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遙かなる時空の中で 夢浮橋(通常版) サンタクロースっているんでしょうか? トーマの心臓 (小学館文庫)




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 w*k
兄アニ^^ MarvelousAQL Inc.さんの
ウェブカレ二次創作ガイドライン
により、画像引用
並びに、現在創作中です

 - * - 

*TFC

古川登志夫さんを応援しています♪
 『あるがまま』という生き方に共感
 してしまった人(私=193)による、
 きまぐれ〜なところです。

   では、早速・・・
   肩の力を抜いて、ひと休み♪

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    | 2020.02.06 Thursday | - | - |

    「w*k創作」 特別編019 ふたり並んで
    00:39
     場所:駅。

     そろそろ時間になると、改札口の時計を見る。
     あと5分。

     私は、出札してすぐの柱のところに居る。
     待ち合わせ相手が、どちらから来てもわかるように。

     ――あと1分程になった。
     お互い遅れても良いと伝えられていたので、
     待ち合わせ場所に着いたと、メールする。

    司 //来てるよ。//
    琴李//どこ?//

     と返事していると、電話をコールする音が!?

    司 『もしもし。もしかして、近くに居る?
       やあ、お疲れ様。』
     
     柱を回り込んで来た彼の声が、聴こえる。

    琴李「いつから居たの?」
    司 「7分位前から、居たよ。」

     ふたり並んで、歩き出す。

    司 「今日は、早かったんだね。」
    琴李「好きで残業してるわけじゃないわよ。」

     本当に。

    琴李「どこに行くの?」
    司 「着いてからのお楽しみ。」
     


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      | 2019.07.16 Tuesday |     [w*k2次創作]特別編 | comments(0) |

      「w*k創作」 特別編017 私の声、届いてますか?
      16:23
       場所:カフェ・ミルフィーユ

       卒論のテーマを、どうやって展開していく
       のがベストか、考えているうちに煮詰まっていた。
       朝の殆どの時間が過ぎてしまった。

       気分転換は必須だから、
       思い切って関係ないこと――

        *
       そして、お腹もいい具合に空いてきたので、
       子供の頃からのお気に入りのお店に足を向ける。

       カフェ・ミルフィーユの看板、
       変わらない明るい雰囲気のおしゃれなお店。

       11時台だったからか、並ぶ人の姿もなく、
       すんなりとテーブルに着けた。

       ランチメニューの注文を終えてから、
       スマホを取り出して、ゼミの予定が入ってないか確認、
       大学関係も交友関係も、特に無し。

       その時、画面にメール着信を知らせる表示が。
       

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        | 2016.07.14 Thursday |     [w*k2次創作]特別編 | comments(0) |

        「w*k創作2」 特別編016 待ってます
        00:01
         場所:琴李自宅近辺

         試験も終わり、やっと冬休みがやって来て、
         少し気が抜けて、ボーっとしてみたい気もする中、
         普段したくても出来ないでいる事への欲求が湧いてくる。

         ショルダーバックに、最小限の小物を詰めて、
         そこに読み始めたばかりの文庫本を1冊入れる。
         厚手のコートを着て、マフラーをして、帽子を被り、
         ブーツを履いて、玄関を出た。

         
         街の何軒かに1軒は、リースや電飾があって、
         商店街に入ると、クリスマスソングが流れ、
         赤色や白色の服装の店員さんが、呼び込みをしていて、
         どこかしら気忙しい雰囲気が漂う。

         ただウインドショッピングするだけじゃ物足りない。
         そう思い出すと、独りでいるのがつらく感じられる。

         それから、――

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          | 2014.12.23 Tuesday |     [w*k2次創作]特別編 | comments(0) |

          「w*k創作」 特別編015 来ちゃいました 
          00:01
           場所:白薔薇学園 校門

           駅から学園は、隣り合っている。
           近くにある通用門は、閉ざされていて、
           運動場をぐるりと回ったあたりに
           正門があって、道のりは遠い。

           土曜の午後は、
           部活の生徒達の姿が、あちこちに見える。

           春まで通いなれた道も、
           卒業から半年も経ってないのに、
           なんだか懐かしい気がする。

           登下校の度に、
           先生達と挨拶を交わした
           あたりには、誰も居ない。
           当たり前の事だけど、
           なんだか寂しい気がする。


          守衛「もしもし。」
          琴李「はい?」
          守衛「入校証は、お持ちですか?」
          琴李「いいえ。」

           敷地に入ってすぐに、呼び止められた。

          守衛「お手数ですが、お名前と訪問先をご記入ください。」
           

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            | 2013.07.13 Saturday |     [w*k2次創作]特別編 | comments(0) |

            「w*k創作」 特別編014 フラレちゃったの…かな?
            01:23
             場所:2-A教室

             ホームルームが終わり、司は琴李を呼び止めた。

            司 「住吉さん、これから…」 
            琴李「先生、すみません。今日は、お手伝いできません。
               早く帰るように言われていますので。」
            司 「そうですか。では、さようなら。また来週。」

             普段通り居残ってくれると思って、
             司は、用事を作っていた。
             用向きを伝えようとしていた、が思い直す。
             
            琴李「はい。さようなら。」

             教壇に積み上げた今日回収したばかりのノートの山
             と、クラスに持ち込んだ物品。
             一人で持つには、不格好になりそうだ。

             そこへ――
             帰り支度をすっかり済ませている薫が、近づいてきた。

            薫 「先生、手伝いましょうか?」
            司 「藤間さん、お願いできますか。」


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              | 2012.03.12 Monday |     [w*k2次創作]特別編 | comments(2) |

              「w*k創作」 特別編013 今日お暇ですか?
              02:40
               場所:司自宅

               ブルブル、いつものバイブ・パターンで携帯が震える。
               眠たい目を押し開け、液晶を見る。

              From:琴李『おはようございます。先生、今日お暇ですか?』

               内心は嬉しい。それと同時に困ったと想う。
               昨夜、同僚と飲みに行ったせいで、お酒が少し残っている。

              Re:司 『おはよう、琴李ちゃん。ごめん、今度にしてくれる?』

               風邪で具合が悪くってとも言えない状況で、
               自分の素行を反省してみるが、後の祭りだ。

              Re:琴李『少しでいいの。先生のご近所で会えないですか?』

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                | 2012.02.16 Thursday |     [w*k2次創作]特別編 | comments(0) |

                「w*k創作」 特別編012 貸しですよ
                01:14
                 場所:2-A教室

                 朝、青空、
                 ザワザワ、ドキドキ…・・・

                 今日は、白薔薇学園の体育祭だ。
                 いつも通りの時間に登校。
                 いつもと違うのは、体操服を着用してだったこと。
                 と、新村先生が担任だということ。
                 
                琴李「先生、おはようございます。」
                司 「おはよう、住吉さん。
                  今日は、仕事がいっぱいですよ。」
                琴李「はい。任せてください。」

                 次に登校して来たクラスメイトは――

                亮子「琴李、おはよう。」
                琴李「亮子、おはよう。もう服汚れてるよ。」
                亮子「ほんと?取って。
                 うちの部ばっか、手伝わされて……
                 何でこんなにこき使われるんだろう?」

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                0
                  | 2011.10.10 Monday |     [w*k2次創作]特別編 | comments(2) |

                  「w*k創作」 特別編011 月の光
                  01:30
                   場所:車内

                   ギアをバックに入れ、車は方向転換し、
                   住宅街を抜け、公園の前を通り、一方通行の道を進んだ。

                   そう長く走らないうちに、家並みは視界から消え、
                   藍色の空が下の方まで広がって見えだした。
                   空の下は、夜光虫がキラキラと光っている。

                  琴李「海だぁ。」

                   車が走行していても、助手席から良く見渡せる。
                   月の光が優しく照らす風景を、琴李は見ていた。

                  琴李「こんな近くに海があったんだね。」

                   その姿を倒していたサイドミラー越しに
                   チラッと見て、司は道に沿ってハンドルを切る。

                  琴李「先生も見れたらいいのに。」
                  司 「せっかくの景色ですからね。
                     どこかで降りて見てみましょうか。」

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                  0
                    | 2011.09.24 Saturday |     [w*k2次創作]特別編 | comments(2) |

                    「w*k創作」 特別編010 月夜
                    15:08
                     場所:学校の帰り道

                     学生鞄を手に琴李は、のろのろと駅に向かって歩いていた。
                     人通りも疎らになった道は、どこか寂しげで、
                     遠くで聞こえ出した靴音にも敏感になる。
                     暗くならないうちに、帰っておくべきだった
                     と反省しても後の祭りだ。

                     コツ…コツコツ…
                     ヒールのある靴音が段々近づいて来る。
                     不安な気持ちに駆り立てられて、
                     走ってしまおうかと――

                    司 「住吉さん、待ちなさい。」

                     琴李は振り向きもせず、走り出す。
                     カッカッカッと靴音が追いかけてくる。
                     ふいに、鞄を持つ手がつかまれる。

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                      | 2011.09.22 Thursday |     [w*k2次創作]特別編 | comments(2) |

                      「w*k創作」 特別編009 もう一度聞かせてください
                      00:01
                       場所:国語科準備室

                       土曜の今日は、授業が午前中で終わる。
                       頼まれていた教室の戸締りをして、
                       学生鞄を下げ、
                       ホームルーム後に集めたアンケートを手に持って
                       琴李は、いつものようにドアを叩く。

                      琴李「新村先生、失礼します。」
                      司 「どうぞ。」

                       応答通りに準備室に入ると、
                       司は、シルバーアッシュの背広、ウォーターカラーに
                       細い白のストライプの入ったカッターシャツ、
                       色味を十分抑えた藍色系のネクタイをきっちり結んでいた。
                       それは、時折授業中に見せるラフな服装とは違う。
                       それは、彼にとっては通勤スタイルであった。

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                      0
                        | 2011.07.16 Saturday |     [w*k2次創作]特別編 | comments(0) |