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遙かなる時空の中で 夢浮橋(通常版) サンタクロースっているんでしょうか? トーマの心臓 (小学館文庫)




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 w*k
兄アニ^^ MarvelousAQL Inc.さんの
ウェブカレ二次創作ガイドライン
により、画像引用
並びに、現在創作中です

 - * - 

*TFC

古川登志夫さんを応援しています♪
 『あるがまま』という生き方に共感
 してしまった人(私=193)による、
 きまぐれ〜なところです。

   では、早速・・・
   肩の力を抜いて、ひと休み♪
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    | 2020.02.06 Thursday | - | - |

    // N // 140
    20:33
    // 僕と城 boku to sirou //

    呼び出されて来たリビング奥の部屋。
    エーメは、言い終わったら、すぐに退室した。

    「私、思うのですけど。貴方とこの城はとてもよく似ているわ。」
    そう最後に言い残して…

      僕=城?
      僕は人間で、城は建造物。まず、質的に違う。
      話せるとか、動けるとか、
      そういう観点で比べるものでは、なさそうだ。
      根本的に異質なものを、どのように比べるといいのだろう。

    エーメが言った言葉を、アルは瞑目し反復していた。
    彼女は、一体何を僕に伝えたいのだろう?
    すぐに答えに行き着くことの出来ないもどかしさを味わっていた。

    **
    コツコツ コツコツ、
    初め小さく回廊に聴こえだした靴音が、だんだん近づいてくる。
    ピタッと、靴音が止まって、
    僕は、俯いていた顔をあげ、
    閉じていた目を明け、入り口の方を凝視した。

    ぼんやりとした視界が、はっきりしてきて、
    ストロベリーブロンドが、目に飛び込んできた。
    「クリス!」
    「ニコル?」
    窓からの明かりを浴びて立つアルの姿は、逆光で。
    クリスは、か細く声を発した。

    アルは、クリスのすぐ側まで歩み寄った。
    「どうして、ここへ?」
    「エメラルダ様に、聞いて。」

    エーメはいつも、知らない振りを装いながら、
    とても細やかなところに、気がつく。
    エーメ、これはクリスの為?

    「そう。クリス、少し話す?」
    クリスは頷いて、アルの掛けた椅子の側に着く。

    *
    「クリス、ご機嫌いかが?」
    「悪くも良くもないわ。」
    「ニコルは?」
    「良いよ。君が居てくれるから。」
    「そうかしら?あまり顔色が良くないわ。」
    クリスが、じっとアルを見る。
    「ごめん。ちょっと寝不足で。」
    「ダメね。」
    「そうだね。」

    クリスが、疑問を口にする。
    「教授達がお集まりなのは、なぜ?」
    「父が招待したんだ。研究に興味があるとかで。」
    「何かするのかしら?」
    「どうだろう?意図は聞いていないから。
    皆のところに戻らないと、わからないな。」
    「すぐに向かった方がいいのかしら?」
    「かもしれないけど。呼び出されていないから、
    もう少しこのままで居たい…って思わない?」
    クリスは、高鳴る気持ちを抑える。
    「ニコル、嬉しいけど…私。」

    「君を困らせられないし、どうするかな?」
    「行って。私は、控えてるし。」
    「夜、君が僕のところに来るって約束してくれたなら。
    君を送ってから、広間に行くよ。」
    「ええ。」

    **
    客間の一室が、今の私に与えられた部屋。
    あと1週間もすれば婚約も正式な形に整えられる
    はず、なのにまだ、夢かもしれないと思う。


    ロックシティであったその日のまま片思い
    であった方が良かったのかもしれない、とさえ思う。

    屈託なく話すあなたの姿が眩しかった、あの日。
    幾度となく隠れ見た窓の隅、手を振って走り去る後姿を見ていた。
    そのうち、どこの誰か気になった。

    退屈な子供の私は、とうとう森の中のお店に行き着いた。
    あなたは、そこでは別人だった。
    けれど、私はますます魅かれていった。

    初めは、そっと見ているだけで良かったのに。
    もっと近くに…傍に…

    あなたの本当の事を知らなかったら、普通の男の子だったら、
    こんなに悩まなくて良かったのかも、と。


    クリスは、春からこっち、ずっと同じ事を考えていた。


    *
    ニコルは、私にとっても優しい。
    優しいけど…
    私、やっぱり寂しい。
    だって、あなたって時々…
    どこを見てるのかわからない。
    近くに居るのに、冷たい感じがする。

    あなたがこんなにも愛しいのに、
    私は、とても不安だわ。

    この気持ちどうしたらいいんだろう?


    --------------
    <ツブや記>
    揺れるこころ…。

    フィーリング(感じるこころ)って、
    男女に差があると思えてならない。
    役割が違うからなのかもしれないけど。
    難しいなぁ(笑)
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      | 2009.11.12 Thursday |   ・// N // | - |

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        | 2020.02.06 Thursday | - | - |