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遙かなる時空の中で 夢浮橋(通常版) サンタクロースっているんでしょうか? トーマの心臓 (小学館文庫)




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 w*k
兄アニ^^ MarvelousAQL Inc.さんの
ウェブカレ二次創作ガイドライン
により、画像引用
並びに、現在創作中です

 - * - 

*TFC

古川登志夫さんを応援しています♪
 『あるがまま』という生き方に共感
 してしまった人(私=193)による、
 きまぐれ〜なところです。

   では、早速・・・
   肩の力を抜いて、ひと休み♪
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    | 2020.02.06 Thursday | - | - |

    // N // 146
    20:57
    // 休暇返上!? kyuuka henjyou !? //

    「おはようございます。シュクールさん。」
    リビングルームには、ハインツとフランが寛いでいた。
    「ああ、おはよう。コンコルド君。
    城を楽しんでくれているかい?」
    「まあ。ルイスは、部屋はもぬけの殻で。
    広いお屋敷ですし、勝手が分からないので。」
    コンコルドは、言葉に窮した。
    「率直な返事をありがとう。
    ルイス君はレッスン中だろう。行ってみると良い。分かるかい?」
    「いえ、何処だかさっぱり。」
    「そうか…昨日は、案内できていなかったようだね。
    私が同行しようか?」
    「今は、止めておきます。
    ルイスは、レッスンを見られたくなさそうでしたから。」
    「そう。なら館内を案内しよう。フランソワーズも来なさい。」

    *
    客間に続く回廊は、カーマインの絨毯。
    各階毎の踊り場には、違った花が生けられていた。
    ハインツが、大まかな説明をしながら、階段を上がっていく。
    家人の住居スペースは、レグホーンの絨毯。
    自習室・レッスンルームの前は、アップルグリーンの絨毯。
    「君が楽器を練習するのなら、レッスンルームを使うと良い。
    タイムテーブル管理は、ホフマンに任せてあるから、確認して。
    と言っても、今の時期は、娘だけだろうから。
    どちらかの部屋を使ってくれて良い。」
    「アルベルト君は?」
    「別の棟に居る。ルイス君もそっちに入り浸っているようだが。」
    「そうですか。」

    「レッスンルームを見ておくかい?」
    と言って、ハインツは部屋の戸を開けて入るようにすすめた。
    「ピアノ以外で必要な楽器も、ホフマンに用意させよう。
    遠慮なく言ってくれたまえ。」
    「はい。私は、いつも持ち歩いていますので、特には無いです。」
    「そう。いろいろ揃えてあるんだが、残念だな。」

    「滞在中は、何をする?」
    「普段の事以外は、何も。」
    「勿体無いね。乗馬とかやらないの?」
    「乗れるだけですが…」
    「結構結構。午後にでも、付き合わないか?」
    「良いですよ。」
    ハインツは、窓の外を指した。
    「向こうに、湖が見えるだろう。
    その右にあるのが、アルベルトの館。
    それの手前には広場があって、右の端に厩がある。
    この建物からは、さほど遠くない。
    ルイス君も誘うとしよう。」

    「せっかくだから、コンコルド君の助けもお借りして良いかな?」
    「私に出来ます事ならば。」
    コンコルドの返事に、ハインツは内心ニヤリとした。
    「フランソワーズ、こちらに来なさい。」
    「はい、お父様。」
    フランは、ハインツの隣に立った。
    「今日から、フルートをお教え頂くコンコルド先生だ。ご挨拶を。」
    「よろしくお願いします。コンコルド先生。」
    フランは、ドレスのスカートの裾を持ち上げ、挨拶をした。
    「!…はい、こちらこそ、よろしくお願いしますね?」
    内心コンコルドは、やられたと思う。
    「報酬は、君の望みのままにしよう。城に滞在中、頼むよ。」

    **
    レッスンルームに置き去りにされたふたり。

    「父は勝手ですので。先生、断られても問題ありませんわ。
    私が、嫌だと言った事にしておきますし。」
    一方的なハインツの申し入れを見ていて、
    コンコルドの事を気の毒に思ったフランは、言った。
    「それでは、レディの君に恥をかかせてしまう。
    君は、習うのは初めて?」
    「いいえ。趣味で覚えた程度です。
    もう少し上手に吹けると、嬉しいのですけれど。」
    「すぐに始める?」
    「はい、お願いします。」

    *
    「フランソワーズ君、君の使ってる楽譜からでいいから。
    吹いてみて。」
    フランが、楽器を持って、息を吹き込む。
    コンコルドは、目を閉じて、耳を澄まし、
    しばらくして、フランの全体の動きを見た。

    曲が終わるのを待って、声を掛けた。
    「そうだね。少し音が硬いようだから。
    基本の構えから、見直していこうか。」
    「はい。」
    「楽器を持つ手の確認から。
    まず、両足を安定させて立とう。
    フルートは軽く持とう。音を作っている指では、支えないこと。
    歌口に対して、唇は優しく触れる。どんな力も入れないこと。
    アンプシュアは、自分にあった位置か。歌口の中心からずれても良いので、確認しておくこと。
    タンキングは、適正か。左手を安定させ、息の量は少なく。
    アタックの角度は、ちょうどいいか。唇の形状、歯の生え方によって理想的な角度が異なる。音は、耳で確認すること。」


    「フランソワーズ君、お疲れさま。」
    「コンコルド先生、有難うございました。」

    --------------
    <ツブや記>
    どんな色が好き?
    色んな色が好き♪ということで。(笑)

    カーマインは、赤系の色。レグホーンは、茶系の色。
    アップルグリーンは、緑系の色。
    以上、色の辞典を参照しました。(笑)
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      | 2009.11.19 Thursday |   ・// N // | - |

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        | 2020.02.06 Thursday | - | - |