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遙かなる時空の中で 夢浮橋(通常版) サンタクロースっているんでしょうか? トーマの心臓 (小学館文庫)




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 w*k
兄アニ^^ MarvelousAQL Inc.さんの
ウェブカレ二次創作ガイドライン
により、画像引用
並びに、現在創作中です

 - * - 

*TFC

古川登志夫さんを応援しています♪
 『あるがまま』という生き方に共感
 してしまった人(私=193)による、
 きまぐれ〜なところです。

   では、早速・・・
   肩の力を抜いて、ひと休み♪
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    | 2020.02.06 Thursday | - | - |

    // N // 36
    22:02
    // どうして? dousite ? //

    キャビネットから白紙の楽譜をさっと取り出し、
    ライティングビューローの扉を開け、
    所定位置にあるペンを走らせる。

    「はい、どうぞ。」
    傍で待っていたフランに手渡す。
    「初めは、こんな感じだったよ。多分。」
    「貰っていいの?」
    彼が頷くと、嬉しいそうに抱え込んだ。
    「ありがとう、アル。」

    *
    スコアの初めの音が静けさを破る。
    1周目は、そのままで。
    2週目は、
    「♪ フラン フラン 聴いているの?
     ♪ フラン フラン ふわふわ巻き毛
     ♪ ブロンドに レースの大きなりぼん
     ♪ フラン フラン クルクルお目目
     ♪ フラン フラン 可愛いぼくの妹 」
    まるで歌うように優しく小さく囁く。
    3週目は、
    互いに、見つめていた。
    兄の暖かい温もりを感じながら…

    「さぁ、目を閉じてごらん。」
    ポロポロン。
    静かに、記憶の引き出しを開ける。

    *
    フランの目頭が熱くなっていた。
    「未完成な僕の曲、聴いてくれてありがとう。」
    彼女の頬に伝う涙を、ハンカチでそっと拭う。

    「父様が戻るまで、もうピアノ触れないんだ。
    フランの音聴いているから、僕の分も弾いてくれない?」
    「お兄様、どうして?」
    「父様からの課題、期日は1週間。
    ちゃんとした答えを出さないと駄目なんだ。
    逃げていた分、挽回するため…。」

    「お兄様みたいに弾けないけど、ピアノに向かうね。」
    彼は、それでいいと微笑んだ。

    *
    「もう少し、時間いい?」
    と、リビングに場所を移し、遅めのティーを飲む。
    「ミケールでは、何をしているの?」
    「音楽と家庭学と…経済も少し。」
    「嗜み程度?」
    「うん、そんなものかしら。」
    何気ない会話、静かなる時。

    「あの…あのさ。」
    彼は、躊躇がちに彼女を見た。
    「何かしら?」
    「友達……え〜と、メモリーメモリー…誰かに話した?」
    「ルームメイトに話したわ。」
    「そう、仲良いの?」
    「どうして?」
    「いや、何でもない。」
    段々もどかしさが募って、目を逸らす彼。
    珍しい仕草に何か察して、彼女は白状する。
    「クリスティーヌに話したわ。
    ロックシティに別荘があるって言う話になって。
    もしかして、会ったの?」
    「あぁ、アレクの店に来てた。
    リクエストあったから、
    指を動かしているうちに、君の事想い出してた。
    家に戻りたい気持ちが強く湧いてきた。」
    「そう。それから?」
    「彼女によろしく言っておいて。」
    「それだけ?」
    彼の目線が漂った。
    「デートに誘う?」
    「馬鹿…」
    彼の白い顔が、すっと赤みを帯びる。
    「…そうだ!カードを出すよ。ところで、連絡先知ってる?」
    「お兄様ったら…協力するわ。」

    *
    妹とゆっくり出来た短い半日だった。

    --------------
    <ツブや記>
    「もう!お兄ちゃまは、我侭なんだから。」
    とフランに突き放されること無く、協力体制???
    フランとクリスの仲はどれくらいか、によるでしょうね。

    いつまでも子供で居るのは許されない
    因習に囚われた社会へ繋がる前に
    雑多なものを学んでおくことは有意義。
    ということに、気づいてしまったら、
    やるっきゃない! ね〜アルぅ〜(笑)
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      | 2009.06.14 Sunday |   ・// N // | - |

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        | 2020.02.06 Thursday | - | - |