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遙かなる時空の中で 夢浮橋(通常版) サンタクロースっているんでしょうか? トーマの心臓 (小学館文庫)




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 w*k
兄アニ^^ MarvelousAQL Inc.さんの
ウェブカレ二次創作ガイドライン
により、画像引用
並びに、現在創作中です

 - * - 

*TFC

古川登志夫さんを応援しています♪
 『あるがまま』という生き方に共感
 してしまった人(私=193)による、
 きまぐれ〜なところです。

   では、早速・・・
   肩の力を抜いて、ひと休み♪
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    | 2020.02.06 Thursday | - | - |

    // N // 42
    22:16
    // お披露目 ohirome //

    パーティー会場になっているホールに入ると、
    中央にグランドピアノが見えた。
    それを囲むようにして置かれた丸テーブル、
    ホールは人で一杯だった。
    演奏までまだ時間があるというのに
    若い娘達がピアノの周りを囲んでいた。
    そこには、サー=アルベルトがいるのだろう。

    クリスは辺りを見回す、
    何処かにニコルが居るかもしれない。
    こう人が多くては探すに探せない。
    キョロキョロばかりしているのは、格好が悪い。
    声を掛けられるのを待つことにした。

    給仕にカクテルをすすめられ、テーブルに案内される。
    全ての招待客が着席した。
    そのタイミングを見計らったようにさりげなく曲が始まった。
    心地よいメロディーは、人々の心をさらう。
    拍手を待たず、潮騒の囁きのような静かな音を奏でる。
    それから、私達の良く知る調べを聴かす。
    また、寄せては返す波の如く、音が膨らむ。
    数曲弾かれた後、聴き覚えの有る旋律が耳を掠めた。

    演奏者が、マイクを持った。
    「紳士淑女の皆様、本日はお集まり頂き有難うございます。
    私、アルベルト・ニコライ・シュクール
    心より皆様を歓迎いたします。
    最後までご自由にお寛ぎください。」
    と言って、軽く会釈した。
    その声の主は、顔立ちの良い青年だった。
    ホールに音楽が流れ、料理が運ばれる。

    *
    クリスティーヌの前に、サー=アルベルトがやってきた。
    「お美しいお嬢様、
    クリスティーヌ・リッチモンド様とおっしゃるのでは。」
    「えぇ、そうですわ。」
    「よろしければ、少しお話したいのですが。」
    と、クリスティーヌに手を差し出す。
    「お伺いします。」
    と手を預け、バルコニーに出た。

    「クリス、元気そうだね。さっきの顔ってなかったよ。」
    「ニコルったら失礼ね。…酷いわ。」
    思い当たる節が有る分、分が悪い。
    「ごめん、クリス。色々あるんだ、
    他の人の挨拶残ってるから、また後で話すよ。
    君が来てくれて、本当に嬉しいよ。」
    と言って、クリスの頬にキスをした。
    ニコルにリードされ、クリスは何も聞けぬまま元の席に戻る。
    ニコルは、リッチモンド氏に何かを告げ、
    挨拶に回り、何も無かったように演奏を続けた。

    *
    夜も更けて、
    ホールを出るのを惜しみつ、
    誰もが客間に引き上げる。

    リッチモンド夫妻は、ダブルルームへ
    クリスは、シングルルームへと案内されていた。

    今夜すべきことは、何も無い。
    寝支度を整えようとしているところに
    クリスの部屋がノックされた。
    ドアの外には、ニコルの姿があった。
    「クリス、時間いい?」

    --------------
    <ツブや記>
    『お披露目』は、アルベルトが帰還したお披露目のパーティー
    のことと。密かに、両親に彼女を…というのを含みます。
    N30の後、この辺りを目掛けて来たわけですが、
    意外と長く掛かりました(汗;

    後、学生ちゃんも書きたいかも(笑)
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      | 2009.06.20 Saturday |   ・// N // | - |

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        | 2020.02.06 Thursday | - | - |