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遙かなる時空の中で 夢浮橋(通常版) サンタクロースっているんでしょうか? トーマの心臓 (小学館文庫)




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 w*k
兄アニ^^ MarvelousAQL Inc.さんの
ウェブカレ二次創作ガイドライン
により、画像引用
並びに、現在創作中です

 - * - 

*TFC

古川登志夫さんを応援しています♪
 『あるがまま』という生き方に共感
 してしまった人(私=193)による、
 きまぐれ〜なところです。

   では、早速・・・
   肩の力を抜いて、ひと休み♪
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    | 2020.02.06 Thursday | - | - |

    // N // 105
    21:51
    // ほんの遊び心 hon no asabi gokoro //

    コンコンコン。
    「教授、今お時間良いですか?」
    「どうぞ、お入りください。」
    フィーリンガードは、スエンセンのデスクに向かった。
    「週間業務の確認をさせて頂いても宜しいでしょうか?」
    「構わないよ。」
    予定表と業務表を照らし合わせ、変更等の確認をする。
    プライベートスクールになってから、行われている通常業務だ。

    「それにしても、今日は早いね。」
    「教授の本日の予定が変動になっているかもしれないと思いまして。」
    「ああ、彼らの事だね。」
    「空き時間がおありなら、他に伺いたい事も有ります。」
    「そう。」

    フィーリンガードは、部屋の隅に居るアルを見つけた。
    「シュクールさん、席を外していただけると有り難いですわ。」
    「では、教授。午後に出直します。」
    「シュクール君、済まないね。」

    **
    アルは、いつもの木陰のベンチで、手帳を開いた。
    今日の予定は…

     残念、今クリスは講義中か。
     部屋に戻ろう。

    「やあ、アルベルト。」
    寮の階段を上る途中で、カールと会う。
    「カール、今から講義?」
    「いや、1日中部屋に篭るのもなんだし、気分転換。じゃあな。」
    「じゃあ、また。」

    部屋の戸を開くと、マイクは出る所だった。
    「あれ、アルベルト、忘れ物かい?行ってくる。」
    「ああ、いってらっしゃい。」

    *
    時間が空いたのを良い事に、机に向かう。
    山積みのテキストから1冊を取り、読み始める。
    ざっと1読して、取り出した山の隣の山に置く。
    また、次の1冊に目を通す。

    時計を見ると、ランチの時間。
    小腹が空いた程度を良い事に、買い置きのパンで軽く済ます。

    *
    「来てくれたのかい?」
    「はい。教授、午後からはどうされますか?」
    「楽器の研究ついでに、ピアノの再確認はどうだろうね。」
    「はい、是非。」

    「この譜面なんてどうだろう。」
    「変わった記載ですね。」
    1段の中で音符の旗は上下に分かれていて、
    同時進行の2段目も同じ様になっている。
    「同じ線の音符に成るところを分けているという事は、
    何か意図が有るのでしょうか?」
    「そこに着目して、弾いてみてくれるかい。」
    アルが、ピアノを鳴らす。
    スエンセンは、ただ見ている。

    「あの、教授。」
    「何か、解った?」
    「一人では弾けそうにありません。連弾の為の譜面でしょうか?
    1段目を1〜2人に分けたり、1〜2段目を数人で分けることも可能かと。」
    「では、手分けしてみようか。と言っても今ピアノは1台なわけだから、便宜上1〜2段目を上だけ下だけにしてみよう。1.2.3.4.」
    同時に音を鳴らす、何処か不思議な音の組み合わせだ。
    「しっくり来ない、不安な感じです。」
    「1段目上下。2段目上下は、…どうだい?
    「先程と変わりません。」
    「1段目上、2段目下。それから、1段目下、2段目上は…どうだい?」
    「ぴったり、はまりますね。」

    「では、次。」
    「この譜面は、途中かなり空白ですが。」
    「じゃ、そこは即興で頼むよ。」

    「はい、ありがとう。
    やはりこういう事は、君でなきゃ出来ないみたいだね…」
    「どうされたんですか?」
    「以前に、試した事が有るんだけども、誰もやってくれなくてね。」
    「ということは、この譜面は教授作ですか?
    試みが面白いですね。遊び心がお有りだと言うか。」
    とスエンセンは照れ笑いを浮かべた。

    「シュクール君の即興とは、何で出来ている?」
    「閃きです。同時に指が動きます。」
    「そうか。一般的な即興とは、経験と言えるかもしれない。
    既知の情報を選択して再構築する。例えば、
    親和性の高い音を組み合わるとか、1音の長さを決めるとか。」
    「面倒ですね。」
    「そうでもない。知識を活用する事も、何れ役立つだろう。
    今の課題も、他の楽器との相性も然りだろう。
    無駄に思える事も、こうして費やす時間も掛替えのない
    有意義な事である。と。
    物事の道理を知っておく事は、悪くない。」

    *
    ガタッ。
    「ただいま戻りました。」
    「コンコルド君、お帰り。済まなかったね。」

    --------------
    <ツブや記>
    N104でフィーリンガードは、外線を掛けた後、やってきた。
    〜『アントニオ、入るぞ』の前までのお話になります。
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      | 2009.10.07 Wednesday |   ・// N // | - |

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        | 2020.02.06 Thursday | - | - |