↓↓↓ * ただ今応援中!!
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< August 2020 >>


遙かなる時空の中で 夢浮橋(通常版) サンタクロースっているんでしょうか? トーマの心臓 (小学館文庫)




qrcode





 w*k
兄アニ^^ MarvelousAQL Inc.さんの
ウェブカレ二次創作ガイドライン
により、画像引用
並びに、現在創作中です

 - * - 

*TFC

古川登志夫さんを応援しています♪
 『あるがまま』という生き方に共感
 してしまった人(私=193)による、
 きまぐれ〜なところです。

   では、早速・・・
   肩の力を抜いて、ひと休み♪
<< // N // 88 | main | てくてく・・・テク >>

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています


0
    | 2020.02.06 Thursday | - | - |

    // N // 89
    21:10
    // 気になるアイツ kininaru aitu //

    アルは、朝起きて、食事を済ませ、ルイスの準備室に行く。
    それが、日課になって来た頃の事。

    「アルベルト!…こっち。」
    「あ、カール…」
    朝の日課を終えて、寮に戻る途中に声を掛けられる。
    「何か用?」
    「こんなとこで、何してるの?
    今、助教授のルイス先生の所から出てきただろ?」
    曖昧な返事をさせないという意思をむき出しに、カールは言う。
    アルは、隠してるわけではないが…どう言ったものかと思う。


    「ルイス先生のレッスン受けているんだ。」
    「そう。でも何で?」
    「最近、音色に興味が有るんだ。」
    「やっと、弦楽の良さが解ってきたのか。…って!!君!?」
    「カールの様には、なかなか慣れそうに無いけど、趣味程度には弾きたいんだ。家族で他の楽器触っていないの僕だけだからね。」

    「そうか。頑張れよ…って言いたい所だけど、
    ルイス先生のレッスンってどうなの?」
    「そう言われても、他の先生に習った事無いから比べられないけど。
    僕にとっては、丁寧で分かりやすい。まだ基本の基本だから、
    曲の取り組みとかは、聞かれても困るけど。
    即興で、一度聴かせて頂いた曲は素晴らしかったよ。」
    「誰もがそういう評価なんだよね。
    素晴らしい演奏家=素晴らしい教師とは限らない。
    そこが迷いどころなんだ、僕としてはね。
    今受けてるレッスンと違う息吹が欲しいと常々思ってるから。
    彼の教師振りが裏付けが欲しいんだよね。」

    「レッスンか…。カール、彼と話してみる?」

    *
    ノックをし、声を掛ける。
    「すみません、ルイス先生。」
    「どうしたの、忘れ物かい?」
    「いえ、ちょっと相談に乗って頂きたいのですが…」
    アルの隣に目をやり、ルイスは言った。
    「ここじゃ何だから、中にどうぞ。」

    「はじめまして、ルイス先生。」
    「はじめまして、カットナル・トバイ君。」
    緊張していたカールの顔が驚きに変わる。
    「そんなに驚かなくても、君は有名人だよ。
    こんな所に来てくれて、光栄だよ。」

    「で、相談って?」

    アルが口を開こうとしているのを、カールは制した。
    「アルベルト、ありがとう。自分で言うから。」

    「ルイス先生、貴方のレッスンには空きがありますか?」
    カールの言葉に、ルイスは目を丸くする。
    「君は、ギャンティ教授のレッスンを受けているよね。
    これは、一体どういうことだい?」
    「私は今、自分自身の新たな可能性を探求している最中なのです。
    既存の流れは、教授からこれからもお教え頂く積りですが。
    違った流れに対する願望と言うか欲望と言うものがが抑えられないのです。」

    ルイスは、間を置いて話し出した。
    「君も知っての通り、私の恩師もギャンティ教授だよ。
    君が望むものをあげる事は出来ないよ。…
    出来る事は、生徒へのサポートだけになる。
    それから、ここに来るなら教授の耳にも入れて
    来てもらわないと困るんだ。私にも立場があるからね。」
    「すみません。」
    カールは肩を落とす、アルは済まなそうに二人を見ていた。

    「今日は、シュクール君を心配する友達のトバイ君からの
    相談にのっただけ…という事にしておくよ。
    ルイスの人気は無いから空きは沢山有るらしいよ…噂では。
    また、教授からの紹介で来てくれると嬉しいな。」

    **
    「カール、配慮が足りなくてごめん。」
    「何言ってるんだい、アルベルト。
    引き合わせてくれてほんと助かったよ。
    彼は、いつもギャンティ教授の雑用ばかりらしいし、
    僕たち生徒は、なかなか彼に会う事が出来ないんだよ。」
    「そうなの?知らなかったよ。」
    「今日は…ありがとうな。じゃ、また。」

    *
     カール、
     君はいつも僕のこと見ているんだね。
     僕は、自分の事で手一杯なんだ。
     今日、君と話せて…失敗はあったけど…良かった。
     君の関心が何処に有るのか、少し分かった。

     僕も君も、自分のやりたい事
     追いかけていくんだろうな。

    アルは、部屋に戻るのをやめ、スエンセンの研究室に向かった。


    --------------
    <ツブや記>
    誰にでも気になる人、って居ると思うんだ。
    ルイス仕事、暴露してゴメン(笑)
    0
      | 2009.09.19 Saturday |   ・// N // | - |

      スポンサーサイト

      0
        | 2020.02.06 Thursday | - | - |