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w*k
ウェブカレ二次創作ガイドライン により、画像引用 並びに、現在創作中です - * - *TFC
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「w*k創作」 side2-042 鍵の束 23:23
>> はじめに、ご注意事項。
・当ストーリーは、作り話であります。 ・自分的に、やんちゃ設定ありの方向で少し続けます。 ・特定の表現を好まれない方は、 読まないで、回れ右で、よろしゅう<(_ _)> ----------- 1、 帰宅して、 自室のテーブルに、いつものように荷物をまず置いた。 届いていたダイレクトメールを、開封し内容を確かめる。 (就職情報、進学相談会の案内か・・・) 自身には無縁のモノと思えて、興味も湧かない。 (気持ちは、決めているから・・・) と言っても、やりたくないと思う家業の事で、 他にどんな仕事に着きたいとイメージしてるわけじゃない。 取り敢えず進学して、 それから2〜3年の内に、何かが見えてくればとは、思ってる。 甘い考えかもしれないけど―― 続きを読む >> 「w*k創作」 side2-041 もう一人の教育実習生 00:33
>> はじめに、ご注意事項。
・当ストーリーは、作り話であります。 ・自分的に、やんちゃ設定ありの方向で少し続けます。 ・特定の表現を好まれない方は、 読まないで、回れ右で、よろしゅう<(_ _)> ----------- >040の続き 教育実習初日、教頭に紹介されたもう一人、 数学を担当する三角の所にいる南都とは、 実習に来るまで互いに面識が無く、 挨拶を交わす程度の間柄だ。 説明を聞くなど、作業の途中に 南都の視線を感じた事が幾度かあったが、 彼はすぐに目を逸らし、会話に発展する事が無かった。 折角、教生に来たのだから、 他の授業も観ると良いと、古所に勧められ、 今日は、三角の授業も懐かしく、 生徒達の後ろから観た。 * 続きを読む >> 「w*k創作」 side2-040 実習初日、メモ 00:01
>> はじめに、ご注意事項。
・当ストーリーは、作り話であります。 ・自分的に、やんちゃ設定ありの方向で少し続けます。 ・特定の表現を好まれない方は、 読まないで、回れ右で、よろしゅう<(_ _)> ----------- >side039の続き。 3-Aのクラスプレート、 ――3年何か月前は、あの中の1つの机が指定席だった―― 古所の紹介があるまで、廊下で待つ。 教室内が静まって、入室を促された。 「教育実習に来ました。新村司です。 今日から2週間、短い期間ですが、 君達と交流できたらと思ってます。――」 「今日、新村先生は、君達の後ろから見守ってくださいます。」 * 古所の以前と変わらない手法の授業は、懐かしく、 あの頃に戻ったような気さえする。 続きを読む >> 「w*k創作」 side2-039 実習初日、朝 00:01
>> はじめに、ご注意事項。
・当ストーリーは、作り話であります。 ・自分的に、やんちゃ設定ありの方向で少し続けます。 ・特定の表現を好まれない方は、 読まないで、回れ右で、よろしゅう<(_ _)> ----------- >side038の続き。 駅の改札を抜ける。 あの頃と同じルート、 目を瞑っていたって辿り着けそうなくらい 通い慣れた道。 大学に入ってから、遠さかっていた街並み。 街路樹は、あの頃より少し背が高くなって、 木洩れ日は、程よい影を作り出していた。 駅側から見える校庭の門は、閉じられたまま なのは、変わりがなく。 塀に沿って歩いて行くと、正門に辿り着く。 校門の詰所には、守衛の人が居て―― 「おはようございます。」 「おはよう。今日も暑くなりそうだね。」 梅雨の晴れ間の朝は、爽やかな朝とは言い難い。 何処か湿とりとしていて、だた暑さに向かっている。 そんな時間帯だ。 続きを読む >> 「w*k創作」 side2-038 白薔薇へ向かう朝 00:01
>> はじめに、ご注意事項。
・当ストーリーは、作り話であります。 ・自分的に、やんちゃ設定ありの方向で少し続けます。 ・特定の表現を好まれない方は、 読まないで、回れ右で、よろしゅう<(_ _)> ----------- 「今日から、実習ね。」 珍しくマンションに帰って来ていた遥華が、 カップ片手に言った。 「そうと分かっているなら、……いいよ。」 早く起こしてくれてもいいじゃないか、 という言葉を飲み込んだ。 寝坊したのは、俺自身が悪い。 「司、何が言いたいのかな?」 遥華は、自分のプライベートは隠すくせに、 俺の事は、放ってくれない時がたまにある。 が、説明してる場合では無い。 壁に掛かっている時計は、始業時間にかなり近づいている。 「初日から遅刻とか、ありえないよね?」 「確かに、そうね。」 今からじゃ、間に合わない―― * 続きを読む >> 「w*k創作」 side-037 夢の続きがあるとしたら 13:13
>> はじめに、ご注意事項。
・当ストーリーは、作り話であります。 ・自分的に、やんちゃ設定ありの方向で少し続けます。 ・特定の表現を好まれない方は、 読まないで、回れ右で、よろしゅう<(_ _)> ----------- >036の続き 激しい鼓動を感じていたステージ。 それが、もうずっと過去の出来事の様に感じる。 冷たく冴えた空気、緊迫した雰囲気が流れていた。 まるで時間が止まった彫像の様に 誰一人として動かないまま、 その世界の中心でもあるかの様に 視線は唯一人に集中していた。 そんな視線を感じるいとまなく、 沸々とした感情が、体中を駆け廻る。 抱えていた選択肢を一つに絞り、やっと形に変える ことが出来て、気持ちが少し楽になった つもりでいた。 諦める――諦めさせられた――こと こそ正しい選択だと、疑わなかった とは、言い切らない が、誰かを犠牲にして、のうのうとしていられる ほど、大馬鹿にも成れない。 取り返しのつかない言葉を言ってしまった後悔 よりも、自分の気持ちが抑えきれなくなった。 "" 本当は、まだ歌いたい "" 続きを読む >> 「w*k創作」 side-036 もうやれない 00:01
>> はじめに、ご注意事項。
・自分的に、やんちゃ設定ありの方向で少し続けます。 ・特定の表現を好まれない方は、 読まないで、回れ右で、よろしゅう<(_ _)> ----------- >>side-005の続き 持ち時間いっぱいまで走りきると、幕が下りて、 ステージ上のメンバーは、舞台ソデに引っ込む。 「お疲れ様。今日も、良かったわよ。 一杯やっていって。」 オーナーは、一人一人に声を掛ける。 一杯――この言葉が出る出る時は、良い評価の時だ。 それ以外の時は、楽屋からすぐに追い払われる。 一杯やっていくかどうかは、関係ない が、その言葉通り一杯は何か飲んでも良い事になっている。 「シン、今夜どう?」 シンの胸に手を当てて、彼は言う。 続きを読む >> 「w*k創作」 side-035 悩めるだけ悩めばいい 00:01
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・当ストーリーは、作り話であります。 ・自分的に、やんちゃ設定ありの方向で少し続けます。 ・特定の表現を好まれない方は、 読まないで、回れ右で、よろしゅう<(_ _)> ----------- 「司?おい、待てよ。」 良浩は、擦れ違い様に声を掛けて来た。 殆ど単位の取れている良浩に、待ち合わせもなく 大学の広いキャンパスで、ニアミスする事は珍しい。 「何か用?」 「珈琲、飲みに行こうぜ。」 キャンパスを出て、行きつけの喫茶店に向かう。 「マスター、珈琲2つ。」 定位置に立つマスターに、声を掛け、 一番奥の席に腰を下ろす。 「浮かない顔してるな。何か有ったのか?」 「別に。」 「その顔で言う?別にって顔じゃないだろ。違うか?」 執拗に迫られるのは、嫌だ。 が、良浩は放っておいてくれはしないらしい。 3年も濃い付き合いをしてきた仲間の目を欺く のは難しいと、向き合う。 「初めに言っとくけど、良浩のそんな所嫌いだ。」 「わかってる、承知の上だ。でも、 そんなお前を放っておける俺じゃない。 諦めろ、人の性格なんてそうそう変わらないから。 兎に角、モヤモヤの原因を話せよ。」 続きを読む >> 「w*k創作」 side-034 もう戻れない2 00:01
>> はじめに、ご注意事項。
・当ストーリーは、作り話であります。 ・自分的に、やんちゃ設定ありの方向で少し続けます。 ・特定の表現を好まれない方は、 読まないで、回れ右で、よろしゅう<(_ _)> ----------- >033の続き。 * * 俺達は、マンションのリビングで話していた。 「遥華。今度は、いつ来る?」 「ひと月後、位になるかしら。」 「そう。」 「急に、どうしたの?」 「寂しい――って、思ってね。」 「殆ど家に居ない人が、よく言えるわね。」 そう言う遥華も、よく家を空けている。 「俺が会いたい時には、近場に居ないだろ。」 「確かに、そうね。―― でも、月の半分は実家に戻っているわ。 司が帰ってこないから、会えないのよ。」 続きを読む >> 「w*k創作」 side-033 もう戻れない1 00:01
>> はじめに、ご注意事項。
・当ストーリーは、作り話であります。 ・自分的に、やんちゃ設定ありの方向で少し続けます。 ・特定の表現を好まれない方は、 読まないで、回れ右で、よろしゅう<(_ _)> ----------- ―― 子供の頃の事、 ふと思い出す時がある。 ―― ママ、 ボクが大きくなっても、 ずっとずっと、一緒だよ。 ママを、一人になんかさせないから。 ね。 ボクがそう言うと、ママは微笑んだ。 * * 実家に戻った 母は、小学校の入学に必要な書類を揃えていた。 ボクは、買ってもらったばかりのランドセルに 名前を書き終わった教科書やノート、 母手作りのバックに ペンケースや入学式当日に必要な物を、 指示される通りに詰めていく。 続きを読む >> |