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遙かなる時空の中で 夢浮橋(通常版) サンタクロースっているんでしょうか? トーマの心臓 (小学館文庫)




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 w*k
兄アニ^^ MarvelousAQL Inc.さんの
ウェブカレ二次創作ガイドライン
により、画像引用
並びに、現在創作中です

 - * - 

*TFC

古川登志夫さんを応援しています♪
 『あるがまま』という生き方に共感
 してしまった人(私=193)による、
 きまぐれ〜なところです。

   では、早速・・・
   肩の力を抜いて、ひと休み♪
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「w*k創作」 特別編017 私の声、届いてますか?
16:23
 場所:カフェ・ミルフィーユ

 卒論のテーマを、どうやって展開していく
 のがベストか、考えているうちに煮詰まっていた。
 朝の殆どの時間が過ぎてしまった。

 気分転換は必須だから、
 思い切って関係ないこと――

  *
 そして、お腹もいい具合に空いてきたので、
 子供の頃からのお気に入りのお店に足を向ける。

 カフェ・ミルフィーユの看板、
 変わらない明るい雰囲気のおしゃれなお店。

 11時台だったからか、並ぶ人の姿もなく、
 すんなりとテーブルに着けた。

 ランチメニューの注文を終えてから、
 スマホを取り出して、ゼミの予定が入ってないか確認、
 大学関係も交友関係も、特に無し。

 その時、画面にメール着信を知らせる表示が。
 

From:司『こんにちは。お元気ですか?』
Re:琴李『こんにちは。元気ですよ^^先生は?』
Re:司『日々変わりなく――かな?』
Re:琴李『それって、元気ってことですか?』
Re:司『そうとも言いますね。』

Re:琴李『まだお昼ですよ。暇だから、メールしたとか?』
Re:司『いけませんか?』
Re:琴李『嬉しいです♪週末会えませんか?』
Re:司『またね。』

 あれれ??
 最後の返信送ると同時に、切れちゃった。
 珍しくショートメール楽しめそうだったのに、残念。

  *
 入口のドアが頻繁に開閉して、満席に近くなってきていた。
 案内された席は4人掛けで、独り占めしてる
 のは、ちょっと悪い気がして、店員さんを呼ぼうと――

店員「お客様。」
琴李「はい。」
店員「お食事の用意が整いました。
   席のご移動をお願いしても、よろしいでしょうか。」 
琴李「はい。」

店員「こちらへどうぞ。」

 店員さんは、階上へ案内しようとしてる。
 階上は、個室が並び別料金が必要だ。

琴李「あの、別料金が必要ですよね?」
店員「いえ、必要ありません。どうぞ。」

 店員さんには、悪意はないようだ。
 不審に思いながらも、ついて行くしかない。

 店員さんが、一番奥の部屋をノックした。

??「どうぞ。」
店員「お連れ様がお待ちです、どうぞ。」
琴李「あの、私、待ち合わせとかないです。…」

??「小鳥ちゃん、いらっしゃい。」

 聞き覚えのある声に、伏せていた顔を上げる。

琴李「先生?」
司 「そうだよ。」

 * *

 テーブルの上には、食べきれないくらいの料理が並び、
 目の前には、先生のにこやかな顔。

司 「どうしたの?食べないの?」
琴李「どうして、ここに?」
司 「君と同じ理由。」
琴李「え?」
司 「美味しいものが、食べたくなったから、
   じゃ――ダメかな?」

  *
 
司 「それにしても、奇遇だね。ここで会えるなんて。
   ほんとに元気そうで、安心した。」
琴李「卒論のことで、頭痛いです。」
司 「いいんじゃない、悩めるだけ悩めば。
   君なら、必ず上手くいくよ。」
琴李「調子良く言われると、その気になちゃいます。」
司 「うん、それでいい。」


琴李「今日、学校は?」
司 「オフだよ。順番に休むからね。」
琴李「そっか〜。先生って、忙しいイメージしかないから、
   てっきり今日もお仕事かと思ってました。」
司 「担任外れたから、その分気楽にしてますよ。
   雑用は、増えたけどね。小鳥ちゃんは、どうなの?」
琴李「単位は殆ど取れてるから、就活とか、卒論。」
司 「頑張って。としか言いようがない。手伝えないからね。」
琴李「有難うございます。お気持ちだけでも、嬉しいです。」

司 「この後、予定有る?」
琴李「ないです。」
司 「じゃ、少し付き合ってくれる。」


   * *
 場所:車内

 カフェ・ミルフィーユを後にして、
 駐車場に止めてあった先生の車に乗る。

 公道に出るまでは、FMを聞き流していた。

司 「琴李さん。」
琴李「はい。」
司 「今日、あなたに会えて良かった。
   あの店の偶然には、いつも驚いてしまうけど。」
琴李「私も、いつも驚かされてます。」

司 「メールの返事だけど、」
琴李「はい。」
司 「週末は会えない……いや、しばらく会えない。」
琴李「どうしてですか?」
司 「海外に出るんだ。」
琴李「出張ですか?」
司 「色々とねぇ。ごめん、詳しくは、今言えない事で。」
琴李「大人の事情、っていうヤツですか?」
司 「うん。ほんとごめんね。」   

  *
ラジオ『続いては、流麗のこの曲です。』

 しんみりとした場に合わない、明るい曲がFMから流れ出す。
 このグループの曲って、ラジオでしか聴かない。
 ボーカルの声が、先生に少し似ていて、好きになり始めていた。

 先生の顔を見ようとしたけど、霞んでよく見えない。
 しばらく会えないのは、今までの会えないとは、違う
 気がして、――



 車のスピードが落ちて、路肩に寄り、止まった。

司 「泣いてるの?」

 先生が何を言っているのか、わからない。
 ごめん、と言いながら、先生は私の頬を手で拭う。
 涙が、零れていたんだ、と気づく。



  *

 潮風が吹く浜辺に、先生とふたり足を投げ出して座っている。

 だんだん日は傾いて、オレンジ色の光が空に拡がっていく。

 
司 「落ち着いた?」

 ふたり片寄せながら、
 キラキラと海上を照らす光を映しながら日は落ちていく
 のを、見ていた。

 繋いだ手の暖かさを感じながら――
  



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登場人物>>
 新村司 … 白薔薇学園勤務8年目
 住吉琴李 … 大学4年

  注) 登場人物名は、基本設定とは異なります。

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>>つぶやき
 
  お久しぶりです^^*)
  週末は、先生の誕生日だわ。
  と思いながら、会えない設定なんて、私のバカ(笑)
  琴李の年齢も大人になってきて、色々悩む今日この頃。
 
  言葉足らずな部分は、脳内補てんしてくださいませ<(_ _)> 
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    | 2016.07.14 Thursday |     [w*k2次創作]特別編 | comments(0) |

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