能な図書も多く、
    自習スペースも広く取られている。
    そんな好都合な場所を使わない手は無い。

    *
    空き時間に下宿に戻るのも煩わしいので
    始めた図書館通いは、意外と便利だと気づく。

    分厚い本の中で欲しい情報量は、さほど多くない。
    あくまでもレポートの参考資料だ。
    さっさと必要箇所を抜き出して、元の書架に戻す。
    一冊ずつも面倒だなと思って数冊手に持つ、
    こんな時に限って、使いたい資料ばかり目立つ。
    いつの間にか、持ちきれないくらいの量になっていた。
    戻すのも面倒か――いや少し減らして…

    **
    「君、手伝おうか?」
    本を両手に抱えた学生を見かけ、ルイスは声を掛けた。
    彼は、声の主に向き直った。
    「いえ。先生にご迷惑をお掛けするわけには…」
    その彼の手から本が落ちそうになり、
    その本を寸でのところで、ルイスが受け止めた。
    「君の定位置くらいまでなら…ね、構わないから。
    私もまだ君達とそう違わないし。」
    館内で大量の本を持ってるということは、ルイスにも察しが付いた。
    無下に断る事も出来ず、
    彼は遠慮がちに、全体の3分の1くらいを手渡した。
    そしてそのまま、いつもの自習スペースへ歩いて行った。

    「ここで、いいの?」
    あるテーブルで立ち止まった彼に、ルイスは言った。
    「ありがとうございました。」
    そう言って、彼は会釈をした。
    「結構な数揃えたみたいだけど、――何?レポート?」
    ルイスは、浮かんできた疑問をそのまま口にした。
    「ま、そういったところです。」
    彼は、時間が惜しかったので、返事を簡単に済ませた。

    座ろうとして彼に、立ったままのルイスが言った。
    「隣、空いてる?」
    彼は、自分の使いたいスペースを見回した。
    自分が使っても十分余りある。
    「はい。よろしければ、どうぞ?」

    *
    自習スペースに着席すると、すぐにダニエルは本を開いた。
    目的のページを探し出しては、メモを取り、また次の本を開く。
    そのてきぱきとした様子は、見る者にとって小気味良い。

    「先生。見るものが違うのではないですか。」
    その視線に気づいた
    ダニエルは、隣の人にだけ聴こえるくらいの小声で言った。
    ルイスは感心し、自分の手が疎かになっている事も忘れていた。
    「ああ、すまない。けど君、ペース速いね。――まるで…」
    「私語は慎まないと、退場させられますよ。例え先生でも。」
    「確かに、そうだね。忠告、感謝する。」
    そう言うとルイスは、自分の作業に移った。

    *
    ダニエルは、机上を整理して、筆記具を鞄に仕舞い、
    積み上げた本を抱え込んで、声を掛けた。
    「ルイス先生。お先に失礼します。」
    「君、ちょっと待って。――少し、話せないか?」
    去りかけている学生を、ルイスは呼び止めた。
    「すみません。すぐ講義なので。」

    「そう。それは残念。機会があれば、お願いするよ。」
    そう言って、また手元に集中しだしたルイスを
    一瞥して、ダニエルは図書館を後にした。

    **
    本日の予定からして、そうゆっくりもしていられない。
    司書に書名を告げておけば、数冊は取り置いてもらえる。
    それを期待して、足を運んだのだ。

    図書館の受付カウンターから離れ、ルイスは歩き出した。
    すると、見覚えのある学生が、入り口から入ってきたのが見えた。
    学生は、会釈して通り過ぎようとした。
    が、ルイスはすぐさま、声を掛けた。
    「やあ、また会ったね。この後、予定ある?」
    「ここでの自習が終われば、帰宅します。」
    ダニエルは、わざと学内に居ないのだと主張するような言い方をした。
    だがルイスは、彼に時間があると取った。
    「ではその前に、私の準備室に来てくれないか?」
    誘われたのは、今日が初めてではない。
    幾度も誘いを断り続けている――そんな後ろめたさもあって――
    今日くらいは仕方ないか、と。

    ダニエルが頷いた。
    「私は、先に戻っている。ここで待ってるから。」
    ルイスは、ノートを引きちぎり、ダニエルに手渡した。
    そこには、校内の略図のメモがあった。

    --------------
    <ツブや記>
     ダニエルは、もっと調べておくべきだったと思った。

     カッターシャツにネクタイ、目立つ黒髪、その第一印象と
     『見て、ルイス先生よ。』と囁かれた学生の声。
     雰囲気からして、自分とは違う持ち場の人間であろう
     と、関心をそれ以上に持たなかった。

     手渡されたメモを見ながら、
     彼の目的は何だ?――計れない出来事に首を傾げた。

       ――最後は、そんなイメージで、ありんす(笑)――

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      | 2010.04.06 Tuesday |   ・// N // | - |

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