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遙かなる時空の中で 夢浮橋(通常版) サンタクロースっているんでしょうか? トーマの心臓 (小学館文庫)




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 w*k
兄アニ^^ MarvelousAQL Inc.さんの
ウェブカレ二次創作ガイドライン
により、画像引用
並びに、現在創作中です

 - * - 

*TFC

古川登志夫さんを応援しています♪
 『あるがまま』という生き方に共感
 してしまった人(私=193)による、
 きまぐれ〜なところです。

   では、早速・・・
   肩の力を抜いて、ひと休み♪
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    | 2020.02.06 Thursday | - | - |

    // N // 109
    22:11
    // 調査 tyousa //

    スエンセンとアルが入室した後、
    フィーリンガードは、入り口の鍵をロックし、
    奥の扉をノックした。

    ガチャ。
    戸が開かれ、奥へと進む。
    後ろ手に戸を閉めながら、ハインツが言った。
    「どうぞ、お掛けになってください。」
    スエンセンとアルが座るの確かめて、
    フィーリンガードは、ハインツの横に控えた。


    「お疲れ様でした。
    今日の講義は、何時に無い演奏会的でしたね。」

    「そういう意図が有ったから
    …ルイスに焼餅焼いたせいかなぁ…燃えてしまってね。」
    スエンセンの言葉に、ハインツは一歩引いた。
    「配慮が足らず、教授、申し訳ありません。」
    「いや、構わない。楽しかったからね。
    また、やってみようかな?」
    「息子でお役に立てるなら、何時なりとも。」
    「はい、教授。」
    「親子息が合って、羨ましいね。」

    *
    スエンセンは、微笑みながら、言葉を継ぐ。
    「今日は、私の講義が目的ではないだろう。
    用件は、何かな?」
    ハインツは、表情を引き締め姿勢を正した。
    「来年度に向けての査定を始める時期に辺り、
    少し早いですが、調査に入る事になりました。
    秘密裏に実行委員代表で、私達が質問させて頂く形となります。
    実行委員権限で、如何なる名誉職の方々よりも、
    上の権限を行使する事を有し、実行させて頂きます事を、
    ここに宣言致します。」
    「了解した。」
    宣言に従う意をスエンセンは、表した。
    「貴方は?」
    と、フィーリンガードがアルに問う。
    「私も、学内の規約に従います。」

    「スエンセンさんとシュクールさんへの共通質問から始めます。」
    フィーリンガードは、ある教授の事について問い、
    其々の受け答えをハインツは、タイピングする、を繰り返す。

    「では、シュクールさん。調査の事はご内密に。」
    と、アルは先に退室を迫られ、控えの間に待たされる事になった。

    「スエンセンさんに質問致します。」

    *
    控えの間の時計は、規則正しくチッチッと音を立てる。
    まるでメトロノームの様だと、感じて、
    退屈凌ぎに、浮かんだモチーフでメロディーを紡ぐ。
    静かなざわめきの波が、僅かに心に残っている分、
    何処か均整の取れない不安定な音に生る。

    教授への質問は長いようだ。
    と感じ、一度紡いだものを手放した。

    本年度の父様は、多忙そうだ。
    インターグレに構ってばかりで、本業の方はどうされているんだろう?
    ふと、アルの脳裏に疑問が浮かぶ。
    理事と言えば、インターグレを支える貢献者だ。
    興味本位で読んだ理事規約には、
    査定の実行委員代表は、理事の中から選抜される、と記載されている。
    同じく行動されている事務員のフィーリンガードさんは、
    父様の学友と聞いているが、彼女も理事なのだろうか?


    「シュクールさん、お待たせしました。」
    フィーリンガードに声を掛けられ、アルは顔を上げた。
    「アルベルト、どうした?」
    無表情のアルに、ハインツは普段通り声を掛けた。
    「いえ、何でもありません。」
    「そうか。…フィーリンガード、悪いが話す時間をくれ。」
    「タイピングチェックは、一人でも出来ますし、
    ゆっくり話されて宜しいわよ。」
    「では、甘えさせて頂くよ。」

    *
    「教授は、どうされますか?」
    「私は、下がらせて頂くよ。シュクール君。」
    「はい。すみません、教授。」
    「お疲れ様。では、また明日。」
    「お疲れ様でした。」
    スエンセンは、親子に気遣わせない為さっさと部屋を後にした。

    --------------
    <ツブや記>
    Q。スエンセンの調査が長かった訳は?
    A。『来年度に向けての査定』=『来年度も雇う為の査定』である。
     自己評価と他職員評価をする役割を、職員と委員が互いに補う為に、
     十分な時間を掛けて聞き取りをする事になっている。
     ―― 知る職員が多い為です。
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      | 2009.10.11 Sunday |   ・// N // | - |

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        | 2020.02.06 Thursday | - | - |