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遙かなる時空の中で 夢浮橋(通常版) サンタクロースっているんでしょうか? トーマの心臓 (小学館文庫)




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 w*k
兄アニ^^ MarvelousAQL Inc.さんの
ウェブカレ二次創作ガイドライン
により、画像引用
並びに、現在創作中です

 - * - 

*TFC

古川登志夫さんを応援しています♪
 『あるがまま』という生き方に共感
 してしまった人(私=193)による、
 きまぐれ〜なところです。

   では、早速・・・
   肩の力を抜いて、ひと休み♪
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    | 2020.02.06 Thursday | - | - |

    // N // 87
    17:15
    // 片思いのまま… kataomoi no mama ... //

    ふーっ、アルは息をついた。
    1日が長く感じられた。

    *
    研究室を後に、事務局に立ち寄る。
    ハインツが残したメモを受け取り、部屋に戻った。

    「アルベルト、お帰り。これからエリと待ち合わせてるから、部屋空けるね。食堂は直接行くから、後で。」
    「いってらっしゃい。マイケル。」

    マイケルが出た後、上着を脱いで普段着に着替え、机に向かう。
    ハインツのメモを開いて、内容を確認する。
    細かく書かれた内容は、どうしてルイスがそこまで?
    と思えるくらい、自分にとってかなり有利だった。
    特に最後の辺りが…

    朝のうちに立てた計画を変えずに済ませたい。
    再度お願いに伺うつもりにして、
    手帳の明日の日付の頭に用件をメモし、
    講義予定表の印通りに、予定を書き込んで、
    ふと、手を止めた。

     ’クリス…もう予定決まったのかな? ’
    窓から、女子寮の目星を付けていた窓を窺う。
     ’こんな時間は、誰も居ない…か。 ’
    その時、窓が開いて、カーテンが揺れ、人影が映った。
     ’ クリス… ’
    心の中で、呼んでも聴こえるはずは無い。
    ただじっと佇んで、気づいてくれと願う。

    *
    視線を感じて、開けたばかりの窓の外を窺い見た。
     ’ ニコル…なの? ’
    逆光で、人影がはっきりしない。
    しばらく目を凝らして、やっと顔が判別でき、
    小さく手を振ってみた。

    アルは、クリスの顔を見て、待ってと合図をし、
    部屋に引っ込んで、ノートを開いて示した。
     ”講義予定は、決まった?”
    クリスは、頷いた。
     ”教えてくれる?”
    再び頷くクリス。
     ”これから、時間ある?”
     ”少しだけなら”


    アルは、いつもの木陰のベンチで、クリスを待つ。

    「こんにちわ、クリス。呼び出して、ゴメン。」
    「ニコル、こんにちわ。」
    クリスは、アルの横に腰掛けた。
    「早速で悪いけど、君の予定見せて。……この講義は…僕も出ようかな。この日とこの日……それと…」

    クリスは、熱中しているアルの横顔をジッと見ていた。
    いつもは、余裕が服を着て歩いて見えるのに、不思議だわ。

    「何か、付いてる?」
    「えっ?…何もないわ。」
    声掛けられて、恥ずかしくなり、クリスは目線を外す。

    「ありがとう、コレ返すね。」
    とアルは、クリスの手を取った。
    「会えないと寂しい。君と同じ講義を幾つか受けるから。
    それと…週末に会おう。いい?」
    クリスは、アルの手をギュッと握り返した。

    **
    「おはよう、シュクール君。」
    準備室の前に待つアルに、ルイスが声を掛ける。
    「おはようございます。今、お話できますか?」

    部屋に通され、椅子をすすめられ、ルイスの向かい側の席に着く。
    「先日は、有難うございました。父から内容を聞いています。ルイス先生のご都合に合わせ無くて本当にいいのですか?」
    アルは、話を切り出した。
    「講義諸々を考えると、日中は上手くいきそうも無いけど。君だって忙しい身の上だし。」
    ルイスは、アルの目を真っ直ぐに見た。
    「奮発して、朝一番なら構わないと思ってる。その代わり時間があまり取れないけど…20〜30分ってとこかな…週何回位来れる?」
    「そうですね…毎日…いえ、3…」
    「じゃあ、正式には3日にして。練習補助日3日にしておくよ。」
    「それって、1週間ずっとになりますね。」
    「週末だけ休みで、お願いするよ。」

    *
    アルが帰るのを見送って、
    ルイスはハインツと交わした契約書を取り出した。

     まさかなぁ。
     のんびりしておいた方が良かったかもなぁ。

    ほんの少し後悔していた。

     スエンセン教授、怖かったし、
     シュクールさん…見かけに騙された…もっと怖い人だ。
     休めなくなりそうかも…

    首を振って、思い直す。

     身から出た…誘ったのは…自分だし
     くそ〜俺の馬鹿野郎!

    かなり落ち込んできたが、どうしようもない。

    契約書をしまうと、
    ハインツへの報告をしたため、
    これからのレッスン計画を立て、明日に備える。

     明日から早起き決定!…か。

    --------------
    <ツブや記>
    片思いのままの方が、ルイスに取って良かったのでは?と。
    誠実な性格だから、何でもOKするのは不味いと思われ(汗;
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      | 2009.09.17 Thursday |   ・// N // | - |

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        | 2020.02.06 Thursday | - | - |