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遙かなる時空の中で 夢浮橋(通常版) サンタクロースっているんでしょうか? トーマの心臓 (小学館文庫)




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 w*k
兄アニ^^ MarvelousAQL Inc.さんの
ウェブカレ二次創作ガイドライン
により、画像引用
並びに、現在創作中です

 - * - 

*TFC

古川登志夫さんを応援しています♪
 『あるがまま』という生き方に共感
 してしまった人(私=193)による、
 きまぐれ〜なところです。

   では、早速・・・
   肩の力を抜いて、ひと休み♪
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    | 2020.02.06 Thursday | - | - |

    // N // 76
    21:50
    // 研究室の訪問者 kenkyusitu no houmonsya //

    コンコンコン、と戸口が叩かれた。
    「教授、いらっしゃいますか?」
    戸を開けて入ってきた紳士の顔が見て取れた。
    「居るよ、コンコルド君、ルイス君。何だい?二人揃って。」
    「召集ではありませんが、スエンセン教授のお顔を拝見に。」
    「入ってくれ給え。シュクール君、彼らもうちの研究員だから。君達も頼むよ。」
    スエンセンが彼らを引き合わせた。

    「アルベルト・シュクールです。よろしくお願いします。」
    アルは、席を立って、名乗り出る。
    「ロマリオ・コンコルドです。鼓笛を教えています。シュクール君、お噂はかねがね。」
    「アントニオ・ルイスです。弦楽専門です。シュクール君、お会いできて光栄です。」
    互いに握手を交わし、大テーブルを挟んで席に着いた。


    「お茶を用意してくる、ちょっと待っててくれるかい。」
    スエンセンは、皆の返事を待たずに席を離れる。

    「いいですよ。…また聞かれていないようだ。」
    とルイスが言葉を漏らす。
    「良いじゃないか。教授の楽しみを取ってはいけないよ。」
    コンコルドにそうだなとルイスが頷く。
    「待ってるだけってのも何だし、歓談しよう。」


    スエンセンがケトルを火に掛ける。

    「シュクール君は最年少研究員なんだって、聞いたよ。」
    とルイスが。
    「そうかもしれないね。確かに、私たちがお誘い受けたのよりはるかに早い。僕達も君の実力は認めているけど。他の教授や理事からの口添えも無しにスエンセン名誉教授研究員に成るのって凄いし、気に入られてるよね。」
    コンコルドの言葉に、ルイスが相槌を打つ。

    大きめのティーポットに紅茶葉を放り込み、人数分のマグカップを温める。

    「ピアノは、何時から?」
    と、アルにコンコルドが尋ねた。
    「1-2歳位と聞いています、覚えはありませんが。」
    「本当?自然に弾けたって事だよね。環境かな、ご両親揃ってスペシャリストで在られるし。」
    とコンコルド。
    「それも有るかもしれないけど、元々才能も有ったんだ。」
    とルイス。
    「天才って訳だね。敵わないなぁ。」
    「そこら辺りで、止めておかないかね。」
    話を見守っていたスエンセンが口を挟んだ。

    ティーポットに沸きたてのお湯が注がれ、紅茶葉が静かに拡がっていく。砂時計がセットされる。

    「他に何か、用があったのではないかい?」
    スエンセンは、話題を変えた。
    「私は、仕事始めのご挨拶に伺っただけです。」
    師に向き直ってルイスが答える。
    「私は、教授のお茶も頂きに参りました。」
    続いてコンコルドが言った。
    「君達、新学期の準備は良いのかい?」
    とスエンセン。
    「取り立てて変わったことも無いですし、通年通りです。」
    「私も、教授の指示がなければ、問題無いです。」

    砂が落ちきったのを見計らって、紅茶がマグカップに注がれた。
    注がれた後は、各自カップを隣に回した。

    「研究の取り組みが無いのであれば、協力してくれるかね。」
    勿論ですとも、とスエンセンに二人が頷いた。

    *
    スエンセンが話を切り出す。
    「君達だから頼みたいのだが。彼の課題をサポートして欲しい。私だけでは、ちょっと頼りないから。」
    と先ほどの件をかいつまんで話す。
    「シュクール君、良かったね。研究は人数が多いほど色々意見が出て面白いぞ。彼らは今助教授で、私の教え子達だから、気兼ね無くやって良いよ。私も他に役立ちそうな事があれば手伝えるし。」
    「そうですね。スケジュールはこちらに書いて置いて、召集掛けて頂ければ参ります。」

    --------------
    <ツブや記>
    教授自ら、N47「レッスンなら私が受けよう。」
    って言うのは、基本無いという話、を助教授達がする。

    天才と呼ばれることに苦悩した日々は、今は置いておくのが良い。

    TPOを考えて行動することも学ぶヒントになるに違いない。
    無理に苦しい事のド真ん中に居なくても良いんだ。
    ちょっと斜に構えて自分を見つめる事が出来たらいいな。
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      | 2009.08.28 Friday |   ・// N // | - |

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        | 2020.02.06 Thursday | - | - |