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遙かなる時空の中で 夢浮橋(通常版) サンタクロースっているんでしょうか? トーマの心臓 (小学館文庫)




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 w*k
兄アニ^^ MarvelousAQL Inc.さんの
ウェブカレ二次創作ガイドライン
により、画像引用
並びに、現在創作中です

 - * - 

*TFC

古川登志夫さんを応援しています♪
 『あるがまま』という生き方に共感
 してしまった人(私=193)による、
 きまぐれ〜なところです。

   では、早速・・・
   肩の力を抜いて、ひと休み♪
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    | 2020.02.06 Thursday | - | - |

    // N // 121
    12:17
    // 鼓動 kodou //

    「た、確かこの辺りだよな。」
    カールは、キョロキョロと周囲を見回した。
    週末になると、たま〜に居るのを見掛けた事が有るからだ。

    今日は、来ないのかなぁ。

    *
    ザッ ザッ、と足音が近づいてくる。
    音のする方を、カールは見た。

    なんだ、アルベルトか。

    声を掛けようと、一歩踏み出した瞬間、
    声が聴こえてきた。
    「待って、お兄様!」
    「フラン、どうしたの大声出したりして。」
    「少し前から、呼んでいましたのよ。」
    「そうだったの?ごめんね、フラン。」
    「お話が、有りますのよ。」

    割り込みにくい雰囲気だなぁ。

    「やあ、カール。珍しいね。」
    「奇遇だね、アルベルト。」
    カールはアルに返答しつつ、
    今気づいたと言わんばかりに、彼女の方を向く。
    「フランソワーズ、こんにちわ。」
    「こんにちわ。カットナル様。」

    「えーっと、フランどうする?」
    「そうですわね…急がないですし、次にお会いした時で。」
    フランは、もの言いたげなカールの手前、
    話を切り出すのを止めたが、最後の方は声が小さくなった。
    「じゃ、これ後で見て。」
    アルは、その場で急いで走り書きをしたものをフランに手渡した。
    フランは、アルに頷いた。

    「カール、何か?」
    二人のやり取りを見つめていたカールに、アルは言った。
    「いや、えと…」
    予定外の人物の登場で、カールは用意していた言葉を言えずに居た。
    「それでは、私これで失礼い…」
    立ち去ろうとしていたフランの手を、カールは掴んだ。
    「待って、君と話したいんだ。」

    「カール、どういうこと?」
    できる事ならば、アルを介さないで話をしたかったカールだった
    が、そうは言ってられない。
    「彼女とは、面識有るんで、二人にしてくれる?」
    フランは、目線を下げた。
    「妹の手を放してやって。」
    カールは、言う通りにした。
    「これでいい?」
    「ああ。今は、無理みたいだから。悪いね、カール。
    フラン、ついておいで。」
    フランは、さっさとアルの後ろに隠れた。


    タイミングが悪いっていうのか?
    嫌われたのか?

    カールは、がっくりと肩を落とした。


    **
    「フランソワーズ、こんにちわ。今、いい?」
    カールは、ベンチに佇むフランに声を掛けた。
    「こんにちわ。カットナル様。少しなら。」
    ベンチの真ん中でフランは、ふんわりとしたスカートを広げていた。
    カールは、彼女のスカートを踏まないように、
    ベンチの隣の樹にもたれ掛かろうとして、思い直す。
    「隣、いいかな?」
    フランは、ベンチの端に移動して、真ん中に荷物をずらす。
    カールは、フランの距離感を思ったが、開いたスペースに着く。
    「ありがとう。」

    「ねぇ、フランソワーズ。また僕と学祭で一緒にやらない?」
    「カットナル様、何度も、お誘い頂いて申し訳ありませんが。
    私、注目される事が嫌いなので、その件はお許しください。」
    フランは、きっぱりと言った。
    カールは、苦笑いを浮かべる。
    「じゃあ、練習付き合ってくれるだけでも、いいよ。」
    フランは、首を横に振る。
    「君は――僕が嫌いなの?」
    「いえ、感情的な事では、ありませんわ。
    私も制約があるので、申し訳有りません。」
    「ならさ、こうしてたまに話す事はできる?」
    「いついつとは、お約束できませんが。」
    「少しは、OK?」
    「それくらいなら…やっぱり、やめておきましょう。」
    カールは、溜息を一つ漏らす。
    「つれないな。でも、僕はあきらめないから。」

    「私は、夢を見れないから。ごめんなさい、カットナル様。」
    そう言って、フランはベンチから離れていった。

    君はどうして、イエスをすぐ打ち消してしまうのだろうか?
    用心深い性格?とも思えないんだけど。
    わからない…でも君の事知りたいんだ。

    *
    本当にごめんなさい、カットナル様…

    フランは、カールの事を想うと、
    ドキドキが止まらない。そんな気持ちを抱く、
    そんな自分をどうしたら良いのだろう?

    でも…

    --------------
    <ツブや記>
    N57〜58以来のカールとフランです。
    カールは、フランを学祭へ引っ張り出してから
    毎年、モーションをかけているもよう(笑)
    カールは、初めから気があったわけですが、
    フランの感情は、微妙な所にあるようです。(困ったね
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      | 2009.10.23 Friday |   ・// N // | - |

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        | 2020.02.06 Thursday | - | - |