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遙かなる時空の中で 夢浮橋(通常版) サンタクロースっているんでしょうか? トーマの心臓 (小学館文庫)




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 w*k
兄アニ^^ MarvelousAQL Inc.さんの
ウェブカレ二次創作ガイドライン
により、画像引用
並びに、現在創作中です

 - * - 

*TFC

古川登志夫さんを応援しています♪
 『あるがまま』という生き方に共感
 してしまった人(私=193)による、
 きまぐれ〜なところです。

   では、早速・・・
   肩の力を抜いて、ひと休み♪
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    | 2020.02.06 Thursday | - | - |

    「創作」KEY-ゴードン- *Key number 5*
    00:01
     燃え立つような朱色を帯びた太陽の光は、
     中天に向かって動き始めていた。
     その日の光を浴びて、
     そよ吹く風にさわさわとざわめく
     草木の緑に照り映えていた。
     どこからか小鳥のハミングが聴こえる
     穏やかな朝。 


    モーリス 「如何ですか、ジュリアス様。」
    ジュリアス「悪くない。」

     着替えた自分の姿を姿見に映し、着心地を確かめた。

    モーリス 「そろそろ出立される頃でしょうか。」
    ジュリアス「ああ、そうだね。
      クラウディア姫はどんな方だろうね。」

     ジュリアスは、窓の外から目線を外さない。
     その方角から彼女らはやってくるだろう、
     普段は平静な態度の持ち主である彼も、
     今日ばかりは勝手が違うようである。
     そんな主の振る舞いを見逃していない
     従者のモーリスが、
     その側近くから話し掛けるのであった。

    モーリス 「婚約されまして、10年は経っております。
     毎年届けられます肖像画をお持ちしてございましょう。」
    ジュリアス「あれは、頂けないね。
     毎年顔立ちが変わって。不可解だよ。」
    モーリス 「画家のサインも代わっていましたね。」
    ジュリアス「だから当てにならないよ、絵なんて。
     僕の顔でさえ、あのように別人じゃないか。」

     壁に掛けてある肖像画を指す。
     モーリスは、ただ苦笑いを浮かべた。

    モーリス 「そうおっしゃられましても、若様。…」
    ジュリアス「君が、気に病む必要などない。
      どんな方でも構いやしないよ。
      家が決めたことならば従う。それだけだ。」

     モーリスは、一つ溜息をついた。
     ジュリアスは、毎度のことと見て見ぬふりをした。

    ジュリアス「モーリス。あの方のために用意した
      部屋を暖めておいてね。頼んだよ。それから、
      先ぶれの時には、いつもの様に連絡を入れて。
      あの方が到着するまで、一人で居させてもらうから。」

    **
     ジュリアスは、モーリスが出て行くのを確かめて、
     部屋の隅の垂れ幕を開けた。

    ジュリアス 「クラウディア。何でここに居るの?」
    クラウディア「だって、早くお逢いしたかったんですもの。」
    ジュリアス 「ダメだなぁ。僕たちは、まだ会ったことが
      ないことになっているのに。君の従者はどうしたの?」

     クラウディアが指した辺りの続きの部屋のドアか開く。
     その従者は、ジュリアスの前に跪いた。

    ジュリアス「挨拶なら、今は聞かない。
      君も君だね。何のためのお目付け役?
      今日と言う大事な日に、困ったことだよ。」

     ジュリアスは、従者のディノをじろっと見た。

    ディノ  「申し訳ございません。でも、姫が…」
    ジュリアス「早く出て行って。謁見まで会わないよ。
      今日の僕には、貴婦人のクラウディアが必要だからね。
      彼女に伝えて、楽しみは夜まで待ってって。
      それまでは、外交的な態度で接しましょうと。
      決まり事だから、我慢してって。
      ――まぁ、気は早いけど、
      ゴードン夫人となれば、不自由はさせないつもりだし、
      ふたりの時間は、大切にしたいと。――
      では、僕もいろいろ準備があるからね。失礼。」

     ジュリアスの言葉が砕けているのは、
     クラウディアに分かってもらうためだった。
     彼女なりに頑張っているのはわかる。

     今、これ以上話すのはお互いによくない。
     一方的な言葉を残し、
     二人を置き去りにして、部屋を出た。


     年下の彼女の不始末に、頭を抱えたい気分だった。
     どうやって忍び込んだかは知らないが、
     城の誰もが彼女たちを出迎えようと待っているのだ。


    ------------
    つぶやき>
     N番外編です。

    登場人物>
     ジュリアス・ゴードン
     モーリス … ゴードン家執事
     クラウディア・コネチカット … ジュリアスの婚約者
     ディノ … コネチカットの従者
    -------------
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      | 2011.10.12 Wednesday |   ・NSS KEY-ゴードン- | comments(0) |

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        | 2020.02.06 Thursday | - | - |
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