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遙かなる時空の中で 夢浮橋(通常版) サンタクロースっているんでしょうか? トーマの心臓 (小学館文庫)




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 w*k
兄アニ^^ MarvelousAQL Inc.さんの
ウェブカレ二次創作ガイドライン
により、画像引用
並びに、現在創作中です

 - * - 

*TFC

古川登志夫さんを応援しています♪
 『あるがまま』という生き方に共感
 してしまった人(私=193)による、
 きまぐれ〜なところです。

   では、早速・・・
   肩の力を抜いて、ひと休み♪
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    | 2020.02.06 Thursday | - | - |

    // N // 127
    10:43
    // 気分はいかが? kibun ha ikaga ? //

    「お帰りなさいませ。旦那様。アルベルト様。」
    シュクール別邸に戻ると、執事のホフマンが待ち構えていた。
    「ああ、ただいま。」
    ハインツは、帽子を取り、ホフマンに手渡した。

    「久し振りだね、元気でいたかい?」
    「おかげさまで。奥様がお待ちです。」


    「あなた、お帰りなさい。」
    「ジョー、ただいま。」
    「エーメが、来てるみたいよ。」
    「そう。」
    「なら、ディナーにお誘いしなくてはいけないね。」
    「用事があるから、また連絡するって。」
    「そう。フランソワーズは、どうしてる?」
    「もうしばらく、お世話になるみたいです。」
    「そう。私達は、着替えてくるから。」

    **
    「ねぇ、クリスティーヌ。」
    フランは、ベッドに横たわったまま、声を掛けた。
    「どうしたの、フランソワーズ?」
    クリスは、窓の外を眺めていた。
    「今日あたり、アルはサウスシュテディに戻っていると思うわ。
    戻らなくていいの?」
    フランからクリスの表情を見ることはできず、背中に視線を注ぐ。
    クリスは、振り向かない。
    「しばらくは、インターグレに居る様な状態でしょう?
    寂しい想いするくらいなら、側に居ない方が気楽だわ。」
    「そうかなぁ…。私には、まだ分からない感情なのかもしれないけど。
    近くに居たら、会いに来ると…」
    「ダメよ!」
    クリスは、言葉を切った。

    *
    「ねぇ、クリスティーヌ。」
    「何かしら?」
    クリスは、浮かない表情のままだ。
    「あのね。この町を見て回りたいのだけど、案内してくれない。」
    フランの言葉に、ここへ来て出歩いていなかったことに気づく。
    「ごめんなさい。気が回らななくて。」
    「いいの、何もしない時間も有意義だったわ。気になさらないで。
    私の興味と言うか…!…。ねぇ、アレクセイの家知らない?」
    「知らないわ、誰?」
    「じゃ、ピアノのあるお店は?」
    「フォレストのこと?」
    「うん。多分そこ。」

    *
    「何だか、薄暗いところね。」
    頭上には、高々と樹々の葉が生い茂り、日の光はあまり降り注がない。
    家と家を結ぶように続く石畳、それがロックシティと呼ばれる町だ。
    「そう?私達の普段が、明るすぎるだけだわ。
    私は、ここが好き。一番落ち着くもの。」

    ふたりでおしゃべりしながら、石畳を頼りに道を進む。

    「もうすぐよ。フランソワーズ。」
    蔦の絡まりが覆う、まるで建物を隠そうとしているかのようだ。
    近くまで行ってみると、建物の裏手に車が見えた。
    フランは、その車の方へ駆け出した。
    「誰か居るのかい?」
    「叔父様……アレクセイ叔父様?」
    「君は、誰?」
    男は、目を点にして訊いた。

    *
    「とりあえず、話してみてくれる?」
    「始めまして。フランソワーズ・シュクールです。
    こちらで兄がお世話になったと、彼女からも聞いていたので、
    お会いしたくて来ました。アレクセイ・イワノフ様でしょう?」
    「君の父上はハインツで、母上はジョーかい?」
    フランは、頷く。
    「じゃ、隠したってしょうがない。そうだよ。
    はじめまして。フランソワーズ。よく来てくれたね。」

    「クリス、お久し振り。お転婆は直ったかい?」
    遠慮がちにフランの隣に立っているクリスに、言った。
    アレクの言葉に、クリスはムッとした。
    「ハハハ、ジョークだよ。前より綺麗になったんじゃない。」
    「そうでもないです、叔父様。」
    「君まで、何だよ。叔父様じゃなくて、アレクで良いよ。
    俺は、まだ若い…つもりなんだから。」

    「ランチは、まだだよね?何かつまむ?」
    そうアレクが言って、カウンター越しにふたりの会話を聞く。
    野菜を水洗いして、ザルに上げて置き、
    ハム、チーズ、パンをスライスする。
    パンにクリーム状の白っぽいソースを薄く塗っておく。
    グリーンリーフ、ハム、チーズと順に乗せてパンに挟み、
    ウエイトをかけて、休ませる。
    熱したフライパンにバターを落とし、解けたところへミルクを入れ、
    沸騰したところへポールに割った卵を落とし、
    手早く優しくかき混ぜる。
    プレートに、葉の大きな野菜を敷いて、スクランブルエッグを置き、
    プチトマトを添え、隣に切ったサンドイッチを盛り付ける。
    ふたりの前にプレートと暖めておいたポタージュを並べる。
    「どうぞ、召し上がれ。」

    --------------
    <ツブや記>
    緊張する場面が多いと、○○なので、
    出来ごころで、
    リッチモンド氏の別荘に飛びました。(笑)
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      | 2009.10.29 Thursday |   ・// N // | - |

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        | 2020.02.06 Thursday | - | - |