↓↓↓ * ただ今応援中!!
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< August 2020 >>


遙かなる時空の中で 夢浮橋(通常版) サンタクロースっているんでしょうか? トーマの心臓 (小学館文庫)




qrcode





 w*k
兄アニ^^ MarvelousAQL Inc.さんの
ウェブカレ二次創作ガイドライン
により、画像引用
並びに、現在創作中です

 - * - 

*TFC

古川登志夫さんを応援しています♪
 『あるがまま』という生き方に共感
 してしまった人(私=193)による、
 きまぐれ〜なところです。

   では、早速・・・
   肩の力を抜いて、ひと休み♪
<< 「漫画」 その一言で変わる○○ | main | 「漫画」 恋しちゃったら・・・ >>

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています


0
    | 2020.02.06 Thursday | - | - |

    「創作」KEY-ゴードン- *Key number 8*
    22:18
     客達は、一旦割り当てられた部屋で待機しつつ、
     息抜きをしたり、次の衣装に着替えたりしていた。

     コネチカット家の人々も同様の時間を過ごす。

    マティス「ディノ。くれぐれもクラウディアから
      目を離さぬ様に。」
    ディノ 「はい、心得てございます。今少しの時間は、
      ジュリアス様と共に過ごされて、
      お召替えに入ったところでございます。
      モーリス殿の奨めでご報告に参りました。」
    マティス「そうであったか。ならば、少し話そうか。」
    ディノ 「御意。」

    マティス「先日の件だが、覚えておるか?」
    ディノ 「はい。私の身の振り様の事でございますね。」

    マティス「再三くどいと、お前は顔をしかめるかもしれない
      が、今一度訊かせてくれ。――
      本来ならは、『約束の日』は5年後でも良かったのだ。
      決まり事では、従者を最低でも一人付けねばならない。
      私は、また若いお前を一人付けてやることを、
      兄上にも申し出てもおらぬ。
      姫があの通りで、こちらに迷惑を掛ける事は気懸り
      であり、誰か付けぬ訳も行かぬ。それを、ディノ
      お前一人に任せても良いものだろうか?」

    ディノ「ご主人様の命であれば、私の意向など
      お気になさらずとも、良いのです。
      先般より、心の準備も他の支度も出来ています。
      どうか、お命じください。」

     十分承知した事であったが、
     マティスは、一人娘を放り出す自分が許せなかった。
     かといって、他に手立ては無い。
     消化しきれない気持を引き摺ったまま、ここに来て。
     繰り返される問答であったのだ。

     ディノはただ、再び命令が下されるのを待った。


      **
     披露宴の入場までにしておきたい事を思い出し、
     控えの部屋を出た。
     会場の外は、ゴードン家の縁の下の力持ちである者達が
     慌ただしく動き回っている。

     性急に運ばなければならなくなかった両家の約束事を
     今回仕切っていたのは、ジュリアスだった。
     王立学校を出て、5年。
     ずっと城主である父カティスを見てきた。
     先頃、補佐に任命されはしたが、その多くは雑用だった。
     自身の晴れの日でもあり、
     式の大部分は従者たちに進行できるよう
     指示、確認をしていた。

     ジュリアスは、進行表を手にしていた。

     そこへ、モーリスが――

    モーリス 「ジュリアス様、お召替えを。」
    ジュリアス「少し待って。すぐに行くから。」


    ジュリアス「クラウディア、また後でね。」

     ノックの後、クラウディアの控えに向かって
     声を掛け、ドアを開いて次の間に入った。


      *
    ジュリアス「モーリス。君の気転のおかげで、
      彼女もリラックスできたよ。」
    モーリス 「それは、宜しかったですね。」

     用意された華やかな衣装に袖を通しながら、
     ――実際は、衣装係の者が脱ぎ着を手伝って――
     ジュリアスは、モーリスと会話した。
     モーリスは、若様の持ち物をチェックしながら、
     係りの者達に指示も出した。


    モーリス 「若様、その様な難しいお顔を
      されていましては…」
    ジュリアス「そう?そんなに酷い顔?
      部屋を出る頃には何とかしよう。――
      そうだね。今は、この後の予定だけれど、
      抜かりなく頼むよ。」
    モーリス 「はい。承知しております。」

     ジュリアスは、進行表を横に置いて、
     上衣を身に纏い、大鏡の前に立った。

    ジュリアス「チーフを。」

     タキシードの襟を正し、
     チーフを胸ボケットに押し込むと
     衣装係は、手袋を差し出した。
     ジュリアスは、そっとそれを手に取る。

    ジュリアス「後の準備も頼む。では、行ってくる。」


    ------------
    つぶやき>
     N番外編です。


    登場人物>
     ジュリアス・ゴードン
     クラウディア・コネチカット … ジュリアスの妻
     モーリス … ゴードン家執事
     マティス・コネチカット … クラウディアの父
     ディノ … コネチカットの従者
     参列者 … 両家の親族
     ゴードン家の従事者
    -------------
    0
      | 2011.11.01 Tuesday |   ・NSS KEY-ゴードン- | comments(0) |

      スポンサーサイト

      0
        | 2020.02.06 Thursday | - | - |
        Comment