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遙かなる時空の中で 夢浮橋(通常版) サンタクロースっているんでしょうか? トーマの心臓 (小学館文庫)




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 w*k
兄アニ^^ MarvelousAQL Inc.さんの
ウェブカレ二次創作ガイドライン
により、画像引用
並びに、現在創作中です

 - * - 

*TFC

古川登志夫さんを応援しています♪
 『あるがまま』という生き方に共感
 してしまった人(私=193)による、
 きまぐれ〜なところです。

   では、早速・・・
   肩の力を抜いて、ひと休み♪
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    | 2020.02.06 Thursday | - | - |

    // N // 16
    10:11
    // 秘密の森3 himitu no mori 3 //

    << …音が忍び寄る
      …逃げなくちゃ >>

    *
    「行ってくる。後は帰ってきてからやるから
    おとなしく寝てるんだぞ。」
    と言い置いて、アレクは出勤した。

    その日、
    ニコルは熱のせいか、ボーっとしていた。
    学校も休んでいたし、食欲もさほどなかったが、
    日中ベットに横になっていたこともあり
    眠気はあまりしなかった。

    アレク、行っちゃったな。
    と、頭の隅で思う。
    カップが2つ食卓の上にある
    片付けなくちゃ…

    ポロロロン
    あれ?
    あるはずのない音が聴こえて
    辺りを探る
    が、やはりない。

    *
    こっちが、夢かもしれない…

    「アルぅ、…の曲弾いて。」
    とふわふわ巻き毛の妹のフランが、おねだりしてくる。
    「ああ、いいよ。」
    と、笑みが零れる。

    「フランは、ほんとこの曲がお気に入りなんだね。
    「うん。」
    愛くるしい眼が、キラキラ輝く
    そこもまた、可愛くて仕方ない。

    *
    ガチャ
    と、ドアを開けると
    まだ、ダイニングにニコルは居た。
    いつも彼は、
    リビングで本を読んでいるか、部屋に篭っている。
    しかし今日は、体調が悪いはず…
    「ニコ、まだ寝ないのか?」
    応えがない、
    アレクはダイニングの椅子に座ったままの彼の傍に近づく
    と、視線が定まっていなかった。
    おい!と肩を揺すっても、反応がない。
    「ニコ…どうしたんだよ…、アルベルト、しっかりしろ!」
    はっとして、アレクを見る。

    「何かあったのか?」
    ぶるぶる震えているニコルの身体を包みながら聞く。
    「…音がしたんだ…ピアノの…お…」
    「そうか。」

    *
    ニコルが寝入ったのを確認して、
    アレクは窓の外に目線を移す。

    彼は、不安なんだ。
    普段口にしない何かに
    怯えているのか、欲しているのか。
    自分の何かと重ね合わせ
    首を振る。
    彼と俺とは生き方が違う。
    今は見守るだけ
    しか出来ない自分にジレンマを覚えながら。


    --------------
    <ツブや記>
    この森は、意外と深かった(笑)
    でも、次のステップにいける
    そんな予感がします。
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      | 2009.05.11 Monday |   ・// N // | - |

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        | 2020.02.06 Thursday | - | - |