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遙かなる時空の中で 夢浮橋(通常版) サンタクロースっているんでしょうか? トーマの心臓 (小学館文庫)




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 w*k
兄アニ^^ MarvelousAQL Inc.さんの
ウェブカレ二次創作ガイドライン
により、画像引用
並びに、現在創作中です

 - * - 

*TFC

古川登志夫さんを応援しています♪
 『あるがまま』という生き方に共感
 してしまった人(私=193)による、
 きまぐれ〜なところです。

   では、早速・・・
   肩の力を抜いて、ひと休み♪
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    | 2020.02.06 Thursday | - | - |

    // N // 52
    22:06
    // 羊の群れ hituji no mure //

    「アルベルト、お先に。」
    「いや、僕も出るから。」
    同時に寮の部屋を空けることは、滅多にない僕らだった。
    同じ道を辿って歩いている感じがしてきていた。
    「もしかして、統計?」とマイケル。
    僕は、頷く。
    「そっか。いろいろ受けてるんだ。
    僕は、結構こういうの好きでね…」と、テキストを指差す。
    教室に辿り着くまで、普段よりもおしゃべりなマイケルだった。

    マイケルに手を振って寄って来る、
    彼に気づいて、僕らは立ち止まる。
    「紹介するよ、アルベルト。彼は、エンリケ。」
    「はじめまして、アルベルト。エンリケ・スワノフです。
    マイクとは、いろんな講義の仲間なんだ。よろしく。」
    「はじめまして、エンリケ。アルベルト・シュクールです。
    こちらこそ、よろしく。」
    「君は有名人だから、話すことがあるなんて思ってなかったな。
    学内で君の事知らないっていったら、100%潜りだ。」

    **
    いつも白衣、長い髪を首の辺りで一つ括りにしたキング教授が言った。
    「誰か、モデルやらないか?」
    モデルをやる予定の学生は、体調を崩したから来れないと
    その場しのぎの代理を求める。
    皆描く方が良いので、なかなか決まらない。
    その時、誰かが言った。
    「彼に頼めないですか?題材として、丁度良い感じでしょう。」
    一同の目線が、描かせろと突き刺さる。
    「じゃ、決まりだな。」あっさり教授が言い放つ。
    「座ってれば、いいから。」と、肩に手を置く。
    いきなりデッサンのモデルになった僕は、皆に取り囲まれ、
    教授の説明中、体のあちこちを触られ、おかしな感覚に囚われる。
    「君もやり給え、動いてもいいぞ。」
    と、画材を手渡された。

    「お疲れさま。済まなかったね。」と教授。

    見られることに慣れていたが、
    上を向けだの、顔を手で隠せだの、足を組めだの、
    手を止めてだの、といろんな注文をつけられながら、
    自分も近場の誰かを描くのは、
    疲れた… かなり疲れた…
    もう、後の予定は止めにする。
    部屋に帰ろう…

    日も高いのに、カーテンで日差しを遮り、ベッドに沈む。

    *
    ガチャ。
    「アルベルト?」と部屋の戸を開けたのはマイケルだった。
    応えは無い、とついてきていたエンリケに
    「今、駄目みたい。」と断りを入れ、
    出来るだけ音を立てないように、自分の机に向かった。

    「あれ? 今何時?」
    「そろそろ食堂行かないと食いはぐれるよ、僕達。」
    寝ぼけてが、大変だーに変わる。
    「ごめん、直ぐ行く。」
    夜の食事は、マイケルと行く習慣がついていたのが裏目に出た。
    「焦らなくてもいいよ。間に合うから。」
    と、彼は言った。

    *
    「遅いぞ!」とエンリケが食堂の手前のラウンジで待っていた。
    「ごめんごめん。」と頭を掻きながらマイケルが。
    「食べてから、来るから。」
    「いや、時間が勿体無い。一緒に行く。」
    とエンリケは、飲み物だけをチョイスして、僕らの正面に座った。
    料理を口に運びながら、二人の会話を聞いていた。
    数字の付く話題が、飛び出す。
    そして、あつく何処までもそれを追求する彼らが居た。

    「アルベルト、今日はお疲れ。」
    とテーブルの横を通ったトミノが声を掛けてきた。
    「えーと、君は…」
    「デッサンの時、僕の方見てただろ。君の目の前に居た。」
    誰だっけ? そう言えば、この顔確かに見覚え有る。
    「あのー…自己紹介まだだった?」
    その問いに、頷く。
    「僕は、トミノ。トミノ・コーリン。よろしくね。」
    「よろしく、トミノ。」

    というところで、時間だよ
    と僕らは食堂を追い出された。

    **
    まあるい月の 出ている晩は
    何か良い事 ありそうで
    お空の月を 追いかける

    月は まあるく笑う
    ずっと そっと
    見てるから 早くお休み

    目を閉じて
    僕が 君の代わりに
    数えてあげるよ 羊の数を…

    --------------
    <ツブや記>
    「群れるなよ。」(違う;;

    何となく繋がり拡大中のアルでした(笑)
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      | 2009.06.30 Tuesday |   ・// N // | - |

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        | 2020.02.06 Thursday | - | - |