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遙かなる時空の中で 夢浮橋(通常版) サンタクロースっているんでしょうか? トーマの心臓 (小学館文庫)




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 w*k
兄アニ^^ MarvelousAQL Inc.さんの
ウェブカレ二次創作ガイドライン
により、画像引用
並びに、現在創作中です

 - * - 

*TFC

古川登志夫さんを応援しています♪
 『あるがまま』という生き方に共感
 してしまった人(私=193)による、
 きまぐれ〜なところです。

   では、早速・・・
   肩の力を抜いて、ひと休み♪
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    | 2020.02.06 Thursday | - | - |

    // N // 41
    23:10
    // 小さな旅 tiisana tabi //

    ミューズレイから北上する列車は、主要駅、
    学園都市のミケール駅、
    商業都市サウスシュテディのモーガン駅
    首都ハンティンライのミッターバード駅、
    レークノースウッドのウォーターローゼ駅、
    を通って更に先を進む。

    朝、モーガン駅を出た列車の中に、クリスたちは居た。
    「ウォーターローゼって、何が有名なの?」
    クリスは、トマスに聞いた。
    「駅以外何も無いらしい、
    強いて言うならシュクール家そのものかな。
    レークノースウッド一帯が敷地らしいから。
    有名人と言えば、ピアノとバイオリンの名手。
    実業家にして音楽家の。」
    「初めて聞いたわ。」
    「縁が無いから、演奏は聴いた事が無いが。」
    そう言ってまた彼は、
    シュクール氏への挨拶の言葉を選ぶのに手帳を開く。
    セレナは、荷物の点検などに気を配る。


    **
    パーティーの招待状が届き、
    リッチモンド邸内が慌しくなった。
    一夜限りではあるが、ドレスを新調しなくてはならない。
    デザインを選び、採寸して、
    仮縫いの試着、更に要望を伝え、
    本縫い後試着、細かな部分を補正して、仕上げ。
    準備期間が短いこともあり、メイド達も時間ギリギリまで、
    御主人様達の旅支度に必要な物を揃えていく。
    出発間際まで、やり残した仕事は無いかと気が気ではない。
    邸内は、街中より慌しい。
    お抱え運転手は、入念に車の手入れをしている。
    御主人と奥様、そしてお嬢様を邸内の者達が送り出す。
    「留守は、頼んだよ。」
    何かあれば連絡くれ、と執事に申し渡す。
    車は、モーガン駅へと向かった。

    **
    「まるで、小旅行のようですわね。」
    と、セレナがトマス言った。
    「あぁ、家族で出掛けるのも久しぶりだなぁ。」
    ですわねぇ、などと他愛の無い会話を出来る時間も出来た頃、
    間も無くウォーターローゼ駅に到着します、と車掌が告げた。

    *
    駅には、迎えの者が待機していた。
    招待状で客人を確かめた後、
    車に荷物を運ばせ、お客様をもう一台の車に招く。
    「お待ちしておりました、リッチモント様。
    館まで、同行させていただきます。」

    駅のホームに降り立った時、
    山手側は沢山の樹々の緑で覆われた森のように見えた。
    車の車窓から見る景色は、
    真っ直ぐに伸びた一本道、
    しばらく走ると両サイドは並木に変わり、
    並木が途切れ、
    草花が茂った野原が見渡せるほど視界が拡がった。

    その先に塔のように尖った何かが見え出す。
    段々近づくにつれ、建物の全貌が明らかになってくる。
    野原が広い分遠近感がつかみ難い、
    それに近づく距離になってきたあたりで、
    また樹々で覆われ、建物は消えたかのように見えた。

    樹々の葉の茂みの重なりを分け入り車は進む。
    大きなアーチを潜り抜けると、屋敷が姿を現した。
    円形の広場に添って弧を描くように建っている。
    中央に向かって進み、車が止まった。
    エントランスには、シュクール夫妻が待っていた。

    「クリス、いらっしゃい。」
    フランは、友人を迎えた。

    荷物を管理する同行者は、館の裏手の門に着いた。
    先に割り当ての部屋に案内され、荷物を解きだす。

    客間が並ぶ棟の一室にクリスは、通された。
    上着を脱ぎ、部屋着に着替える。
    パーティー開始まで時間がある。
    水差し台の上にカードを見つける。
    「クリス、いらっしゃい。
    パーティーが終わったら、迎えに行きます。ニコル」

    *
    夕刻まで数時間となっていた。
    アルは、棟の上からクリスの到着を確かめた。
    本来なら、出迎えなくてはならないのに
    今朝になって、
    挨拶考えてあるだろう、チェックし直せよと父に言われ、
    聞いてないよとも言えず、それを考えると共に
    レポートを1つでも多く進めるために、机に向かっていた。

    そろそろ時間かぁ、と頭を切り替える。
    昨日立てたエントリー順に曲の端を早送りで振り返る。
    卓上の指が動き、脳内に音を響かせた。
    繋ぎは、こうかなと指で形取る。
    まあまあだな、と自己評価する。

    「アルベルト様、お支度を。」
    執事が、時を報せに来た。

    --------------
    <ツブや記>
    変わる景色を眺めていると、いろんな発見がある。
    初めての街や、見たことの無いもの、
    衣装や樹々の色… でいろんなイメージが湧く。

    旅は、好きです。
    沢山の出会いがあるから。
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      | 2009.06.19 Friday |   ・// N // | - |

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        | 2020.02.06 Thursday | - | - |