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遙かなる時空の中で 夢浮橋(通常版) サンタクロースっているんでしょうか? トーマの心臓 (小学館文庫)




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 w*k
兄アニ^^ MarvelousAQL Inc.さんの
ウェブカレ二次創作ガイドライン
により、画像引用
並びに、現在創作中です

 - * - 

*TFC

古川登志夫さんを応援しています♪
 『あるがまま』という生き方に共感
 してしまった人(私=193)による、
 きまぐれ〜なところです。

   では、早速・・・
   肩の力を抜いて、ひと休み♪
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    | 2020.02.06 Thursday | - | - |

    // N // 84
    21:50
    // 冬季休暇明け touki kyuuka ake //

    「父様!」
    アルはハァハァと息を切らし、ハインツを追いかけてきた。
    「何だ、アルベルト?」
    学内の木立の中、足を止めてハインツは振り返る。
    「今夜は、どちらにいらっしゃるのですか?」
    「そうだな…お前の部屋に泊まるわけもいかんだろうから、事務局で紹介してもらう事にするよ。」


    「ラフィー、まだ居るかい?」
    ハインツは、事務局の戸を叩いた。
    「あら、まだいらっしゃったの?」
    フィーリンガードは、忙しく書類に目を通していた。
    「忙しいところ悪いが、宿泊施設紹介してくれないか?」

    「宿泊ですか?予定通りがモットーな貴方が珍しいですわね。掛けてお待ちになって。」
    ハインツは、ソファに腰掛ける。
    そこへ、ジリーンジリーンと電話が鳴り、フィーリンガードが出る。
    「はい、事務局フィーリンガードです。…あ、教授。……もう帰られますか?……シュクール様ですか?こちらに居られますが。代わりましょうか?…少しお待ちください。」
    フィーリンガードは、ハインツを見た。
    「スエンセン教授です。」
    「ありがとう。」


    「アルベルト、居るか?」
    事務局の前で待たせていたアルに、ハインツが声を掛ける。
    「今夜は、教授のお宅に泊めて頂く事になった。では、明朝。」
    「了解しました。お疲れ様でした。」
    ハインツに手を振られては、アルは寮に戻る他無く、素直に従った。


    ハインツは、再び事務局に入った。
    「ラフィー、電話を借りるよ。」
    ハインツは、内線番号を鳴らす。
    「シュクールです。先程の件だが、今良いだろうか?」
    「ええ、大丈夫です。それで?」

    ハインツは受話器を置き、手帳にメモを走らせた。
    「ラフィー、悪いが明日も世話になるよ。」
    「明日は雨でしょうか?ハインツが予定変更するなんて。」


    **
    アルは、部屋の戸を開けた。
    「アルベルト、お帰り。」
    「マイケル、戻ってたんだね。」
    「ああ。またよろしくね。」
    「うん。こちらこそ、よろしく。」


    陽が落ちてから、寮生は食堂に向かう。
    かなりの学生が戻ったとみえて、食堂内はざわざわしていた。
    セルフサービスの列から、テーブルに着く。

    アルはクリスに気づいたが、
    クリスの隣に居たフランは、それを目で制する。
    公の場で色んな噂を立てぬよう注意されていた為だ。
    そして、互いに距離のあるまま会釈してすれ違った。

    「マイク、元気だったかい?」
    エンリケが、マイケルの隣に座る。
    「エリも元気そうで、良かった。」
    「こんばんわ、エンリケ。」
    「やあ、アルベルト。」

    ひと月半振りに、再会した者同士のおしゃべりが食堂を埋める。

    「元気だった?」
    「休み中何してた?」
    「課題終わったかい?」 …と。

    昨日までの静けさが嘘のようだと、
    またインターグレの日々が始まるのだと
    アルは思った。

    *
    マイクとエンリケは、就寝の間際まで、
    細かい数字の話をしていた。
    時には論理的に、また直感的に。
    彼らの話は、尽きる事無く、
    話を合わせようとする者なら誰でも巻き込む。

    今夜は、ただ黙って聞いておこう
    アルは、自分のテリトリーで二人を見守る。


    部屋の明かりが強制的に、薄暗くなる。
    放送などしない代わりに、消灯を知らせる
    寮の決まり事のひとつである。

    「もう、こんな時間。じゃ、また明日。」
    エンリケは時計の針の指す時間を確かめた。
    「おやすみ。」
    と言葉を交し、エンリケは退室した。

    *
    冬の一日は短い、日照時間が少ない分よりそう思うのかもしれないが。
    朝から出張っていた事も有り、冬季の最後の休みも慌しく終わった。
    アルはベッドの上で、一日を振り返った。

     明日…
     朝、事務局に寄って、研究室に行く。
     講義予定が分かったら、予定を決めなくちゃね。

    頭の隅にメモをして、アルは目を閉じた。

    空には、星が冴え冴えと煌いているかもしれない
    が、窓の外をうかがう者は、居ない…

    --------------
    <ツブや記>
    タイトルが付け辛い、流れだなぁ(汗;

    ハインツとラフィーは、経済学を共に学んだ学友です。
    アル、お役目ご苦労様。良い夢見てね(笑)
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      | 2009.09.13 Sunday |   ・// N // | - |

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        | 2020.02.06 Thursday | - | - |