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遙かなる時空の中で 夢浮橋(通常版) サンタクロースっているんでしょうか? トーマの心臓 (小学館文庫)




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 w*k
兄アニ^^ MarvelousAQL Inc.さんの
ウェブカレ二次創作ガイドライン
により、画像引用
並びに、現在創作中です

 - * - 

*TFC

古川登志夫さんを応援しています♪
 『あるがまま』という生き方に共感
 してしまった人(私=193)による、
 きまぐれ〜なところです。

   では、早速・・・
   肩の力を抜いて、ひと休み♪
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    | 2020.02.06 Thursday | - | - |

    // N // 07
    12:06
    // マスターのレスト masuta no resuto //

    店の前にある椅子に置かれた看板が
    今日の開店を報せる。

    「やぁ、いらっしゃい。」
    と、カウンターに居た店主が迎える。
    「マスター、ピアノ買ったんだって?」
    「欲しかったからね。」
    と常連客にウインクしてみせる。

    *
    「アレク、こっちも頼むよ。」
    と、新入りの店員に店主が声を掛ける。
    昼のレストランは、家族連れで賑わっていた。

    「マスター、話が違います。」
    と客足が途絶えてから、アレクは非難した。
    「助かるよ、料理作るのでやっとだから。」
    と、マスターは自分のペースで話を進める。
    「明日も頼むよ。」
    と、笑顔で言った。

    *
    「アレ、邪魔じゃないですか?」
    「何馬鹿な事い…って、アレは…」
    と、アレクが指す方向を確かめた。
    場の雰囲気と違う色合いの物体がソコに有る。
    真っ直ぐ彼に向き直って言った。
    「アレは、俺の宝物さ。」
    「って、ピアノじゃないですか。」
    「そうだとも、分かってるならそういう…何で分かる?」
    「俺、弾けますから…いけね。」
    慌てて口を告ぐんだが、もう遅い。
    すぐさまマスターのニヤニヤとした目線を浴びる。
    「じゃ、弾いてくれ。今すぐ。」
    と、歩み寄られる。

    「俺、こっ、これから予定あるんで。帰ります。」
    「なんだ、訳有りか。じゃ、その気に成ったら頼む。
    …っと、もうちょっと片付けしてくれないと給金出ないよ。」
    アレクの帰りかけた足が止まる。
    してやったり、とマスター。
    食えねぇおやじ、とアレク。

    **
    片付けが済んだ頃、
    「今日、誕生日なんだ。1曲聴かせてくれないか。」
    と、マスターが。
    「1曲だけですか、特別ですよ。」
    と、ピアノの前へ。
    「随分弾いてないんで、そこの所よろしく。」
    鍵盤カバーを取り、音が出るのか確かめながら言い、
    一呼吸おいて、パラパランと鍵盤に指を滑らせる。
    マスターは、静かに椅子に腰掛け、
    その音色に耳を傾けた。

    静かに蓋を閉じた時。
    「ありがとう、アレク。
    給金弾むから、ピアノも頼めないか。」
    なんて話を切り出した、痛いトコを突く…

    次の週末から、夜も店を開けることになった。

    --------------
    <ツブや記>
    アレクを不器用なヤツにするか否か?
    考え所ですが;;
    ま〜るく収まってくれるかなぁ?
    っていうか、
    段々軌道がズレてやしないかと。
    ズレても、いいか、と(笑)

    追記>>
     2010.02.16 部分修正しました。
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      | 2009.04.14 Tuesday |   ・// N // | - |

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        | 2020.02.06 Thursday | - | - |