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遙かなる時空の中で 夢浮橋(通常版) サンタクロースっているんでしょうか? トーマの心臓 (小学館文庫)




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 w*k
兄アニ^^ MarvelousAQL Inc.さんの
ウェブカレ二次創作ガイドライン
により、画像引用
並びに、現在創作中です

 - * - 

*TFC

古川登志夫さんを応援しています♪
 『あるがまま』という生き方に共感
 してしまった人(私=193)による、
 きまぐれ〜なところです。

   では、早速・・・
   肩の力を抜いて、ひと休み♪
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    | 2020.02.06 Thursday | - | - |

    // N // 53
    22:22
    // 内なる声1 uti naru koe 1 //

    インターグレ・ミケールは、元々はパブリックスクールだった。
    国王に使える者、国を支える技術を生かせる者、
    そういった優秀な人材を育成させるのが目的で設立された。
    ミケール地方の広大な土地にこじんまり建っていた。
    当時の学生は、王族、貴族と王室御用達の親を持つ子女達であった。

    *
    校門前の馬車道を歩く。
    つば広帽にスカイブルーのワンピースを着た少女は、
    時折振り返って確かめる、
    開襟シャツのタイを緩めた軽装の、後から来ている彼を。

    彼は少し年上で、人前で崩れることの無い家柄の人。
    一緒に歩き出したのに、いつも遅れてくる、
    それは、彼女が走り出してしまうから。
    かなり離れてしまったわ、と立ち止まる。
    それでも、彼は遠くから彼女についてくる。


    駆けて来てくれないかしら。
    と、いつも思いながら先を行く。

    「君は、いつも元気だね。」
    やっと追いついて、彼は微笑んだ。


    学院直ぐ側の広大な森には、小川が流れている。
    彼は手に持っていた上着を下草の上にサッと広げる。
    「ここにどうぞ。」
    と彼女を掛けさせ、隣に落ち着く。

    *
    草木が風にゆれ、流れる水音がする…
    彼が語りかけてくれるのを、ただ待つ。

    静けさの中で、
    ドキドキする気持ちが、聴こえてしまわないかしら
    と、そっと隣を伺う。
    と、彼は寝そべって空を見上げていた。

    そのままの体制で、彼は呟く。
    「君は、僕の事どう思ってる?」
    聞こえない位の声で、小さな小さな声で。
    「僕の事、好き?」

    見える答えが欲しいという気持ちが、
    音になってしまっていたと、直ぐ気づく。
    「私の事は?」
    ハッとして、起き上がる。

    「好きよ。」
    と言って、駆け出してしまう彼女を追う。
    思い切り走って、直ぐに追いつく。
    「捕まえた。」
    と、彼女を後ろから包み込む。
    「もう離さないよ。いい?」
    と彼女の耳元で囁く。

    **
    二人、いつもの場所に来ていた。
    「学祭に出ないか、って言われたの。」
    「君が出るなら、必ず観に行くよ。」
    「でも、パートナーが居なくて。」
    彼女が困ってるのは、見ていられない。
    「君、どの楽器で出るつもり?」
    「ピアノも弾けるけど…
    得意なバイオリンの方が良いと思ってるわ。」
    「そう。じゃ、伴奏は僕が受け持とうか。」

    練習室で、音を合わせる。
    「ハインツ、凄い!」
    ジョーは、嗜み程度の腕前しか期待していなかったのだ。
    「そう。君の音も好きだよ。」
    君のパートナーの座は、誰にも渡したくない、
    ハインツは思った。

    --------------
    <ツブや記>
    スクールライフもいろいろ(笑)
    お話は、N22あたりになります。

    ミケールでのジョーは、
    屋敷に居る時より少し羽を伸ばしていたのだろう、という設定で。
    古き時代の中の家同士の付き合い
    だけで彼に呼び出されているのかもしれない。
    と、先を行きながらメチャメチャ不安だったようです。
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      | 2009.07.01 Wednesday |   ・// N // | - |

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        | 2020.02.06 Thursday | - | - |