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遙かなる時空の中で 夢浮橋(通常版) サンタクロースっているんでしょうか? トーマの心臓 (小学館文庫)




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 w*k
兄アニ^^ MarvelousAQL Inc.さんの
ウェブカレ二次創作ガイドライン
により、画像引用
並びに、現在創作中です

 - * - 

*TFC

古川登志夫さんを応援しています♪
 『あるがまま』という生き方に共感
 してしまった人(私=193)による、
 きまぐれ〜なところです。

   では、早速・・・
   肩の力を抜いて、ひと休み♪
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    | 2020.02.06 Thursday | - | - |

    // N // 152
    21:01
    // はじまりの秋 hajimari no aki //

    インターグレの並木の下に植えられている花。
    夏の間に身頃を終えた株は、スコップで掘り上げられて、
    樹々の下の土が所々見えていた。

    フランは、その作業をじっと見ていた。
    季節の変わり目を感じていた。

    *
    「姫様。こんにちわ。」
    フランは、ふいに聴こえた声の方を見た。
    声の主は、普通の格好をしていた。
    「あなたは!あの時の。」
    クスッと男子学生は笑った。

    「ゴードン。姫でなく、フランソワーズです。」
    「失礼しました。フランソワーズ。隣に掛けてもいい?」
    と、ゴードンはベンチを指差し言った。

    「先ほどから、何をご覧になっているのですか?」
    ゴードンは、少し前から自分の様子を見ていた
    のだと、フランは分かった。
    「学内の花の植え替え作業を。」
    当たり障りの無い会話は続く。
    「花は、好きなの?」
    「普通の女の子が好きというくらいは。」
    「それでは、今度花を贈りましょう。」
    「ありがとうございます。お気持ちだけで十分です。」
    「それは残念だ。でも、機会があれば受け取ってくださいね。」

    フランは、相手の気持ちを量りかねていた。

    「フランソワーズ。こちらでも、退屈なのですか?」
    フランは何も答えないので、ゴードンは話題を変えた。
    「どの講義をとられていますか?」
    「一般的なものかしら。あなたは?」
    「専門分野の基礎の基礎から始めます。」
    「そう、頑張ってくださいね。」
    「ありがとうございます。では、また。」
    ゴードンは、時計を見て、さっさと引き上げて行った。

    **
    「シュクール君、予定は決まったかい?」
    練習室の机に講義リストを広げているアルに、スエンセンは言った。
    「昨年の経験を生かして、前期に多く講義を取るつもりです。」
    「そういえば、後期で悲惨な顔をしていたね。」
    「教授、言わないでくださいよ。」
    ハハハと、スエンセンは笑った。

    「先輩、楽しそうですね。」
    開放されていたドアから、二人連れが入ってきた。
    「ギャンティ君、来てくれたのかい。」
    「ご挨拶に。ルイスがまたお世話になります。
    それと、ルイスの教え子の顔も見ておかないと。」
    ギャンティと供に来た、
    ルイスは黙って、スエンセンに会釈した。
    「お茶でも、いかがかな?」

    *
    「初めまして。ギャンティ教授。お会い出来て光栄です。」
    「そうだね。よろしく頼むよ。
    ルイスの弟子という事は、私の孫弟子でもあるわけだから、
    期待しているよ。精進してくれ給え。」
    「勿体無いお言葉です。不出来ですが、丁寧に当らせて頂きます。」
    「うちの研究室にも、来てくれて良いからね。」

    部屋に、紅茶特有の匂いが立ち上る。
    「先輩は、相変わらず紅茶派ですね。」
    ギャンティの言葉を受けて、スエンセンが。
    「習慣だからね。止めるわけにいかないよ。」

    スエンセンの淹れたお茶を、アルが配る。
    スエンセンは、お菓子を盛ったトレーを、テーブルの中心に置いた。
    「冷めないうちに、どうぞ。」

    *
    「ルイス、来てたのか。」
    ルイスの姿をみとめてコンコルドも、研究室に入ってきた。
    「あ、すみません。教授方もお揃いで。」
    「構わないよ。ここでは普段通りだろう?」
    はあ、とコンコルドは恐縮した。
    「それでは、私はこれで失礼します。
    先輩、ルイスを頼みます。」
    ギャンティは、立ち上がると、会釈をして出て行った。

    「コンコルド、大丈夫か?」
    「ビックリだよ。すごく物腰が柔らかくなられて。」
    「私も、そう思う。元々はあんな感じの方だったけど。」
    ルイスとコンコルドの会話にスエンセンも入った。
    「ギャンティ君に、気を使わせてしまったね。
    ルイス君、よろしく言っておいて。」
    「はい。教授。」

    *
    「メンバー集まったところで。」
    一同は、スエンセンの方を向いた。
    「定例は、金曜固定で良いかな?」
    「私は、OKです。」と、ルイス。
    「そうですね。」と、コンコルド。
    「そのつもりで、予定します。」と、アル。

    「コンコルド君は、不都合かな?」
    「1コマ分…やっぱり、そっちは断…」
    「断っては駄目だよ、学生は大切にしないと。
    時間をスライド出来そうなら、
    研究の時間も1コマ分遅く始めたり出来るから。交渉しなさい。
    スライド出来ない場合は、また考えるとしよう。」
    「はい。やってみます。」

    --------------
    <ツブや記>
    講義は、まだ始まっていません。
    教員達は、準備を整えつつ、挨拶回りしている時期です。(笑)
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      | 2009.11.26 Thursday |   ・// N // | - |

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