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遙かなる時空の中で 夢浮橋(通常版) サンタクロースっているんでしょうか? トーマの心臓 (小学館文庫)




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 w*k
兄アニ^^ MarvelousAQL Inc.さんの
ウェブカレ二次創作ガイドライン
により、画像引用
並びに、現在創作中です

 - * - 

*TFC

古川登志夫さんを応援しています♪
 『あるがまま』という生き方に共感
 してしまった人(私=193)による、
 きまぐれ〜なところです。

   では、早速・・・
   肩の力を抜いて、ひと休み♪
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    | 2020.02.06 Thursday | - | - |

    // N // 104
    14:53
    // 持つべきは友 motubeki ha tomo //

    「おはようございます。フィーリンガードさん。」
    「あら、どうされたの?」
    コンコルドが、休暇届と出張届を
    フィーリンガードの居る事務窓口に指すだす。
    「出張届は、スエンセン教授の直筆なのね。それと、休暇届…
    ルイス、具合が悪いのだったら、校医の診察を受けて帰って。
    あら、丁度良い所に…ポー先生!」

    医局のポーが、事務局に入りかけてる所に、声を掛けた。
    「おはよう。どうしたね?」
    「聴診器はお持ち?」
    「持ち運べるものは、いつも鞄に入れているが。急病人かな?」

    「そうみたいですわよ。
    あら、ルイス顔が赤いわね?貴方、医局にかかった事は?」
    「ありません。」
    「ポー先生、こちらにカルテの新しいのがありますから、
    …熱が有るのかしら?…これをどうぞ。」

    フィーリンガードが、二人を応接室に通した。
    「フィーリンガードさん、あの…」
    残されたコンコルドは、気が気じゃない。
    「安心して、裏づけがある方がいいでしょう。」
    フィーリンガードは、他の誰にも聞かれないように小声で話した。

    「ポー先生、カルテを拝見しても良いかしら。
    咳と熱ですか、ルイス週末はちゃんと休養しなさいよ。
    あ、コンコルド自宅まで送ってあげて、それ位は時間有るでしょう。」
    大の男達は、すっかりフィーリンガードの思惑に嵌められ…
    いや、助けられ、其々のポジションに散っていった。


    フィーリンガードは、外線を回した。
    「ハインツ、今いいかしら?」

    **
    ミケール駅前の細い路地を幾度も曲がった
    古びたアパートに、ルイスとコンコルドは住んでいた。

    鍵を開けたルイスの部屋に、コンコルドも入る。
    「どうする?」
    「何もすることないよ、俺。」
    「やりかけてる事とか無いのか?」
    「無くも無い。」
    「そうか。…あのさ、今朝言った事。説明してくれよ。」

    ルイスは、淡々と話した、感情を抑えるように。
    「それが、現状か。腐ってるよ。全く…」
    「それでも、恩師には変わりないんだ。
    学生の時は、とても良くして貰った。…」
    ルイスの胸の奥から何かが込み上げてきていた。
    「泣いているのか?」
    「ああ。」
    いろんな感情が交差し、ルイスは涙を流した。

    *
    「アントニオ、食べ物は有る?」
    「今日の分は有る。」
    「じゃ、俺出掛けるわ。また、夜に寄るから。」
    「ありがとう、ロマリオ。」

    コンコルドの後ろ手に、戸が閉まった。
    ルイスは、椅子に掛けたままテーブルの上の封筒に目線を落とした。

     こんなのくれなきゃ、そんなに落ち込まなかったよ。
     例え教授から冷たくされたとしても、自分の選んだ道だから、
     どんな事が有っても、前を向いて歩まなければならない…って。

    「ああ、少し疲れたかな。」
    ルイスは、そう言葉を漏らすと、ベッドに横たわった。

    **
    「アントニオ、入るぞ。」
    ノックの音と共に、部屋の戸が開いた。
    「鍵位掛けて置けよ、無用心だぞ。…何だ、寝ているのか?」
    靴音を聴いて、ルイスは目を開けた。
    「…っ、誰?…ロマリオか。」
    「起きれるか?そろそろ夕刻だぞ。
    一緒に飯でも食おうかと思って持ってきた。」

    グラスを傾けて、食事を取る。
    テーブルの上に並んでいる料理を二人でつつく。
    「凄く豪華だけど、どうしたの?給料日前なのに。」
    「これか。スエンセン教授からの差し入れ。」
    「そうか。有り難いね。」
    「そりゃそうさ、俺らが慕っている教授じゃないか。」
    「ああ。」
    ルイスの顔が穏やかになって、コンコルドは内心ホッとした。

    「明日、出掛けないか?」
    「それは、不味いんじゃないか?」
    「そう?」
    「君がその気なら、付き合っても良いぞ。」
    「お前なぁ…」
    ハハハと互いに笑い出した。

    --------------
    <ツブや記>
    ロマリオ・コンコルドとアントニオ・ルイスは、
    インターグレの学友で、同時に教員に採用された。
    そんな仲なので、結構ズバズバ話すみたい(笑)

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      | 2009.10.06 Tuesday |   ・// N // | - |

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        | 2020.02.06 Thursday | - | - |