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遙かなる時空の中で 夢浮橋(通常版) サンタクロースっているんでしょうか? トーマの心臓 (小学館文庫)




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 w*k
兄アニ^^ MarvelousAQL Inc.さんの
ウェブカレ二次創作ガイドライン
により、画像引用
並びに、現在創作中です

 - * - 

*TFC

古川登志夫さんを応援しています♪
 『あるがまま』という生き方に共感
 してしまった人(私=193)による、
 きまぐれ〜なところです。

   では、早速・・・
   肩の力を抜いて、ひと休み♪
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    | 2019.08.02 Friday | - | - |

    「w*k創作」 特別編017 私の声、届いてますか?
    16:23
     場所:カフェ・ミルフィーユ

     卒論のテーマを、どうやって展開していく
     のがベストか、考えているうちに煮詰まっていた。
     朝の殆どの時間が過ぎてしまった。

     気分転換は必須だから、
     思い切って関係ないこと――

      *
     そして、お腹もいい具合に空いてきたので、
     子供の頃からのお気に入りのお店に足を向ける。

     カフェ・ミルフィーユの看板、
     変わらない明るい雰囲気のおしゃれなお店。

     11時台だったからか、並ぶ人の姿もなく、
     すんなりとテーブルに着けた。

     ランチメニューの注文を終えてから、
     スマホを取り出して、ゼミの予定が入ってないか確認、
     大学関係も交友関係も、特に無し。

     その時、画面にメール着信を知らせる表示が。
     

    From:司『こんにちは。お元気ですか?』
    Re:琴李『こんにちは。元気ですよ^^先生は?』
    Re:司『日々変わりなく――かな?』
    Re:琴李『それって、元気ってことですか?』
    Re:司『そうとも言いますね。』

    Re:琴李『まだお昼ですよ。暇だから、メールしたとか?』
    Re:司『いけませんか?』
    Re:琴李『嬉しいです♪週末会えませんか?』
    Re:司『またね。』

     あれれ??
     最後の返信送ると同時に、切れちゃった。
     珍しくショートメール楽しめそうだったのに、残念。

      *
     入口のドアが頻繁に開閉して、満席に近くなってきていた。
     案内された席は4人掛けで、独り占めしてる
     のは、ちょっと悪い気がして、店員さんを呼ぼうと――

    店員「お客様。」
    琴李「はい。」
    店員「お食事の用意が整いました。
       席のご移動をお願いしても、よろしいでしょうか。」 
    琴李「はい。」

    店員「こちらへどうぞ。」

     店員さんは、階上へ案内しようとしてる。
     階上は、個室が並び別料金が必要だ。

    琴李「あの、別料金が必要ですよね?」
    店員「いえ、必要ありません。どうぞ。」

     店員さんには、悪意はないようだ。
     不審に思いながらも、ついて行くしかない。

     店員さんが、一番奥の部屋をノックした。

    ??「どうぞ。」
    店員「お連れ様がお待ちです、どうぞ。」
    琴李「あの、私、待ち合わせとかないです。…」

    ??「小鳥ちゃん、いらっしゃい。」

     聞き覚えのある声に、伏せていた顔を上げる。

    琴李「先生?」
    司 「そうだよ。」

     * *

     テーブルの上には、食べきれないくらいの料理が並び、
     目の前には、先生のにこやかな顔。

    司 「どうしたの?食べないの?」
    琴李「どうして、ここに?」
    司 「君と同じ理由。」
    琴李「え?」
    司 「美味しいものが、食べたくなったから、
       じゃ――ダメかな?」

      *
     
    司 「それにしても、奇遇だね。ここで会えるなんて。
       ほんとに元気そうで、安心した。」
    琴李「卒論のことで、頭痛いです。」
    司 「いいんじゃない、悩めるだけ悩めば。
       君なら、必ず上手くいくよ。」
    琴李「調子良く言われると、その気になちゃいます。」
    司 「うん、それでいい。」


    琴李「今日、学校は?」
    司 「オフだよ。順番に休むからね。」
    琴李「そっか〜。先生って、忙しいイメージしかないから、
       てっきり今日もお仕事かと思ってました。」
    司 「担任外れたから、その分気楽にしてますよ。
       雑用は、増えたけどね。小鳥ちゃんは、どうなの?」
    琴李「単位は殆ど取れてるから、就活とか、卒論。」
    司 「頑張って。としか言いようがない。手伝えないからね。」
    琴李「有難うございます。お気持ちだけでも、嬉しいです。」

    司 「この後、予定有る?」
    琴李「ないです。」
    司 「じゃ、少し付き合ってくれる。」


       * *
     場所:車内

     カフェ・ミルフィーユを後にして、
     駐車場に止めてあった先生の車に乗る。

     公道に出るまでは、FMを聞き流していた。

    司 「琴李さん。」
    琴李「はい。」
    司 「今日、あなたに会えて良かった。
       あの店の偶然には、いつも驚いてしまうけど。」
    琴李「私も、いつも驚かされてます。」

    司 「メールの返事だけど、」
    琴李「はい。」
    司 「週末は会えない……いや、しばらく会えない。」
    琴李「どうしてですか?」
    司 「海外に出るんだ。」
    琴李「出張ですか?」
    司 「色々とねぇ。ごめん、詳しくは、今言えない事で。」
    琴李「大人の事情、っていうヤツですか?」
    司 「うん。ほんとごめんね。」   

      *
    ラジオ『続いては、流麗のこの曲です。』

     しんみりとした場に合わない、明るい曲がFMから流れ出す。
     このグループの曲って、ラジオでしか聴かない。
     ボーカルの声が、先生に少し似ていて、好きになり始めていた。

     先生の顔を見ようとしたけど、霞んでよく見えない。
     しばらく会えないのは、今までの会えないとは、違う
     気がして、――



     車のスピードが落ちて、路肩に寄り、止まった。

    司 「泣いてるの?」

     先生が何を言っているのか、わからない。
     ごめん、と言いながら、先生は私の頬を手で拭う。
     涙が、零れていたんだ、と気づく。



      *

     潮風が吹く浜辺に、先生とふたり足を投げ出して座っている。

     だんだん日は傾いて、オレンジ色の光が空に拡がっていく。

     
    司 「落ち着いた?」

     ふたり片寄せながら、
     キラキラと海上を照らす光を映しながら日は落ちていく
     のを、見ていた。

     繋いだ手の暖かさを感じながら――
      



    --------------
    登場人物>>
     新村司 … 白薔薇学園勤務8年目
     住吉琴李 … 大学4年

      注) 登場人物名は、基本設定とは異なります。

    ----------------------
    >>つぶやき
     
      お久しぶりです^^*)
      週末は、先生の誕生日だわ。
      と思いながら、会えない設定なんて、私のバカ(笑)
      琴李の年齢も大人になってきて、色々悩む今日この頃。
     
      言葉足らずな部分は、脳内補てんしてくださいませ<(_ _)> 
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      | 2016.07.14 Thursday |     [w*k2次創作]特別編 | comments(0) |

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        | 2019.08.02 Friday | - | - |
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