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遙かなる時空の中で 夢浮橋(通常版) サンタクロースっているんでしょうか? トーマの心臓 (小学館文庫)




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 w*k
兄アニ^^ MarvelousAQL Inc.さんの
ウェブカレ二次創作ガイドライン
により、画像引用
並びに、現在創作中です

 - * - 

*TFC

古川登志夫さんを応援しています♪
 『あるがまま』という生き方に共感
 してしまった人(私=193)による、
 きまぐれ〜なところです。

   では、早速・・・
   肩の力を抜いて、ひと休み♪
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    | 2020.02.06 Thursday | - | - |

    // N // 178
    22:36
    // 受診 jyusin //

    「いつものように休んでれば、すぐ治るよ。」
    と言って、ダニエル様はお休みになりましたが…

    *
    診療所があったはずだと、手帳を開く。
    親父さんに連れられて、面通しした覚えがある。
    電話がないので、直接聞いてきておこう。

    戸締りをして、ジョンソン医師を訪ねる。
    「えーと、君は…。」
    「ゴードンです。
    先月フォレストの親父さんに紹介してもらいました。」
    「ああ、そうだった、そうだった。」
    ジョンソンは、手をポンと叩いた。

    「診療時間の確認をさせて頂きたくて。」
    「病人がおれば、いつでも構わんよ。」
    ジョンソンは、キョロキョロとパドンの周りを見た。
    「急ぐんじゃないのか?病人は?」
    「息子なんですが。」

    *
    「はい。終わったよ。」
    ダニエルは、服の乱れを直しだした。

    訪問診察したジョンソンは、パドンを見た。
    「ダニエル君が生まれた時、何か言われていなかったかい?」
    「いえ、何も…聞いていません。」
    ジョンソンは、ひとつ息を漏らした。
    「お父さん、用心してあげないと駄目だよ。
    激しい運動は、控えること。」
    「どういうことですか?」
    「彼は、日常的に疲労しやすいだろう?」
    「はい。」
    「身体のどこかに、問題があるんじゃないかな。
    一度、大きな病院で診て貰ったほうがいい。
    うちでは、詳しい検査は出来ないからね。
    必要なら、紹介状を書くよ。」

    「詳細が分かれば、先生に診て頂けますか?」
    ダニエルが、口を挟む。
    「君が望むなら、構わないよ。
    定期的な検査が必要なら、そちらに足を運んでもらうことになるが。」
    「では、検査依頼ということになりますね。」
    「ああ。君は、ずいぶんとしっかりしているな。」

    **
    「ダニエル君、行こうか。」
    ジョンソンが、ダニエル達を迎えに来た。
    「ほら、何て顔してるんだい。お父さん、君も用意して。」

    紹介状を受け取り、出掛けるつもりでいた二人だったが、
    車を出してくれるという有難い申し出に、同乗した。

    「病院は、久し振りだから、緊張するなぁ。」
    ジョンソンは、ハンドルを握ったまま話をする。
    「先生も、緊張されるのですか?」
    「人間だもの。緊張くらいするさ。ダニエル君もするだろう?」
    「そうですね。初めての物事の時は、そうかもしれません。」
    「お父さんは、もっと緊張してるようだね。」
    パドンの様子をバックミラーで見ながら、ジョンソンは言った。

    *
    「検査の結果は、すぐ私が見て話すから、
    お父さんは、ここで待ってなさい。」
    ジョンソンは、ダニエルを伴って院内奥に入っていった。

    「君のご両親のどちらかと連絡はとれるかね?」
    ダニエルは、目を大きく見開いた。

    ダニエルは、受話器をジョンソンに手渡した。
    「お電話変わりました。
    ダニエル君のお母様ですか。私、ジョンソン病院の副院長のジョージ・ジョンソンと申します。彼の既往症をお教えいただけますか。」
    ジョンソンは、カルテにペンを走らせた。

    「検査費用は、お付の方に請求してよろしいですか?……どの程度まで検査致しましょうか?……では、そのようにさせていただきます。………結果は、………わかりました。また後ほど連絡させていただきます。失礼します。」
    ジョンソンは、電話を切った。
    ダニエルは、ただそれを見ていた。

    「このカルテに、ご両親の連絡先を書いてくれるかい?」
    ダニエルは、黙ったまま指示に従った。
    「何か、付いているかな?」
    ダニエルの強い視線を感じて、ジョンソンは聞いた。
    「どうして、分かったんです。」
    「君の父と名乗る彼が、若すぎるからだよ。」
    ダニエルは、納得がいかない顔つきをした。
    「不思議かな?--本当は、すぐ判った。--私は、君の今住んでる家を知っていた。ジュリーとは面識がある。君は、あの家族写真に写っているお子さんだろう?」
    「そうだったんですか。でも、この事実はあまり公にしていただきたくないです。」
    「個人情報は、保守しよう。だが、君の身体の方は、ご両親ともやり取りして、経過観察させてもらうよ。これは、譲れないからね。」
    ジョンソンの誠実な態度に、ダニエルは観念した。
    「はい。よろしくお願いします。」

    *
    「ダニエル君のお父さん、彼は検査中だ。珈琲でもどうだね?」
    ジョンソンは、マグカップをひとつ差し出した。
    「あ、ありがとうございます。検査にどれくらい時間が掛かるでしょう?仕事場に、連絡入れておきたいので。」
    「ここの電話使ってくれて構わないよ。君達の身元も分かったし。」
    パドンは、驚いてマグカップを落としそうになった。
    「気をつけてくれよ、中身はまだ熱いからね。」

    事の次第を聞いて、パドンは力が抜けた。
    「君の本当の名前は?」
    「パトリシア・パドンです。ゴードン家に仕えております。
    が、当地では、パトリシア・ゴードンと名乗っております。」
    「こんな事になって、ジュリアスの下で、働くのは大変だね。」
    「旦那様は、優しい方です。問題ありません。
    私の主人はダニエル様ですから。」
    「そうか。そこまでは、見抜けなかった。何なんだろうね、君達は。」
    そう言って、ジョンソンは目を細めた。

    --------------
    <ツブや記>
    話が、あれれ?・・・バレテル?

    N21で登場した医師のつもりですが、
    どんな性格だったか思い出せない(笑)
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      | 2010.02.24 Wednesday |   ・// N // | - |

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        | 2020.02.06 Thursday | - | - |