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遙かなる時空の中で 夢浮橋(通常版) サンタクロースっているんでしょうか? トーマの心臓 (小学館文庫)




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 w*k
兄アニ^^ MarvelousAQL Inc.さんの
ウェブカレ二次創作ガイドライン
により、画像引用
並びに、現在創作中です

 - * - 

*TFC

古川登志夫さんを応援しています♪
 『あるがまま』という生き方に共感
 してしまった人(私=193)による、
 きまぐれ〜なところです。

   では、早速・・・
   肩の力を抜いて、ひと休み♪
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    | 2020.02.06 Thursday | - | - |

    // N // 177
    23:03
    // あそぼう asobo //

    僕は、学校帰りに何をするか考えていた…

    *
    「……ダニエル?」
    オズワルドは、ダニエルの背に手を当てがった。
    ダニエルは、ビクンと身を固めた。
    「僕に、気安く障らないで。」
    ダニエルは、手を払いのけた。
    オズワルドは、ダニエルの顔を覗き込んだ。
    「さっきから、呼んでいるのに。聴こえないの?」
    ダニエルは、その相手に気づき、しまった!と思った。

    「あ、ごめん。何?」
    「きょう、一緒に遊ばない?」

    「きょうは、ダメなんだ。」
    「きょう無理だったら、あしたでもいいよ。」
    「家の手伝いしなくちゃならないから…。」
    「たまには、遊んでもいいんじゃない?怒られるの?」
    「怒られたりはしないけど。」
    「なら、遊ぼうよ。」
    オズワルドは、諦めてくれそうにない。
    「あした、返事してもいい?」
    そう言うと、オズワルドの表情は曇った。
    「ふ〜ん。」
    そして、オズワルドは上級生の輪に戻った。

    オズワルドの後姿を追っていたら、ウラドと目が合った。
    ウラドは、意地悪な目線をくれたあと、
    仲間と輪になって、何やらこそこそと話し出した。

    ガラッと教室の戸が開いた。
    「皆さん、席に着いて。3時間目を始めます。」
    ミュラー先生の登場に、彼らは解散した。

    **
    「さよなら。ミュラー先生。」
    生徒達は、口々に挨拶して、帰路に付く。

    教室を出たダニエルだったが、踵を返した。
    「ミュラー先生、今いいですか?」
    ミュラーは、手元の書類を閉じて、顔を上げた。
    「ダニエル君、どうしたの?忘れ物?」
    ダニエルは、首を横に振った。

    「学校には、図書はありますか?」
    「なくはないわよ。どんな物がいいの?」
    「この町の事とか、調べたいのですけど。」
    「ここにあるのは、物語や伝記くらいかな。
    探してみるけど、急ぐの?」
    「いえ、急がなくていいです。自分で何とかしますから。」
    「お役に立てなくて、ごめんなさいね。」
    ダニエルは、一礼して立ち去ろうとした。

    「ダニエル君、困ってる事とかない?」
    「今のところは、何もありません。」
    「いつでも相談に乗るわよ。覚えてて。」
    ミュラーは、母が居ないのを心配しているのだろう。
    ダニエルは、微笑む。
    「お気遣いありがとうございます。
    ミュラー先生、今度こそ、さようなら。」
    「さよなら。また明日ね。」

    **
    ダニエルは、学校の時計が指す時間を確かめ、家路を急ぐ。

    *
    その姿をこっそり見ていた子供たちが、ささやく。
    「あいつ、先生と何話していたんだ?」
    「あいつ、おかしいよ。」
    「後、つけようぜ。」
    ウラド、アルフォンス、エーベルの言葉に頷いて
    オズワルドは、同行した。

    *
    石畳の上を歩くとコツコツと音がする。
    時々、ずれて音が聴こえてくる。
    ダニエルは、不審に思いながら、振り返らずにドンドン歩いた。
    家の前を通り越して、
    車道を渡り、切り株の上にちょこんと腰をおろした。
    そうすると、尾行者の動きが手に取るように見えた。

    ダニエルが動き出すのを彼らは身を隠して待っていたが、
    一向に動く気配が感じられず、来た道を帰って行った。
    彼らが見えなくなる少し手前で、ダニエルは立ち上がった。

    **
    「時間を無駄にしてしまった。」
    ダニエルは、時計を見つめた。
    付きまとわれるのが面倒だと判断しての行動だった
    が、少し疲れたなぁ。

    パドンが戻る時間までに、出来ること…
    まず、鞄を置いて…

    *
    「ダニエル様、戻りました。」
    パドンは、奥の部屋に居る主人に声を掛ける。
    「パパ、お帰り。どうだった?」
    「初めての事ですから、覚えることが多いです。」
    「そうだね…」
    パドンは、好奇心旺盛なダニエルの言葉をしばらく待っていた。

    「どうされました?顔色がお悪いようですよ。」
    「ちょっと、ね。」
    「お医者様に診て頂きましょうか?」
    「いや。いつものように休んでれば、すぐ治るよ。」

    --------------
    <ツブや記>
    しまった!と思った。…N167に見た夢と重なったから。
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      | 2010.02.22 Monday |   ・// N // | - |

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        | 2020.02.06 Thursday | - | - |