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遙かなる時空の中で 夢浮橋(通常版) サンタクロースっているんでしょうか? トーマの心臓 (小学館文庫)




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 w*k
兄アニ^^ MarvelousAQL Inc.さんの
ウェブカレ二次創作ガイドライン
により、画像引用
並びに、現在創作中です

 - * - 

*TFC

古川登志夫さんを応援しています♪
 『あるがまま』という生き方に共感
 してしまった人(私=193)による、
 きまぐれ〜なところです。

   では、早速・・・
   肩の力を抜いて、ひと休み♪
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    | 2020.02.06 Thursday | - | - |

    // N // 57
    22:07
    // 巻き毛を揺らして makige wo yurasite //

    「カール?」
    「はぁ?」
    「何だよ、その気の無い返事。」
    ボーっとしてるカールの横に、ミラは居た。
    「熱でもあるんじゃないか。」
    と言いつつ、カールの目線の先を追う。
    窓の外は木立、そして庭、
    その先は!!!
    「あんな子居たっけ?」
    「見るなよ、俺が先に目付けたんだから。」
    「ふ〜〜〜ん。そういうことか。」
    ジロジロとカールを見るミラ。
    「で、どっち?」
    「あの、巻き毛の子。」
    ハッとして、カールは見た。
    ヘヘッとミラ。
    「誰なの?」
    「知らん。」

    *
    『巻き毛の子の名前が知りたぁ〜い♪大作戦』
    そんな大業なタイトル打ち立てなくてもいいんじゃないの?
    でも、心意気は買うよ。
    と、ミラは密かに思う。


    ふわっと髪が風になびき、立ち止まり、
    その髪をほんの少し押さえて、リボンを引き締めた。
    そんな姿が横で展開されていた。

    チャンス到来!
    「こんにちわ。」とカールが声を掛ける。
    「こんにちわ。どなただったかしら?」
    「はじめまして。僕は、カットナル・トバイ。」
    「はじめまして、カットナル様。
    私は、フランソワーズ・シュクール。」
    「フランソワーズ、少し話せる?」
    「予定があるので失礼しますわ。御機嫌よう。」
    会釈をして、フランを見送る。

    *
    『巻き毛の子ともっと話がしたぁ〜い♪大作戦』
    っていうか、話す、絶対!
    カールは、彼女の姿を思い浮かべた。
    フランソワーズ、待っててくれ♪


    会いたいと思えば思うほど、運命は巡りあう事を拒む。
    どうして会えない?
    そんな日々が続いた。

    次の講義は、―― あれ?しまった、
    肝心の提出用レポートが無い!!
    ハァハァ、と息を切らしてミラが追いつく。
    「何やってるの?」
    「これ、忘れたただろ。」
    カールは、手渡されたものを確かめる。
    「ありがとう。悪かったな、手間掛けさせて。」
    すかさず、ミラが言った。
    「今日までだって言ってたよね。貸しにしとくから。」

    近くで、クスクス笑う声がした。
    「フランソワーズ?」
    「こんにちわ、カットナル様。」
    にこやかに、フランソワーズが挨拶をした。
    彼女の髪は光を受けて金色に輝く。

    眩しさのあまり、見とれていると、
    「カール急がないと!」
    タイムアップ↓↓
    後ろ髪引かれながら、カールは走りだした。

    *
    『情報収集はお早めに。どうぞ。』作戦参謀ミラより。
    彼を見てるほうがドキドキする。
    普段通りガツーンといけばいいのに。
    って無理?無理っぽい?
    仕方ない、一肌脱ぐか。


    ガチャ、部屋の戸を開いて、ぐったりしたカールが戻る。
    「おかえり♪」とミラ。
    「お前、テンション高すぎ…」
    ミラは、ニヤリとした。
    「情報だけど。」
    「どーせつまら無い事だろ。」
    「フランソワーズ。」
    と言われ、カールは顔を上げた。
    「知りたい?」
    勿論と、懐を鷲づかみにしそうな勢いで話に飛びつく。
    ふむふむ、新入生で、女子寮に入ってて
    一般的な講義を受けてて…それから…
    ピアノ専攻♪
    カールの中で何か閃いた。

    *
    『巻き毛の子をパートナーにしたぁ〜い♪大作戦』
    ピアノ専攻ってことは、出来るかも知れない。
    彼女の音、まだ聞いたこと無いけど、
    僕がリードすれば、きっと上手くいくさ。


    「言っていいのかどうか迷うけど、
    そろそろはっきりさせた方が良くないか?」
    学祭に向けてのミーティングは終わり
    パートナーを早く決めなければならない。
    「僕は、自信ないから裏方に回る。カールはどうする?」
    「出たいよ。」
    「あの子、早く誘えよ。」
    ミラは苛立たしく言った。

    慌てて寮を飛び出したものの、当てがない。
    どうしたものかと、ベンチに座り込む。

    クスクスと笑い声が聴こえてきた。
    もしや!と思い、声のする方に目をやる。
    「こんにちわ、このような所でどうされたのですか。
    どこか具合が悪いのですか?」
    ハートが痛いんです、と言えるはずも無い。
    「いえ、君が通らないかと思って。」
    カールは素直に言った。
    「どうして?」
    「学祭に出るパートナーになってもらいたくて。」

    --------------
    <ツブや記>
    少しだけ過去に遡っています。

    『自信ない』とミラは、もどかしい友のため嘘をつく。
    演目によっては食い込むぞ、と思っていたミラでした。(笑)
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      | 2009.07.06 Monday |   ・// N // | - |

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        | 2020.02.06 Thursday | - | - |